グーグルは14日、深刻な脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定版「42.0.2311.90」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux。
Chrome 42では、Push通知機能が追加されるなど、Webアプリ/拡張機能向けのAPI追加が行われたほか、45件の脆弱性が修正されている。修正された脆弱性には、クロスオリジンでの制限の迂回や、解放したメモリーにアクセスしてしまう問題など、深刻度が「最高」の脆弱性も複数含まれている。
最新版への更新は自動的に行われるほか、Chromeメニュー(右端のアイコン≡)から[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。
(2015/04/15 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2015/04/stable-channel-update_14.html