◎ JR西日本、「ジパング倶楽部」会員情報43万名分流出の可能性
JR西日本(本社:大阪市北区)では、高齢者向け会員旅行サービス「JR西日本ジパング倶楽部」の会員情報12万6,680名分の流出が昨年12月に明らかになっているが、今月14日、新たに1,360名分の情報流出を確認したと発表した。同社は、今回の流出から、2003年8月時点での全会員、43万6,967名分の情報が流出した可能性も考えられるという。同社は、情報が流出したと見られる全会員に謝罪した。会員情報が他の会社などにも渡っている可能性があるため、身に覚えのない電話などに注意するよう呼びかけている。また、同様の事象があった場合は、流出会員情報の確認と回収に全力をあげるとしている。
・リリース(JR西日本)
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/060314a.html
・リリース(JR西日本ジパング倶楽部)
http://www.zipangu-club.com/owabi1.html
◎ 酒田天然ガス、委託先が顧客情報410件を含むメモリーカード紛失
ガスの製造・供給を行う酒田天然ガスは14日、ガス機器調査に使う携帯パソコンのシステム管理を委託するティージー情報ネットワーク(本社:東京都品川区、以下委託先)が、顧客情報を含むメモリーカードを紛失したと発表した。委託先の幕張事業所(千葉県千葉市)で起きたもので、当該メモリーカードは、昨年11月16日に同社より同事業所へ送付され保管されていたが、今年2月17日に委託先作業員が紛失に気づいたという。同カードは昨年11月17日に通常手順でデータ消去を行っているが、その記録が残っていない。同社が調査したところ、消去前の段階で410件の顧客情報(氏名、電話番号、不在時の連絡先など)が保存されていたという。今月13日に所轄警察署へ紛失届けを提出したが、発見に至っていない。同社は該当顧客に対し、個別に連絡して事情説明とお詫びをしている。また、委託先と連携して再発の防止に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](酒田天然ガス)
http://www.sakata-n-gas.co.jp/release_060314.pdf
◎愛媛の福祉施設、元職員の私有PCがウイルス感染、44名の個人情報流出
社会福祉法人・松山共生会が運営する知的障害者支援施設(愛媛県松山市)で、入居者の個人情報がインターネット上に流出していたことが14日、わかった。福祉施設ポッポ苑の利用者28名の個人情報で、情報内容は氏名、生年月日、電話番号、通院歴など。施設役員16名の氏名、住所なども流出している。今月8日に第三者から指摘を受けて同施設が調査し、退職した男性職員の私有パソコンが流出元であることが判明したという。
・愛媛県のHP
http://www.pref.ehime.jp/
◎ クオークローン、会員入会申込書3件紛失
消費者金融業のクオークローン(本社:東京都千代田区)は14日、会員入会申込書3件を紛失したと発表した。定期社内検査において判明したもので、廃棄処分する書類に混入し、誤廃棄した可能性が高いという。同申込書には、顧客氏名、自宅住所、電話番号等が記載されていた。該当顧客には、事態説明とお詫びをしており、現在のところ個人情報が不正に使用された事実はないが、万が一第三者による不正使用が発生した場合には、適切な対応をするとしている。また、システム面での対応強化など、顧客情報の取扱いには従来以上に万全を期していくとしている。
・リリース(クオークローン)
http://quoqloan.jp/site/aboutus/news/news060314.html
◎ 日清食品、約300名分の履歴書や個人情報を含むパソコン盗難
日清食品(本社:大阪市)は13日、約300名分の履歴書や個人情報を含むパソコンが盗難にあったと発表した。10日午後11時半過ぎ、阪急電車十三駅ホームで同社社員が電車を待つ間、当該パソコンを入れたバッグが置き引きにあったという。バッグの中には、本年4月入社予定者37名分の個人情報を収納したパソコンと、人事採用のための学生の履歴書(リクルーティングカード・紙)約300名分が入っていた。パソコンには二重のセキュリティ対策が施してあり、情報流出の可能性は極めて低いという。同社は今回の事態を重く受け止め、社内の「情報セキュリティ委員会」を招集して対応にあたっている。関係者全員に対して状況報告とお詫びを行い、万一情報の不正利用が判明した場合は誠意をもって対応するという。また今後、再発防止のためのセキュリティ対策に万全の努力を行っていくとしている。
・リリース(日清食品)
http://www.nissinfoods.co.jp/news/news_release.html?nid=977&yr=2006&mn=3
◎ ドールズコート、スタッフの私有PCから顧客情報など26件流出
