グーグルは7日、脆弱性1件を修正した「Google Chrome 72」の最新安定版「72.0.3626.96」を公開した。対象は、Windows、Mac、およびLinux。
■更新内容
外部の研究者からJavaScriptエンジン「V8」の実装が不適切だと指摘を受け、これを修正した。脆弱性の深刻度は、4段階中3番目に高い「中」とされている。
■更新方法
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の設定アイコン→[ヘルプ]と進むと選択できる。
最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意していただきたい。
●Android版「72.0.3626.96」も配信開始
なお、安定性とパフォーマンスを改善したAndroid版「72.0.3626.96」の配信も始まっている。アプリを自動更新するように設定されている場合は、自動的に更新が行われる。手動更新は、[Playストア]アイコンを開き、メニュー(≡)の[マイアプリ&ゲーム]の[アップデート]で行える。
(2019/02/12 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:グーグル】
・Stable Channel Update for Desktop[英文]
https://chromereleases.googleblog.com/2019/02/stable-channel-update-for-desktop.html
・Chrome for Android Update[英文]
https://chromereleases.googleblog.com/2019/02/chrome-for-android-update.html