グーグルは11日、「Google Chrome 67」の最新安定板「69.0.3497.92」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、およびLinux。
最新版では、脆弱性が2件修正されている。1件はWebAssemblyで関数シグネチャの不整合が起こる問題で、深刻度は4段階中2番目に高い「高」。もう1件はアドレスバーのOmniboxでURLを偽装できる問題で、深刻度は3番目に高い「中」とされている。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の設定アイコン→[ヘルプ]と進むと選択できる。
最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意していただきたい。
また同日、Android用のChrome for Android 69(69.0.3497.91)も公開されている。Google Playで更新できる。
【関連URL:グーグル】
・Stable Channel Update for Desktop[英文]
https://chromereleases.googleblog.com/2018/09/stable-channel-update-for-desktop_11.html
・Chrome for Android Update[英文]
https://chromereleases.googleblog.com/2018/09/chrome-for-android-update_11.html
(2018/09/12 ネットセキュリティニュース)