グーグルは2月2日、「Google Chrome 64」の最新安定版「64.0.3282.140」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、およびLinux。
最新版では、内部での監査やテストなどで見つかった脆弱性が修正されているという。搭載しているFlash Playerのバージョンは、先週脆弱性問題が指摘された「28.0.0.137」から「28.0.0.161」に更新されており、ゼロデイ攻撃に対処したと見られる。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の設定アイコン→[ヘルプ]と進むと選択できる。
最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意していただきたい。
(2018/02/05 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update for Desktop[英文](Google Chrome Releases)
https://chromereleases.googleblog.com/2018/02/stable-channel-update-for-desktop.html
【関連記事:ネットセキュリティニュース】
・【ゼロデイ攻撃】韓国でAdbe Flash Playerの未修正の脆弱性攻撃発生(2018/02/02)