マイクロソフトは9日、3月度の月例セキュリティパッチ(セキュリティ更新プログラム)を公開した。
公開されたパッチは、深刻度が4段階評価で最も高い「緊急」5件と、次に高い「重要」8件の計13件。Windows、Windows Server、Internet Explorer、Edge、Office製品、SharePoint Server、Office Web Apps、.NET Frameworkが影響を受ける。
【更新プログラムの内容】
<緊急>
・[MS16-023]Internet Explorer:リモートコード実行の脆弱性
・[MS16-024]Edge:リモートコード実行の脆弱性
・[MS16-026]グラフィックフォント:リモートコード実行の脆弱性
・[MS16-027]Windows Media:リモートコード実行の脆弱性
・[MS16-028]PDFライブラリ:リモートコード実行の脆弱性
<重要>
・[MS16-025]Windowsライブラリ:リモートコード実行の脆弱性
・[MS16-029]Office:リモートコード実行の脆弱性
・[MS16-030]Windows OLE:リモートコード実行の脆弱性
・[MS16-031]Windows:特権昇格の脆弱性
・[MS16-032]セカンダリログオンサービス:特権昇格の脆弱性
・[MS16-033]USBマスストレージクラスドライバー:特権昇格の脆弱性
・[MS16-034]Windowsカーネル:特権昇格の脆弱性
・[MS16-035].NET Framework:セキュリティ迂回の脆弱性
このほかに、セキュリティ以外の更新プログラムと、新たに「Fynloski」「Vonteera」に対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンが公開されている。
(2016/03/09 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・セーフティとセキュリティセンター
https://www.microsoft.com/ja-jp/security/default.aspx
・2016年3月のマイクロソフトセキュリティ情報の概要
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms16-mar