アップルは7日、複数の深刻な脆弱性を修正したWebブラウザ「Safari」の最新版「8.0.6/7.1.6/6.2.6」を公開した。「8.0.6」は OS X Yosemite v10.10.3、「7.1.6」は OS X Mavericks v10.9.5、「6.2.6」は OS X Mountain Lion v10.8.5に対応している。
最新版では、レンダリングエンジン「Webkit」に関連する脆弱性5件が修正されている。修正された脆弱性には、メモリ破壊を引き起こす深刻な問題が3件含まれており、悪用されると細工されたWebサイトを閲覧するだけで任意のコードを実行されるおそれがある。
最新版への更新は、自動更新や通知のクリックから行えるほか、手動で「App Store」を確認し更新することもできる。Appleメニューから[App Store]を選択し、ツールバーの[アップデート]ボタンをクリックすると、利用可能なアップデートが表示される。
(2015/05/07 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:アップル】
・About the security content of Safari 8.0.6, Safari 7.1.6, and Safari 6.2.6[英文]
https://support.apple.com/ja-jp/HT204826