グーグルは2日、深刻な脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定版「47.0.2526.73」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux。
最新版では、不具合の修正や機能の改善に加え、47件の脆弱性が修正されている。修正された脆弱性には、アプリケーションキャッシュで開放したメモリーを再使用してしまう、深刻度の最も高い「最高」の脆弱性をはじめ、次に高い「高」の脆弱性も複数含まれている。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の≡アイコン→[ヘルプと概要]と進むと選択できる。なお、最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意したい。
(2015/12/02 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update(Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2015/12/stable-channel-update.html