グーグルは17日、脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定版「51.0.2704.103」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux。
最新版では、脆弱性3件が修正されている。同社からの告知には記載されていないが、内蔵のFlash Playerも最新の「22.0.0.192」に更新されている。Flash Player最新版ではすでに悪用が始まっている深刻な脆弱性が修正されているため、速やかにアップデートすることが望ましい。
Google Chromeの最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の≡アイコン→[ヘルプ]と進むと選択できる。
なお、最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意していただきたい。
(2016/06/17 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update[英文](Google Chrome Releases)
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2016/06/stable-channel-update_16.html
・APSB16-18:Security updates available for Adobe Flash Player[英文](アドビ)
https://helpx.adobe.com/security/products/flash-player/apsb16-18.html