グーグルは25日、深刻な脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定版「45.0.2454.101」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux。
最新版では、閲覧中のページを操作するDOM(文書オブジェクト)とJavaScriptエンジンが、別のサイトからの操作を許してしまう深刻度「高」の問題が修正されている。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の≡アイコン→[ヘルプと概要]と進むと選択できる。
なお、最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意されたい。
(2015/09/28 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2015/09/stable-channel-update_24.html