アップルは4日、複数の深刻な脆弱性を修正したブラウザの最新版「Safari 7.1.1/6.2.1」を公開した。「Safari 7.1.1」はOS X Mavericks v10.9.5に、「Safari 6.2.1」はOS X Mountain Lion v10.8.5に対応している。
最新版では、いくつかの不具合やパフォーマンスの改善に加え、レンダリングエンジン「Webkit」に含まれる問題13件が修正されている。修正された脆弱性には、任意のコードが実行されるおそれのあるメモリ破壊の問題が多数含まれている。
最新版への更新は、Appleメニューから「App Store」を選択し、ツールバーの「アップデート」ボタンをクリックする。
なお、今回のアップデートでは当初、OS X Yosemite v10.10.1用の「Safari 8.0.1」も同時公開されたが、更新後にSafariが消えてしまう不具合が報告され、現在は公開が中止されている。
(2014/12/05 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・About the security content of Safari 8.0.1, Safari 7.1.1, and Safari 6.2.1[英文](アップル)
http://support.apple.com/ja-jp/HT6596