モジラは16日、Webブラウザ「Firefox」の最新版「41.0.2」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux、およびAndroid。
最新版では、悪質なページから他の配信元にある機密データへアクセスできてしまうFetchの問題が修正されている。この脆弱性の重要度は4段階中で2番目に高い「高」。
それぞれの最新版は自動更新機能を通じて配布されているほか、手動で更新することもできる。
デスクトップ版Firefoxの手動更新は、Windowsではメニューボタン「≡」をクリック→下段のヘルプボタン「?」をクリック→表示された[ヘルプ]メニューの[Firefoxについて]を選択する。または、[Alt]キーを押してメニューバーを表示し、[ヘルプ]メニューの[Firefoxについて]を選択する。OS Xでは、Firefoxメニューの[Firefoxについて]を選択する。
Android版は、メニューから[設定]→[Mozilla]→[Firefoxについて]→[更新を確認]の順にタップする。
自動や手動で更新した最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意したい。
(2015/10/16 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
<Firefox 41.0.2>
・リリースノート(デスクトップ版)
http://www.mozilla.jp/firefox/41.0.2/releasenotes/
・リリースノート(Android版)
http://www.mozilla.jp/firefox/android/41.0.2/releasenotes/
・セキュリティアドバイザリ
http://www.mozilla-japan.org/security/known-vulnerabilities/firefox.html