グーグルは30日、深刻な脆弱性を修正した「Google Chrome」の安定板「53.0.2785.143」を公開した。対象となるのは、Windows、MacおよびLinux。
最新版では、JavaScriptエンジン「V8」で任意のコードが実行されるおそれのある深刻な問題など、計3件の脆弱性が修正されている。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の設定アイコン→[ヘルプ]と進むと選択できる。最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意していただきたい。
(2016/09/30 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update for Desktop[英文](Chrome Releases)
https://googlechromereleases.blogspot.jp/2016/09/stable-channel-update-for-desktop_29.html