グーグルは14日、「Google Chrome 64」の最新安定版を公開した。対象はWindows、Mac、およびLinux。
最新版では、JavaScriptエンジン「V8」で、派生クラスのインスタンス化が正しく行われない問題が修正されている。悪用されるとコード実行につながるおそれがあり、脆弱性の深刻度は上から2番目に高い「高」とされている。
更新後のバージョンは、Mac版、Linux版が「64.0.3282.167」、Windows版が「64.0.3282.167/168」となる。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の設定アイコン→[ヘルプ]と進むと選択できる。
最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意していただきたい。
(2018/02/14 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・Stable Channel Update for Desktop[英文](Chrome Releases)
https://chromereleases.googleblog.com/2018/02/stable-channel-update-for-desktop_13.html