アップルは18日、複数の深刻な脆弱性を修正したブラウザ「Safari」の最新版「8.0.4/7.1.4/6.2.4」を公開した。「8.0.4」は OS X Yosemite v10.10.2、「7.1.4」は OS X Mavericks v10.9.5、「6.2.4」は OS X Mountain Lion v10.8.5に対応している。
最新版では、レンダリングエンジン「Webkit」に含まれる問題17件が修正されている。メモリー破壊を引き起こす深刻な脆弱性が多数含まれており、悪用されると細工されたWebサイトを閲覧するだけで任意のコードを実行されるおそれがある。
最新版は自動更新や通知のクリックで更新できるほか、手動で「App Store」を確認し更新することもできる。Appleメニューから「App Store」を選択し、「App Store」ウインドウの上部にあるツールバーの「アップデート」ボタンをクリックすると、利用可能なアップデートが表示される。
(2015/03/19 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・About the security content of Safari 8.0.1, Safari 7.1.1, and Safari 6.2.1[英文](アップル)
http://support.apple.com/ja-jp/HT6596