◎ 大阪国際滝井高校のHPから、435名分の個人情報流出
大阪国際滝井高等学校(大阪府守口市)は15日、同校のホームページ(HP)から中学生ら435人分の個人情報が誤ってインターネットに流出したと発表した。流出したのは2002年4月から今年7月末日までに、同校のHPで資料請求やオープンスクールの申し込みをした435人の氏名、年齢、住所、電話番号、中学校名、メールアドレスなど。HPに置いていたデータファイルを誤って閲覧可能な状態にしたため、特定の検索エンジンに登録され、申込者の氏名等の検索でヒットするようになっていたという。14日に匿名の連絡を受けて発覚。直ちに閲覧できないよう対処したが、今月2日から14日までの間に外部から100件以上のアクセス形跡があったという。同校は、15日付で理事長名と校長名でHPに謝罪文を掲載、学内体制の整備を進めて再発防止に努めたいとしている。
・リリース(大阪国際大学)
http://www.oiu.ac.jp/oiei/owabi.html
・リリース(大阪国際 滝井高等学校)
http://www.takii-h.oiu.ed.jp/owabi/index.html
◎ 宮崎市立生目台西小学校、児童53人の成績などがHPに掲載
宮崎県宮崎市立生目台西小学校の児童53人の成績などが、同県三股町立三股小学校の教諭の個人ホームページ(HP)に掲載されていたことが10月15日に判明。同校では同24日、全保護者を対象に説明会を開き、流出に関係した教諭らが流出の経緯を説明し謝罪した。流出したのは、2年前に生目台西小4年生3クラスの学級編成に使用した資料の一部で、2クラス分53名の児童の氏名や生年月日、成績、家庭環境などを表組みに記載したもの。当時学級編成を担当した男性教諭が、個人情報を削除するのを忘れたまま当該データをフロッピーディスク(FD)に保存し持ち帰っていた。同教諭は昨春、三股小へ転勤し、同校の男性教諭にこのFDを提供。受け取った教諭は、個人情報が含まれているとは知らず、今年3月に学級編成の資料として自分のHPにそのまま掲載したという。同15日、宮崎市教育委員会への匿名電話で流出が判明。同日、同市教委は両教諭に連絡し、当該データは同19日までに削除され、HPも閉鎖した。
・宮崎県教育委員会ホームページ
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/index/org/kyoiku/
◎ トヨタカローラ滋賀、車上荒らしで329名分の顧客情報を含むノートパソコン盗難
トヨタカローラ滋賀(滋賀県草津市)は15日、彦根営業所の営業スタッフが車上荒らしにあい、329名分の顧客情報を含むノートパソコンが盗まれたと発表した。盗まれたパソコンは、当該スタッフが自宅に持ち帰り車内に置いていたもので、今月1日夜から翌朝の間に盗まれたという。パソコンには、彦根市などに在住の顧客329名の住所、氏名、電話番号、登録車両情報などが記録されていた。同社は、暗号化やパスワード等によるセキュリティ対策を講じているので、顧客情報が漏えいすることはないと確信しているが、万が一に備えて顧客には事実を知らせ謝罪。直ちに滋賀県警彦根署へ被害届を提出したという。今後は、個人情報管理の徹底を図り再発防止に努めたいとしている。
・リリース(トヨタカローラ滋賀)
http://www.biwa.ne.jp/~t-cosiga/newpage5.htm
◎ 三井住友カード、業務委託先が50名分のCD利用明細を紛失
三井住友カードは14日、同社CD機(現金自動支払機)の管理業務委託先が、50名分の取引記録を記載した利用明細を紛失したと発表した。今月4日、業務委託先の担当者が大阪市淀川区に設置した同社CD機で作業中に、回収した利用明細を同コーナーで紛失したという。紛失した利用明細には、9月30日から10月4日に当該CD機を利用した顧客の一部50名分の名前、クレジットカード会員番号、有効期限、取引内容、取引金額等が記載されていた。同社の調査では、廃棄物処理業者によって回収され焼却処分された可能性が極めて高く、第三者に不正利用された形跡もないという。同社は、該当者に順次個別に事態の説明と謝罪を行っており、今後は業務委託先の管理体制の見直しを行い再発防止に向け取組むとしている。
・リリース(三井住友カード)
https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo8090119.jsp
