グーグルは23日、深刻な脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定版「43.0.2357.130」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux。
最新版では、WebUIのバリデーションエラーや、異なるサイト間の制限が突破されてしまう問題など、深刻度「高」の脆弱性を含む複数の脆弱性が修正されているほか、搭載しているFlash Playerが最新の「18.0.0.194」に更新されている。
最新版への更新は自動的に行われるほか、Chromeメニュー(右端のアイコン≡)から[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。なお、最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意したい。
(2015/06/24 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2015/06/chrome-stable-update.html