◎ 大阪中央郵便局、配達途中に郵便物が入った配達鞄盗まれる
日本郵政公社近畿支社は5月31日、大阪中央郵便局(大阪市北区)において、配達途中の普通通常郵便物が盗まれたと発表した。同支社によると、同29日午前11時ごろ、同局職員が大阪市北区天神橋6丁目付近のビルの配達を終え、駐車していたバイクに戻ったところ、郵便物の入った配達鞄がなくなっていたという。当該鞄は、翌30日午後3時ごろ、大阪市都島区中野町の大川の川縁において、捜索にあたっていた同局職員により、郵便物44通が入った状態で発見された。盗難時に鞄に入っていた郵便物の数は、調査中である。同支社は、配達途上における郵便物の保護・監視が不十分であったことが盗難の原因だとしている。
・リリース(日本郵政公社近畿支社)
http://www.japanpost.jp/pressrelease/s09/yubin/060531_09204.html
◎ 西松建設、顧客情報92件を含むノートPC盗難
西松建設は5月31日、同社の埼玉県内工事作業事務所で顧客情報92件を含むノートパソコン2台が盗まれたと発表した。現場全休となっていた4月22日午後7時から同月24日午前7時35分までの間に、施錠した作業事務所2階のガラス戸を割られ、事務所内のノートパソコン2台が盗まれた。所轄警察署へただちに被害届けを提出した。当該パソコンには同社が施工した集合住宅の顧客の氏名、住所、電話番号、部屋番号などが含まれていた。当該顧客には集合住宅発注者と打ち合わせた上、すみやかに状況報告と謝罪をしている。同社では再発防止の徹底に努めるとしている。
・リリース(西松建設)
http://www.nishimatsu.co.jp/privacy20060531.htm
◎ 日本電子計算、メール誤送信で顧客295名分のメールアドレス流出
日本電子計算は5月30日、メールの誤送信で顧客のメールアドレスを流出したと発表した。5月23日に顧客60名に、24日に顧客235名に対して同社からセミナー開催の案内を顧客に送信した際、「BCC」で配信すべきところを誤って「TO」にメールアドレスを指定したため、メールの送付先顧客に他の顧客のアドレスがわかるように表示されてしまった。当該顧客に対しては発覚後ただちに、同社の配信部署から謝罪のメールを送信した。また、同社は社内に対策検討会を立ち上げるとともに、人為的なミスを発生することがないようツール利用を徹底し、チェック体制を強化するとしている。
・リリース[PDFファイル](日本電子計算)
http://www.jip.co.jp/uploads/85e347b7-05fc-5640.pdf
◎ 住友信託銀行、一斉点検で、顧客情報1,192件の紛失が判明
住友信託銀行(本社:大阪市中央区)は30日、情報管理強化の一環として一斉点検調査を実施した結果、同社の51店部において、顧客の個人情報が記載された口座開設申込書1,192件を紛失していることが判明したと発表した。紛失書類に記載されていた主な情報内容は顧客氏名、取引番号、口座番号、住所、印影など。内部調査の結果、社内で誤って廃棄した可能性が高く、外部への情報漏えいの懸念は極めて低いとしている。不正要求などの問題は発生していない。同社は該当顧客に対し、すでに連絡とお詫びを既に行っている。また、今回の事態を重く受け止め、再発防止に向け、管理を徹底していくとしている。・リリース(住友信託銀行)
http://www.sumitomotrust.co.jp/IR/company/jp/pdf/nr2006/060530.pdf
◎ KIS、社員の私有PCがウイルス感染、客先個人情報など5,000件流出
ソフトウェア設計・開発などのKIS(ケイアイエス、本社:熊本県熊本市)は5月30日、社員の私有パソコンがウイルスに感染し、自宅に持ち帰った媒体に保存されていた業務情報がインターネットに流出したと発表した。流出情報は、顧客先4,790名、同社社員283名の個人情報、同社の社内資料などで、熊本県立大の学生の電話番号なども含まれるという。同社は、流出対象となった顧客に個別に連絡し、お詫びと事情説明を行っている。流出情報による二次被害情報は入っていないという。同社は、個人用パソコンでの業務データ利用を禁止していたが、今後はその再徹底を図り、再発帽防止に全力をあげて取り組むとしている。
・リリース[PDFファイル](KIS)
http://www.kis.co.jp/topics/image/Ryuusyutu.pdf
◎ ゲームポット、ハードディスク紛失でユーザー情報6万4千名分流出か
オンラインゴルフゲーム「スカッとゴルフ パンヤ」などを運営するゲームポット(本社:東京都港区)と親会社のアエリア(同)は29日、アエリアのデータセンター(東京都豊島区)からサーバーのハードディスク30台が紛失し、うち5台にゲームポットのユーザー情報のべ6万4千名分が残っている可能性があると発表した。同社は盗難の可能性もあるとみて警察への届出を行い、調査を行っている。流出した可能性のあるユーザー情報には、クレジットカード番号などの決済情報は含まれていない。ゲームポットは同日、該当サービスの緊急メンテナンスを行い、流出した可能性のあるユーザーアカウントを停止。該当ユーザーは、所定の手続きに従ってパスワードを変更するよう呼びかけている。
・リリース[PDFファイル](アエリア)
http://www.aeria.jp/aeria/ir/pdf/H180529_11.pdf
・リリース[PDFファイル](ゲームポット)
http://www.gamepot.co.jp/pdf/ir_release/060529_privacy.pdf
◎ NTT西日本、再委託先がShareウイルスに感染、顧客名8,990件流出
