アップルは12日、ブラウザSafariの最新版「8.0.2/7.1.2/6.2.2」を公開した。4日に公開された「Safari 8.0.1/7.1.1/6.2.1」でまれに発生していた、アップデート後にSafariにアクセスできなくなる不具合も修正されている。
「Safari 8.0.2」はOS X Yosemite 10.10.1に、「Safari 7.1.2」はOS X Mavericks 10.9.5に、「Safari 6.2.2」はOS X Mountain Lion 10.8.5に対応している。
アップルは4日に「Safari 8.0.1/7.1.1/6.2.1」を公開したが、「8.0.1」については、更新後にSafariが消えてしまう不具合が報告されたため、公開が中止された経緯がある。「7.1.1」と「6.2.1」の公開が中止されることはなかったが、アップルによるとこれらについても同様の不具合が発生する可能性があった。
最新の「8.0.2/7.1.2/6.2.2」には、「8.0.1/7.1.1/6.2.1」で行われた脆弱性13件の修正と不具合の修正も含まれている。
最新版への更新は、Appleメニューから「App Store」を選択し、ツールバーの「アップデート」ボタンをクリックする。
(2014/12/12 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・About the security content of Safari 8.0.2, Safari 7.1.2, and Safari 6.2.2[英文](アップル)
http://support.apple.com/ja-jp/HT6597