グーグルは22日、「Google Chrome 61」の最新安定版「61.0.3163.100」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、およびLinux。
Windows、Mac、Linux用の最新版では、JavaScriptエンジン「V8」で発生する領域外のメモリーにアクセスしてしまう問題など、計3件の脆弱性が修正されている。深刻度は上から2番目に高い「高」と評価されており、悪用されると任意のコードが実行されるおそれがある。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。
Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の設定アイコン→[ヘルプ]と進むと選択できる。最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意していただきたい。
(2017/09/25 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update for Desktop[英文](Google Chrome Releases)
https://chromereleases.googleblog.com/2017/09/stable-channel-update-for-desktop_21.html