◎プルデンシャル生命、最大460件の顧客情報盗まれ恐喝~容疑者の身柄拘束中
プルデンシャル生命保険(本社・東京都千代田区)は14日、車上荒らしで最大460件の個人情報を含む保険契約者のリストが盗まれ、犯人から金銭要求の電話があったと発表した。同社によると今月6日深夜、神戸支社の営業社員が大阪市のJR京橋駅付近の駐車場で車上荒らしにあい、ショルダーバッグが盗難。当該社員がバッグに契約者リストが入っていたことを失念していたところ、大阪支社に12日、リストの買い取りを迫る電話が入り、顧客情報の流出が判明したという。盗まれたリストには、最大460名分の契約者の氏名、生年月日、性別、住所が記載されていた。同社は直ちに警察に通報し、容疑者の身柄を拘束。14日の時点では、まだ全ての書類を回収するには至っていないが、共犯者がいる可能性もあり、引き続き捜査中としている。
・リリース(プルデンシャル生命保険)
http://www.prudential.co.jp/corporate/press/000641.html
◎佐賀県教育委員会、3,202人分の個人情報を含むフラッシュメモリー紛失
佐賀県教育委員会は14日、教員採用試験受験者や指導力不足教員などの個人情報を含む3,202名分の個人情報を記録したフラッシュメモリーを紛失したと発表した。県教委によると、教職員課の職員(51)が9月23日にフラッシュメモリーを持ち出し、同日、外出先の健康ランド駐車場で紛失したという。当該メモリーには、教員採用試験受験者1,606名分の氏名や住所、最終学歴などのほか、指導力不足教員175名の情報も記録されている。同職員は今月1日に紛失に気づいたが県教委に報告しておらず、3日に匿名の男性から同課に「フラッシュメモリーを拾った」という電話があり、発覚した。この男性と6日に会う約束をしたが、その後連絡が取れなくなったため、13日に警察に紛失届けを提出したという。県教委は、事故の経緯等の説明と謝罪、二次被害に対する注意を喚起するための信書を関係者全員に発送するとともに、教職員課に相談窓口を設置した。<br><br>
・リリース(佐賀県教育委員会)
http://www.pref.saga.lg.jp/portal/ty-contents/WH/FWHM000601Action.do;jsessionid=736F2D6E65742F73656375726974792F?CNT_ID=5472&contentSetId=CID010&categoryId=111&showCrumbList=true<br>
◎海外開発センター、9,489名分のクレジットカード情報を誤送信
海外開発センター(大阪市西区)は13日、同社が運営する割引特典付カード「TopRankers(トップランカーズ)」の会員宛てに、クレジットカード情報を含む9,493件の顧客情報を誤ってメール送信したと発表した。同社は、クレジットカードの有効期限が今年10月以前であるTopRankers の顧客に、データ更新を再依頼するメールを7日から11日にかけて送信。その際、誤って顧客データのファイルを添付してしまったという。メールを受信した顧客から電話連絡があり、発覚した。流出情報の内容は、TopRankers にクレジットカード登録している顧客の住所、氏名、電話番号、クレジットカード番号、有効期限など。流出件数9,493件のうち9,489件がクレジットカード情報を含む個人情報で、4件がクレジットカード情報を含まない個人情報という。当該メールは、最大で183件配信されたことが確認されている。同社は当該メール受信の可能性がある顧客に削除を依頼すると共に、情報流出が確認された顧客9,493名に対して事情説明と謝罪を行っている。また、加盟店契約カード各社に流出したカード番号を報告、モニタリング等の対応を依頼したという。
・リリース[PDFファイル](海外開発センター)
http://www.ohr.jp/press20051013.pdf<br>
◎ 島根銀行、178件の融資関係資料紛失
島根銀行(本店・島根県松江市)は13日、出雲支店(同出雲市)で178件の融資関係資料を紛失したと発表した。紛失した資料は融資の返済状況を管理する「管理月報」とよばれるもので、178件分の顧客の名前、口座番号、貸出金・預金残高等が記載されていた。内部調査の結果、紛失書類は同行内で保存期限を誤って早期に廃棄した可能性が高く、外部への流出や第三者による悪用の可能性はないという。同行は、再発防止に向け、文書等の管理手順の厳正化と廃棄におけるルールの再徹底を行うとしている。
