◎ 三重トヨタ自動車、車上荒らしで顧客情報530件を含むパソコン盗難
三重トヨタ自動車(三重県津市)は8日、志摩店(同志摩市)の社員が自宅付近駐車場で車上荒らしにあい、530件の顧客情報を含むノートパソコンが入った営業カバンを盗まれたと発表した。盗難があったのは9月27日夜から28日未明にかけてで、直ちに所轄警察署に届け出たが、発見に至っていない。パソコンに保存されていた個人情報の内容は、氏名、住所、電話番号、登録車両情報、保険情報、カードポイントなど。同社は、該当顧客へ電話または訪問でお詫びし、文書による案内を実施するとしている。また、万一不正使用の事実が判明した場合は誠意をもって対応するとしている。
・リリース[PDFファイル](三重トヨタ自動車)
http://www.ztv.ne.jp/04801-2f/h.pdf
◎ JA香川県、車上荒らしで45名分の共済関係書類盗難、翌日発見
香川県農業協同組合(JA香川県、高松市)は7日、円座支店の女性職員が国分寺町内の温泉の駐車場で車上荒らしにあい、15世帯45人分の個人情報が記載された「共済保障点検書」入りのバッグを盗まれたと発表した。同組合によると今月5日夜、当該職員が書類の入ったバッグを車内に置いたまま自宅近くの温泉に入っていたところ、自家用車の鍵を壊されバッグを盗まれたという。盗難に気づいた職員は周辺を探索したものの発見できず、近くの駐在所に盗難届けを提出。7日午後、盗難現場付近の水田に落ちているバッグが見つかり、全ての書類を回収した。同組合は、該当者に事情を説明するとともに謝罪。今後は、持ち出した書類の常時携行を義務づけるとし、共済部門はもとより他の事業部門においても再点検を行い、個人情報管理を徹底するとしている。
・リリース(JA香川県)
http://www.kw-ja.or.jp/osirase/kojin/privacy.html
◎ 東急コミュニティー、31名分の工事代金領収書綴り紛失
ビル・マンション管理の東急コミュニティー(東京都世田谷区)は7日、同社に室内工事を発注した神奈川県内31名分の「工事代金領収書綴り」を紛失した可能性があると発表した。同社によると先月10日、同社従業員が集金のため社内手続きを経て持ち出したはずの領収書綴りが見当たらないことに、巡回車内で気づいたという。当該従業員は車中から出ていないため外出前に社内で紛失した可能性も高いと見て、警察署に遺失物届けを提出するとともに社内を捜索したが発見できなかったという。紛失した領収書綴りには、顧客31名の氏名、マンション名、部屋番号が記載されており、うち18名については電話番号も記載されていた。同社は、該当者に事情を説明するとともに謝罪。当面は領収書綴りを社外に持ち出さずに運用しつつ、控えに個人情報が残らない書式の領収書綴りへ変更するとしている。
・リリース[PDFファイル](東急コミュニティー)
http://www.tokyu-com.co.jp/company/pdf/release/171007.pdf
◎ ブレーンチャイルド、メーリングリスト誤操作で受付メールを登録会員に配信
市場調査のブレーンチャイルド(東京都新宿区)は7日、メーリングリストの誤操作により市場調査のアンケートモニターに登録した会員に大量のメールが送信されるトラブルが起こり、登録会員20件弱のメールアドレスが流出したと発表した。メーリングリストは投稿されたメールを登録会員全てに配送するシステムで、設定次第で会員間の双方向コミュニケーションツールにも、顧客に案内などを送る同報メール用のツールとしても利用できる。同社は後者の用途に利用するつもりが、一般の投稿を受け付ける状態になっていたため、送られた全てのメールを配送。アンケート依頼に返信した会員のメールアドレスが流出してしまった。同社は、会員に謝罪するとともに該当メールの削除を依頼。新しいメール配信システムを導入し、管理体制を強化するとしている。
・リリース(ブレーンチャイルド)
http://www.brainchild-inc.co.jp/intersurvey.html
◎ 東京スター銀行、保証人など453名分の顧客情報を含むパソコン紛失
東京スター銀行は7日、個人情報453名分を含むパソコン1台を行内で紛失したと発表した。同行によると、9月30日から10月2日の間に行われたオフィスのレイアウト変更と席替えの作業中に、パソコン1台の所在が不明になったという。作業は、同行行員の立会いのもとに業者に委託して行われていた。パソコンに含まれていた個人情報の内容は、法人融資取引に伴う個人保証人(会社代表者)の氏名、住所、生年月日など。現在、盗難の可能性も含めて所在の確認に努めているが、発見に至っていないという。同行は該当顧客にお詫びと事情説明を行っており、再発防止策を実施して信頼回復に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](東京スター銀行)
http://www.tokyostarbank.co.jp/profile/pdf/051007.pdf
◎ りそな銀行、199社分の顧客情報を紛失
