「小包の配達」通知を装い、添付ファイルを開かせようとするメールが出回っているとして、日本郵政が注意を呼びかけている。15日以降、1日300件を超える問い合わせが相次いでいるという。
昨年12月にも、「JAPAN POSTジャパン」や「日本郵政」等を名乗って小包の配達通知を装う不審メールが出回り、同社は注意を喚起するお知らせを公開した(下欄「関連記事」参照)。今回も前回同様、メールの差出人欄に、部分的に「JAPAN POST」あるいは「日本郵政」等と表示し、タイトルは「小包の配達」の不在通知であることを伝えるものとなっている。
メール本文には「このメールに添付されている委託運送状を印刷して、最寄りのJAPANPOST 取り扱い郵便局までお問い合わせください。」と記し、添付ファイルの開封を促している。つられて添付ファイルを開いてしまうと、ウイルス(マルウェア)に感染するおそれがある。
日本郵政と日本郵便は、顧客にそのようなメールを送ることはないとし、このような不審メールを受け取った場合、添付ファイルを開いたり、記載されているリンク先にアクセスしたりしないよう、呼びかけている。
(2016/02/19 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:日本郵政、日本郵便】
・日本郵政を騙った不審メールが急増していますのでご注意ください(2016年2月16日)[PDF]
http://www.japanpost.jp/information/20160216%20%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B.pdf
・日本郵政を装った迷惑メールについて(2015年12月18日)[PDF]
http://www.japanpost.jp/information/20151218%20%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B.pdf
・「JAPAN POSTジャパン」や「日本郵政」等を名乗って小包の配達を装った不審メールにご注意ください。(2015年12月14日)
http://www.japanpost.jp/information/2015/20151214114758.html