グーグルは10日、危険度の高い脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定版「48.0.2564.109」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux。
最新版では、危険度が4段階中で2番目に高い「高」の問題3件、次に高い「中」の問題2件など計6件の脆弱性が修正されている。このほか同梱のFlash Playerが最新版に更新されている。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の≡アイコン→[ヘルプ]と進むと選択できる。
なお、最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意されたい。
(2016/02/10 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2016/02/stable-channel-update_9.html
・APSB16-04:Security updates available for Adobe Flash Player[英文](アドビ)
https://helpx.adobe.com/security/products/flash-player/apsb16-04.html