りそな銀行(本店・大阪市中央区)は7日、法人顧客199社分の情報が入ったカバンを同社社員が帰宅途中に紛失したと発表した。紛失したのは3日で、私用鞄に入っていた資料には、同行の神戸支店、三宮支店と取引がある法人199社の法人名、業種、貸出残高などが記載されていた。7日現在、鞄、資料とも発見されていないが、不正使用の事実は確認されていないという。同行は該当顧客に事情説明を行っているところであり、今後は再発防止に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](りそな銀行)
http://www.resona-hd.co.jp/ir/pdf/i_01/171007_1a.pdf
◎ アメリカンファミリー生保、販売代理店で564人分の顧客情報流出
アメリカンファミリー生命保険(アフラック、東京都新宿区)は7日、Winny(ウイニー)のウイルス感染によって564人分の顧客情報が流出したと発表した。同社によると、宮崎県西都市の販売代理店「安藝保険事務所21」が業務用パソコンでWinnyを使用し、今年4月4日にウイルスに感染。9月30日にWinny利用者からの通報で発覚するまでの約半年間にわたり、同店が管理する564人分の顧客情報がWinnyネットに流出していたという。流出情報は、顧客の氏名や生年月日、住所、電話番号などで、79名の顧客に関しては病歴などの医的情報が、2名の顧客に関しては口座情報も含まれていたという。同社は全代理店に対してシステム環境調査を行い、パソコンやソフトウェアの使い方指導の強化など再発防止策に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](アフラック)
http://www.aflac.co.jp/newspdf/100702.pdf
◎ オートテクニカ、オンラインショップの注文客3,000名以上の個人情報流出
オートテクニカ(東京都中央区)は7日、同社が運営するオンラインショップで価格を1桁安く誤表記し、サイトの管理・運営会社に閲覧中止を指示したところ処置を誤り、注文客3,000名以上の氏名、住所、電話番号などの顧客情報が流出したと発表した。同社によると、カーナビの価格を131,000円とすべきところ13,100円と誤記して注文が殺到。サイトの管理委託先が閲覧中止の作業途中に操作を誤り、注文客の個人情報が閲覧できる状態が約1時間続いてしまったという。このため、最大で約3,000件余の顧客情報が漏えいする事態となった。同社は今回の事態を重く受け止め、ホームページの閉鎖とオンライン販売の中止を決定。今後は個人情報対策を徹底して顧客の信頼回復に取り組むとしている。
・リリース(オートテクニカ)
http://www.toritsuke.jp/
◎ 市場開発研究所、アンケート依頼メールを「CC」で送りアドレス354件流出
市場調査の市場開発研究所(東京都渋谷区)は7日、アンケート調査の協力依頼メールを送る際、誤って宛先を「CC」に指定しメールアドレス354件が流出したと発表した。同社によると、6日午後8時過ぎ、モニターにアンケートを依頼するメールを2回に分けて計354件送信した際、メールのヘッダーに受信者のアドレスを表示したまま配信していた。同社は流出確認後、直ちに送信先モニターに事実の報告とお詫びを配信。再発防止策としてメールのCC機能を持たない、1通ずつ配信する仕様に配信システムを改善した。
・リリース(市場開発研究所)
http://www.mdr-j.co.jp/gohoukoku.htm
◎ 日立キャピタル、6名分の口座振替停止依頼書をFAX誤送信
日立キャピタル(東京都港区)とグループ会社の日立キャピタルオートリース(同)は6日、両社の顧客5名分の個人情報が記載された「口座振替停止依頼書」が、誤って第三者宅にファックス送信されと発表した。両社の業務委託先が取引銀行にファックスしようとして誤送信したもので、情報内容は顧客氏名、銀行口座、契約番号など。発表によれば、当該書類はすでに回収しており、二次被害の恐れはないとしている。
・リリース(日立キャピタルオートリース)
http://www.hcal.co.jp/info/info051006.html
・リリース(日立キャピタル)
http://www.hitachi-capital.co.jp/hcc/info/info051006.html
◎ 東芝、取引先約50名分のメールアドレスを含むパソコン紛失
東芝(本社・東京都港区)は6日、同社従業員が9月23日の帰宅途中に、資材調達関係の取引先約50名分のメールアドレスなどを保存したパソコン1台を紛失したと発表した。同従業員は帰宅途中のタクシー降車時に紛失に気づき、タクシー会社等に連絡して捜索したが発見できなかったため、警察当局に遺失物届を提出した。現時点で同パソコンは発見できていないが、保存されていた情報の不正使用は確認されていないという。同社は、盗難や紛失など万一の事態に備え、パソコンには厳重なセキュリティ措置を講じているため、第三者が情報を閲覧することはきわめて困難であるとしている。
・リリース(東芝)
http://www.toshiba.co.jp/privacy/info200510_j.htm