・リリース(島根銀行)
http://www.shimagin.co.jp/shimagin/n171013.htm
◎ 唐津信用金庫、6名分の顧客情報含む振込依頼書を別人に渡す
唐津信用金庫は13日、6名の顧客情報が記載された「総合振込依頼書」2枚を誤って別の顧客に渡したと発表した。発表によると、7日に顧客へ渡した「総合振込依頼書」16枚の中に、別の顧客宛ての「総合振込依頼書」2枚を混入して渡ししたため、同依頼書2枚に記載されていた振込先の個人情報6名分の漏洩が発生した。情報内容は、振込先の金融機関名、店舗名、預金種目ならびに口座番号、受取人名。誤って渡した顧客からの連絡で発覚し、陳謝の上直ちに回収したため、個人情報が再流出したり悪用される等の二次被害が発生する可能性は極めて低いという。同金庫は依頼書の本来の受取人である顧客にも報告と陳謝をしたといい、再発防止に向け、情報管理態勢の強化を図っていくとしている。
・リリース(唐津信用金庫)
http://www.karashin.co.jp/rouei.pdf
◎小田急電鉄、システム不具合で情報漏えい、最大6,203名に被害
小田急電鉄(本社・東京都新宿区)は13日、インターネットや携帯電話で特急券を予約・購入するシステムに不具合が発生し、個人情報の漏えいや課金ミスが発生したと発表した。不具合があったのは、通称「ロマンスカー@アットクラブ」という約25万人の会員が利用しているサービス。8日に複数の会員から「他の会員の画面が表示される」などの連絡があり、システム構築を請け負った東芝と共に原因調査を行った。原因は6日に行ったシステム改修時のミスとわかり、11日には不具合の改修を完了した。その間、最大で6,203件の情報漏えいの可能性があるという。しかし具体的な被害内容は把握できないため、同社は不具合があった期間中にログインした1万9,531人の会員に対し、事情説明とお詫びの連絡をし、500円相当の金券類を送るとしている。
・リリース[PDFファイル](小田急電鉄)
http://www.d-cue.com/program/info/data.info/1292_2724476_.pdf
◎ライブドアクレジット、HPで他人のIDが表示される不具合
ライブドアの消費者金融ライブドアクレジット(旧ロイヤル信販、東京都港区)は13日、オンラインパーソナルローン「もえろーん」のHPで、顧客のライブドアIDが第三者の画面に表示される不具合があり、サイトを一時閉鎖したと発表した。同社グループサイトで同IDでログインを行い、そのままライブドアクレジットサイトに移った場合、その顧客のセッション情報が第三者に不正に取得されることがあれば、当該顧客のID情報が、ライブドアクレジットHPに表示されてしまう可能性があった。同社は、10日22時から翌日14時頃までサイトを閉鎖し、プログラムの不具合を修正。本件により、ライブドアクレジットのサービスに関する情報が漏洩した事実は一切ないとしている。
・リリース(livedoor CREDIT 【もえろーん】)
http://credit.livedoor.com/AccessAction.do
◎住友生命、1,481人分の顧客情報を含むマイクロフィルム紛失
住友生命保険互助会は12日、大阪本社(大阪市中央区)で1,481名分の顧客情報を収録したマイクロフィルムカセット1本を紛失したと発表した。同社によると、紛失したのは2004年11月24日から同年11月30日の間に契約後の保全手続を行った顧客1,481名分の請求書類を縮小撮影したマイクロフィルムで、書類には顧客の氏名、生年月日、住所、電話番号、証券番号等が記載。告知書や医師の診断書等は含まれていないという。同社は、11日付で該当者に謝罪状を送付。内部調査では誤って廃棄した可能性が高く、外部への情報の漏洩懸念は極めて低いとしている。
・リリース[PDFファイル](住友生命)
http://www.sumitomolife.co.jp/news/051012.pdf
◎ 滋賀県、同報メールを「TO」で送り49件のメールアドレス流出