愛玩人形の製造販売を行うドールズコート(東京都台東区)は3月13日、スタッフが自宅で使用している個人用パソコンがWinnyのウイルスに感染し、顧客情報がファイル交換ソフトを通じてインターネット上に流出したと発表した。同社によると、流出したのはメールアドレスの個人情報が13件、住所・電話番号・氏名を含む個人情報が9件、法人情報が4件。同社は、該当者に対し個別に連絡して事情の説明と謝罪をするという。同社は、問題の発生原因を突き止め万全の体制を整えるとし、サイトを休止した。
・リリース(ドールズコート)
http://doll.surpara.com/
◎ モークル、Outlook Expressの「BCC」でメールアドレス流出
通信販売のモークル(EC事業部:群馬県桐生市)は3月11日、メールマガジン配信時に顧客のメールアドレスを流出したと発表した。配信する際、Outlook Expressの「BCC」を使用したにもかかわらず、一部の顧客のアドレスが何らかの原因により流出したという。現在、原因を究明している。今後はメールマガジン配信のコンビーズのシステムを利用するとともに、オンライントレード専門部署を設置し、個人情報の流失を防止するとしている。
・リリース(モークル)
http://www.sandal.jp/apology.html
◎ 岐阜スズキ販売、車上荒らしで、44件の個人情報含む鞄盗難
自動車販売の岐阜スズキ販売(本社:岐阜県岐阜市)は10日、車上荒らしで個人29名と業者15店の顧客情報を含む鞄を紛失したと発表した。7日午後11過ぎ、ガラスを割られ車輌にあった営業鞄が盗まれたもので、当該鞄の中には、顧客の個人情報29名(氏名、住所)、取引業者15店(氏名、住所、電話番号)が入っていた。同社は今後、より安全な個人情報管理措置を講じ、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(岐阜スズキ販売)
http://www.gifusuzuki.co.jp/
◎ 三井不動産、メールの誤操作で顧客10名分のアドレス流出
三井不動産(本社:東京都中央区日)は10日、メールの誤操作で顧客10名分のアドレスが流出したと発表した。同社社員が6日、顧客宛てに案内メールを送付した際、誤って10名の顧客のメールアドレスが互いに認識できる状態で配信してしまったという。気づいてすぐ該当顧客全員にお詫びと事情説明をした。誤配信された個人情報は宛先欄のメールアドレスのみで、現時点ではアドレスの不正使用などの事実は確認されていない。同社は今後、メール配信の機械的システムを導入するとともに、社員教育を再徹底することで再発防止に努めていくとしている。
・リリース(三井不動産)
http://www.mitsuifudosan.co.jp/home/info/20060310.html
◎ NHK沖縄放送局、「沖縄戦の絵」提供者290名の個人情報を含むPC紛失
NHK沖縄放送局は9日、番組名「太陽カンカンワイド」の「沖縄戦の絵」コーナーに、番組素材として絵を提供した290名の個人情報が記録されたノートパソコンを紛失したと発表した。7日に豊見城市の旧放送会館から那覇市おもろまちの新放送会館へ移転作業があり、移転完了後に、同パソコンがないことに気づいたという。同パソコンは移転作業開始直前まで担当スタッフが使用していたもの。記録されている個人情報は、同コーナーで紹介する絵の画像見本約530点の提供者290名の住所、氏名、生年月日、電話番号、放送コメントなど。同放送局はパソコンを探し続ける一方、当該提供者への事情説明とお詫びをしている。また、再発防止に向けて改めて個人情報の管理について点検し、情報の取り扱いに、よりいっそうの注意をしていくとしている。
・リリース(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase060309.html
◎ 東京ガス、委託先が顧客情報を記載した「工事設計図書」2件紛失
東京ガスは9日、ガス設備工事業務を委託している関配(本社:東京都品川区)の神奈川設備事業部(横浜市西区)において、経年ガス管改善工事の施工先である顧客宅2件分の「工事設計図書」を紛失したと発表した。作業員が2日の夕方、翌日以降の作業のため、紛失した2件分を含む計6件分の設計図書を事務所より持ち出したもので、7日朝、施工場所に向かう前に図面を確認しようとしたところ、紛失に気づいたという。自宅や事務所内、車両等を捜索したが発見されず、8日午前、秦野警察署に紛失届を提出した。紛失書類には、顧客からガス設備工事の申込みがあった際に発行する「ガス設備工事受付書」「工事図面」等の書類が含まれており、その中に顧客の住所、氏名、電話番号等が記載されていた。同社は該当顧客に個別に連絡して事情説明とお詫びをしており、今後は委託先とも連携して再発防止に努めていくとしている。
・リリース(東京ガス)
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20060309-01.html
◎アルプス技研、元社員のPCがウイルス感染、社員情報など1,668件流出