NTT西日本和歌山支店(和歌山県和歌山市)とコミューチュア和歌山支店(同)は5月29日、顧客名などを含む工事関連情報がファイル共有ソフトShare(シェア、シャレ)のネットワーク上に流出したと発表した。NTT西日本和歌山支店によると、流出したのは同支店に光回線などの工事を申し込んだ個人8,990件と法人1,655件の名前、法人153件の名前と電話番号。5月9日に流出が発覚し調査したところ、通信工事を担当しているコミューチュアの関係会社社員の私有パソコンがウイルスに感染していることが判明した。当該社員は、工事関連情報をメールで自宅のパソコンに送り、独自に作業用のデータを作成していたという。
・リリース(NTT西日本和歌山支店)
http://www.ntt-west.co.jp/osaka/wakayama/news/2006/0529/index.html
◎ 堺市の小学校、緊急メールのテスト送信を誤り、230名分のアドレス流出
堺市教育委員会(大阪府堺市)は5月26日、堺市立庭代台小学校で誤って児童氏名とメールアドレスを流出したと発表した。5月24日の正午から午後2時頃、同校独自に構築した児童の安全確保のための緊急メールの送信テストで、操作を誤って230人分のアドレスを流出させてしまったという。保護者から「他の人のメールアドレスが一緒に送られてきている」との連絡が学校に入り、判明した。同委員会は、全保護者に対して文書でお詫びをするとともに、全市立学校園に対し、個人情報の取り扱いについて再度周知徹底するよう通知した。
・リリース[PDFファイル](堺市教育委員会)
http://www.city.sakai.osaka.jp/city/info/_koho/pub0605/26_1.pdf
◎ 野村総研、埼玉県の受注業務のテストで5名分の自動車税納付書紛失
埼玉県と業務委託先の野村総合研究所(本社:東京都千代田区)は23日、自動車税の納税者5人分の納付書を紛失したと発表した。県などによると3月8日、自動車税納付書のバーコード読み取りテストを行うために、実在の納税者5名の個人情報が記載された架空の納付書を同総研に送付。同総研は翌9日にコンビニエンスストア10社に対し、この納付書を郵送したが、うち1社から未着との報告があった。同総研は、当該コンビニと郵政公社に捜索を依頼したが発見できず、今月2日、県に調査報告書を提出した。紛失した納付書には、納税者5名分の氏名、住所、郵便番号、自動車登録番号、車台番号、税額、延滞金が記載されていた。県は、該当者に対し事情を説明して謝罪。今後は、できるだけ架空データで作成した納付書を使用し、本物の納付書が必要な場合には、個人情報を塗りつぶすよう徹底するとしている。
・リリース(埼玉県)
http://prosv.pref.saitama.lg.jp/scripts/news/news.exe?mode=ref&yy=2006&mm=5&seq=100
・リリース(野村総合研究所)
http://www.nri.co.jp/news/2006/060523.html
◎ 東京都日野市立あらい保育園、園児11人分の緊急連絡先カード紛失
東京都日野市は23日、市立あらい保育園で園児11人分の緊急連絡先カードと健康保険証の写しを紛失したと発表した。
市によると、同園保育士2人が今月17日に園児を連れて近隣の公園へ散歩に行った際、緊急連絡先と健康保険証の写しを入れたデイバックを公園に置き忘れてしまった。22日に置き忘れに気づき、警察署に遺失物届を出すとともに職員が捜索にあたったが、発見には至らなかった。同園では同日、該当保護者に対し事情を説明し謝罪。翌23日には、同園の全保護者に対し説明会を開いた。
・日野市立あらい保育園児緊急連絡先カードの紛失について(日野市役所)
http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/183,22430,189,1359,html
◎ 協和エクシオ、Winnyウイルス感染で顧客情報93件含む業務資料流出
電気通信設備の協和エクシオ(本社:東京都渋谷区)は22日、社員が自宅で使用している私有パソコンから、顧客情報93件を含む業務資料が流出していたことが19日に判明したと発表した。同社によると、流出したのは個人79名と取引先14社の顧客情報。同社社員が業務上必要なデータを私有パソコンに保存し自宅で作業していたところ、ウイルスに感染しWinnyネット上に流出したという。同社は、内部情報や顧客情報の外部持ち出しを禁止を再徹底するとともに、全社員の個人所有のパソコンについてもファイル交換ソフトの削除チェックを行うとしている。
・リリース(協和エクシオ)
http://www.exeo.co.jp/news/news20060522_1.html
◎ネクストジャパン、顧客の個人情報93,246件含むノートPC盗難
会員制レジャー施設を運営するネクストジャパン(大阪府吹田市)は22日、顧客の個人情報93,246件分を含む業務用ノートパソコン1台が盗難にあったと発表した。4月27日、出勤途中の同社社員が、電車内で当該ノートパソコンを鞄ごと盗まれたもので、警察に届け出るとともに近辺の捜索を続けてきたが、見つかっていない。同パソコンに含まれていた個人情報は、同社が運営する「JJCLUB100」の「プレミアムカード」(クレジット機能付会員カード)を申し込んだ顧客の氏名、住所、電話番号など。現時点では、個人情報の不正流用などの事実は確認されていない。同社は、当該パソコンには厳重なセキュリティ対策を施しているので、情報の流出は事実上不可能と認識しているという。同社は、該当顧客に対しては、お詫びと今後の対応について個別に説明している。また、再発防止策として、社内規定の見直し、社員教育、内部監査の再徹底に尽力していくとしている。
・リリース(ネクストジャパン、)
http://www.nextjapan.com/pdf/060522_Release%20for%20HP(plain).pdf