グーグルは10日、「Google Chrome 70」の最新安定板「70.0.3538.102」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、およびLinux。
最新版では3件の脆弱性が修正されている。うち1件は、JavaScriptエンジンの「V8」で領域外のメモリーへのアクセスが発生するという問題で、深刻度は4段階中3番目に高い「中」とされている。
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の設定アイコン→[ヘルプ]と進むと選択できる。
最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意していただきたい。
(2018/11/12 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:グーグル】
・Stable Channel Update for Desktop[英文]
https://chromereleases.googleblog.com/2018/11/stable-channel-update-for-desktop.html