労働者派遣業のアルプス技研(本社:神奈川県相模原市)は9日、同社元社員の個人用パソコンから、同社社員の個人情報と取引先の情報、合わせて1,668件が流出したと発表した。流出が判明したのは2月23日。この元社員は2002年8月に同社を退職しているが、在職中にデータを個人所有のパソコンに保存し利用、退職後もこのデータを削除しなかったため、ウイルス感染により当該データが流出したと見られている。同社は今後、個人所有のパソコンの安全管理について注意喚起を行うなど、情報管理強化を図り、再発防止に万全を期するとしている。
・リリース[PDFファイル](アルプス技研)
http://www.alpsgiken.co.jp/cgi-bin/whatsnew/img/200639160746/download.pdf
◎ アールプロジェクト、メールニュース誤送信で100名分のアドレス流出
不動産業のアールプロジェクト(東京都千代田区)は8日、メールニュースを誤って「CC」で送り、100名分のアドレスが流出したと発表した。事故が起きたのは先月24日、同社発行の「R News Mail vol.013」配信時で、通常は約100名ずつ読者をグルーピングし、全読者分をBCCで配信していたが、1グループの100名に関してBCCではなくCCで配信してしまったという。同社は今後の対策として、担当者による手作業を止め、メールマガジン自動配信システムを導入することとした。このシステム導入により、メール配信の安全性が確認できるまでの期間、「R News Mail」配信を停止するという。同社はまた、他の読者のメールアドレスが記載してある「R News Mail vol.013」を受け取った読者に対し、当該マガジンの破棄と、複写配布などの利用をしないよう呼びかけている。
・リリース(アールプロジェクト)
http://www.r-project.com/topics/detail.php?id=78
◎ IMJビジネスコンサルティング、メール500件を含むPC紛失
ネットビジネスのコンサルティングを行うIMJビジネスコンサルティング(東京都品川区)は8日、同社契約社員が電車にて帰宅途中、メール受発信情報(約500件)を含むノートパソコンを入れた鞄を紛失したと発表した。3日深夜、東京都内で紛失したもので、鞄には当該パソコンのほか、顧客名刺6枚程度が入っていた。パソコンにはパスワード設定等のリスク回避措置をとっており、現在のところ、情報が外部に流出して不正に利用されたという事実は確認されていない。同社は事態を真摯に受け止め、改めて社員教育の徹底と管理態勢の強化等により再発防止に努めていくとしている。
・リリース(IMJビジネスコンサルティング)
http://www.imjbc.co.jp/newstopics/ns20060308.html
◎長谷川病院、Winnyのウイルス感染で、患者情報のべ2,873件流出
長谷川病院(富山県富山市)は8日、手術を受けた患者の個人情報が同院に勤務する職員の私有パソコンからインターネットに流出していたことが判明したと発表した。流出したのは1997年9月1日~2004年12月10日に同院で手術を受けた手術症例のべ2,873件で、情報内容は患者の氏名、性別、生年月日、手術の内容など。患者の住所や電話番号、病名は記入されていない。当該職員は私有パソコンに当該データを入れていたところ、昨年12月頃にウイルスに感染し、流出したものとみられる。同院は患者データの院外持ち出し禁止、Winnyの使用禁止、私物パソコンの院内持ち込み禁止の措置をとっていたといい、情報が流出した患者への対応を慎重に検討するとしている。
・リリース(長谷川病院)
http://www.h-uro.com/f0_osirase/owabi.html<br><br>
◎ 福岡県の郵便局、Winnyウイルス感染で顧客情報など194件流出
日本郵政公社は8日、福岡県嘉穂郵便局職員の個人所有パソコンから、簡易保険等の利用があった顧客の個人情報194件がインターネット上に流出したと発表した。流出が発覚したのは6日で、個人情報116名分を含む集金一覧リストと、同21名分を含む保険団体加入者リスト、郵便局職員57名分の個人別営業成績などが流出していた。同職員が1999年頃から今年1月下旬頃までに自宅で作成した資料だという。日本郵政公社九州支社は、該当顧客を訪問するなどして陳謝。今後、各郵便局に対して顧客情報の保護管理の徹底を指導するとしている。
・リリース(日本郵政公社)
http://www.japanpost.jp/pressrelease/s12/sonota/060308_12901.html
◎ 煥乎堂、郵送したピアノ個人レッスン生徒43名の一覧表が行方不明
