グーグルは2日、深刻な脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定板「51.0.2704.79」を公開した。対象となるのは、Windows、MacおよびLinux。
最新版では、危険度が4段階中2番目に高い「高」の脆弱性2件を含む15件の脆弱性が修正されている。「高」の脆弱性は、拡張機能とレンダリングエンジン「Blink」で、他のサイトを操作されるおそれのある問題だ。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の≡アイコン→[ヘルプ]と進むと選択できる。
なお、最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意していただきたい。
(2016/06/03 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
https://googlechromereleases.blogspot.jp/2016/06/stable-channel-update.html