オラクルは20日、四半期ごとに行っている定例アップデートの一環として、JRE(Java Runtime Environment:Java実行環境)の最新版、JRE 8 Update 71(1.8.0_71)を公開した。
最新版では、Update 66以前に影響する脆弱性8件が修正されている。そのうちの3件は、脆弱性評価システム(CVSS)のスコアが最高値の「10.0」とされている危険性の高いもので、悪用されるとシステムが乗っ取られてしまうなどの深刻な被害が発生するおそれがある。
対象となるのは、Windows、v10.7.3以降のMac OS X、Linux、Solaris。JREのアップデート機能(自動更新機能や、Javaコントロールパネルの[更新]タブの[今すぐ更新]ボタン)を使って更新できるほか、同社サイトから無料でダウンロードすることもできる。
(2016/01/20 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:オラクル】
・Oracle Critical Patch Update Advisory - January 2016[英文]
http://www.oracle.com/technetwork/topics/security/cpujan2016-2367955.html
・Javaのバージョンの確認
http://www.java.com/ja/download/installed.jsp
・Javaのダウンロード
http://java.com/ja/download/