音楽教室運営などの煥乎堂(群馬県前橋市)は3月8日、個人情報の記載されている内部資料の一部が外部に流失した可能性があると発表した。本年2月8日にピアノ個人レッスンの生徒43名の名簿を作成し、内容確認のため講師宛てに普通郵便で郵送したところ、同16日講師の一人より生徒情報が未達である旨の連絡が入ったという。郵便局に問い合わせるなど調査に努めたが、現在まで所在は判明していない。同名簿には43名の氏名、電話番号、在籍コース名が記載されており、銀行口座などの信用情報は含まれていない。同社は、当該生徒全員の自宅を個別に訪問し、お詫びと事情説明をしているという。また、個人情報の管理体制をより強化し、再発防止に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](煥乎堂)
http://www.kankodo-web.co.jp/img/oshirase.pdf
◎ NTT東日本群馬支店、16件の顧客情報を無関係な宛先20先にメール
東日本電信電話(NTT東日本、本社:東京都新宿区)は8日、群馬支店において、16件の顧客情報を記載した社内連絡用の書類を、誤った複数の宛先に、当該送信先のメールアドレスが表示される形で送信したことが判明したと発表した。
誤送信があったのは7日10時21分で、16件の顧客の「Bフレッツ」の工事に関わる社内連絡用書類を同社内の関係部門へ電子メールで送ろうとしたが、誤って社内の送信先ではない20件のメールアドレスに送信。なおかつ当該メールアドレスが着信先に表示される状態で送信してしまったという。同社は、担当者が該当顧客個々にお詫びと状況説明を行い、誤送信先には個別に連絡して着信メールの削除を依頼。今後このような事態が生じないよう、厳重かつ適正な管理を徹底していくとしている。
・リリース[PDFファイル](NTT東日本:群馬支店)
http://www.ntt-east.co.jp/gunma/info/060308.pdf
◎ NTT東西、Winnyのウイルス感染でまた情報流出、顧客と社員2,000件以上
NTT東日本とNTT西日本は8日、NTT西日本(本社:大阪市中央区)の社員の自宅パソコンからNTT東西の顧客150件分と社員2,000件以上の個人情報を含む業務関連ファイルが流出していたと発表した。流出資料は、1998年のADSL実証実験モニターの名簿と、同社員がNTT西日本のサービスなどを知人に勧めるためのリストで、NTT西日本の個人ユーザー106名と法人ユーザー18社、およびNTT東日本の個人ユーザー58名と法人ユーザー55社分が記載されていた。情報内容は氏名(会社名)、住所、電話番号、メールアドレスなど。このほか、NTTグループの社員2,000名の氏名、電話番号などの個人情報も流出した。両社は今回の件に関し、専用の問合わせ窓口を開設。再発防止策としては、業務関連情報の社外持ち出し禁止を再度、周知徹底するとしている。NTT東西では先月24日にも、業務委託先社員の私有パソコンから顧客情報約1,400人分の流出が確認されている。
・リリース(NTT東日本)
http://www.ntt-east.co.jp/release/0603/060308.html
・リリース(NTT西日本)
http://www.ntt-west.co.jp/news/0603/060308.html
◎OA修理のナカムラ、Winnyウイルス感染で沼田市立小の個人情報470件流出
沼田市教育委員会は8日、沼田市立小学校の児童や教職員など470件、のべ738人の個人情報がインターネット上に流出したと発表した。流出が判明したのは2月21日で、この小学校からハードディスクの修理を依頼されたOA機器販売・修理等のナカムラ(本社:群馬県沼田市)に勤務する社員の個人所有パソコンから流出したことがわかっている。流出情報は卒業生を含む児童242人分と教職員などのデータで、住所、氏名、写真などのほか、10名分の生徒指導データも含まれていた。ナカムラの発表によると、この社員は復旧作業が終了した後も、ハードディスクを私有パソコンに接続したままにしていた。同社は今後、社内情報漏えい規定、客先の情報機器取扱いマニュアル、情報媒体の管理規定等を整備し、再発防止に努めるとしている。
・リリース(ナカムラ)
http://www.kknakamura.co.jp/privacy3.html
◎ アコム、72名分のクレジット契約書などを紛失
アコム(本社:東京都千代田区)は8日、72名分の個人情報が記載された書類を紛失していたと発表した。同社によると、紛失したのは個品割賦(ショッピングクレジット)契約書63名分、ローン入会申込書6名分、クレジット入会申込書の写し1名分と本人確認書類の写し2名分で、社内調査や事務処理の過程で紛失が判明したという。これらの書類には、顧客の氏名、住所、電話番号等が記載されていた。同社は、いずれの書類も誤って廃棄した可能性が高いとしており、万一不正使用が発生した場合には、顧客に負担がかからないよう適切に対応するという。また、該当者に対しては個別に事情を説明し謝罪を進めており、今後は事務手順を厳格化し再発防止に努めるとしている。
・リリース(アコム)
http://www.acom.co.jp/publish/060308/index.html