グーグルは10日、深刻な脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定版「46.0.2490.86」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux。
最新版では、深刻度が「高」のPDF viewerで情報流出が起こる脆弱性を含め、セキュリティ関連の修正が行われている。内蔵のFlash Playerも最新の19.0.0.245に更新された。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の≡アイコン→[ヘルプと概要]と進むと選択できる。なお、最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意したい。
(2015/11/11 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2015/11/stable-channel-update.html
・APSB15-28:Security updates available for Adobe Flash Player[英文](ア
ドビ)
https://helpx.adobe.com/security/products/flash-player/apsb15-28.html