滋賀県は12日、同報メールを送信する際に誤って宛先欄にメールアドレスを指定し、49件のメールアドレスが流出したと発表した。送信ミスは、県が主催する「地域自立シンポジウム」の参加申込者に、参加当日の公共交通機関の利用を呼びかけるメールを送信する際に起きたもので、個人18名を含む企業や団体など計49件のアドレスが流出した。受信者からの指摘で判明後、県はただちに謝罪メールを送信するとともに、メールを送信するシステムのトップページに「メールのあて先種別についての注意事項」を掲示。今後は、全庁の職員に対し、メール送信の際の適切な操作方法について周知徹底し、再発防止に努めたいとしている。
・リリース[PDFファイル](滋賀県)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2005/10/12/1012ce00.pdf
◎ JAぎふ、車上荒らしで訪問介護利用者120名分のリスト盗難
岐阜市農業協同組合(JAぎふ、岐阜県岐阜市)は12日、訪問看護利用者120名分のリストの入った鞄を車上荒らしで盗まれたと発表した。同組合によると、10日午後5時30分から6時30分までの間に、職員が外食中に駐車していた車両が荒らされ、車内に置いていた鞄が盗まれた。鞄に入っていた訪問介護利用者リストには、顧客120名の住所、氏名、生年月日、電話番号、被保険者番号、介護度が記載されていた。同組合は事件発生直後に岐阜北警察署に被害届を提出している。また今回の事件を教訓として、さらなる安全管理の徹底を図るとしている。
・リリース(JAぎふ)
http://www.jagifu.or.jp/kojin-20051012.htm
◎ 楽天KC、カード情報を含む個人情報1,186件流出、最大5,518件の可能性
信販会社の楽天KC(旧国内信販、本社・福岡市博多区)は12日、顧客情報1,186件の流出を確認したと発表した。最大でクレジットカード情報420件分を含む5,518件の個人情報流出の可能性があるという。同社によると、顧客リストを拾ったという情報が寄せられ、内容を調査したところ、国内信販時代の東京支店(東京都千代田区)で管理していた顧客リストであることがわかった。リストには昨年5月から10月までに該当する個人情報1,186件が記載されており、情報内容は、顧客氏名、自宅と勤務先の電話番号、クレジットカード番号を含む契約番号、契約金額、振替口座など。この情報を含め、東京支店で保管していた情報が最大で5,518件流出した可能性があるという。同社はクレジットカード420件分についてはカードの切替えを行うとし、また現在のところ今回流出した契約番号を使った不正取引は確認されていないが、不正取引が判明した場合は全額補償するとしている。・リリース(楽天KC)
http://www.kcnet.co.jp/p/kc-net/oshirase/051012/index.html<br>
◎ 日本医療事務センター、車上荒らしで豊橋市民病院の患者情報17人分盗難
日本医療事務センター(本社:東京都千代田区)は11日、同社が医療事務を受託している豊橋市民病院(愛知県豊橋市)の患者情報が記載された点検用の診療報酬請求明細書(確認用診療データ)17人分が、車上荒らしで盗まれたと発表した。盗難があったのは7日で、 駐車場の車の後部座席の窓ガラスが割られ、明細書を入れた鞄ごと盗まれていた。ただちに豊橋警察署に連絡し、盗難届けを提出した。明細書に記載されていた内容は、患者氏名、生年月日、保険情報や病名 診療内容など。同社は今回の事態を重く受け止め、個人情報の保護および管理のいっそうの徹底を図っていくとしている。
・リリース[PDFファイル](日本医療事務センター)
http://www.nicjp.co.jp/data/H171011kojin.pdf
◎ 双葉電子工業、台湾で110名分の顧客情報を含むパソコンなど盗難
双葉電子工業(本社:千葉県茂原市)は11日、台湾に出張中の同社社員が台北市内で車上荒らしにあい、取引先企業の担当者110名分の情報が入ったパソコンとPDAを盗まれたと発表した。盗難があったのは9月5日で、直ちに台北市警察局へ届け出たが、見つかっていない。パソコンとPDAに保存されていた個人情報の内容は、取引先企業の同社担当者110名分の氏名、会社名、会社住所、電子メールアドレス、電話番号など。パソコンにはパスワードによるセキュリティが設定されているが、PDAには設定されていないという。 同社は当該顧客に報告とお詫びをしており、全社をあげて再発防止に努めていくとしている。
・リリース(双葉電子工業)
http://www.futaba.co.jp/what/info.html