◎ 北海信用金庫、411名分の顧客情報を含むUSBメモリー紛失
北海信用金庫(本店:北海道余市町)は19日、投資信託商品の販売実績データなどを記録したUSBメモリー1本を紛失したと発表した。同金庫によると、紛失したUSBメモリーには投資信託窓口販売の事務取扱要領や関係書式、研修資料、商品内容などとともに、販売実績の集計資料が記録。当該資料には、昨年11月1日から今年3月31日にまでに同金庫で投資信託商品を購入した顧客の氏名と金額が記載されていた。同金庫は、引き続き紛失したUSBメモリーの捜索を続けるとともに、再発防止に努めたいとしている。
・リリース[PDFファイル](北海信用金庫)
http://www.shinkin.co.jp/hokkai/topic2/msg20060519b.pdf
◎ 東京ガス、委託先が31件の顧客情報を記載した領収証綴り紛失
東京ガスは19日、業務委託先のヤマト住設(本社:東京都世田谷区)の作業員が今月15日の作業中に領収証綴り1冊を紛失したと発表した。同社によると、紛失した領収証綴りは作業中に追加工事や部品の購入等が発生した場合に備えて携行していたもの。「領収証控え」「原符」「領収証」の3枚一組の帳票が1冊に50組綴られており、使用済み36枚の領収証控えに31件分の住所、氏名、購入品名、支払い金額等が記載されていた。ヤマト住設では、該当する顧客に個別に連絡し事情を説明して謝罪。東京ガスは、協力企業に対して顧客情報や領収証の管理を厳重に行うよう徹底し、再発の防止に努めるとしている。
・リリース(東京ガス)
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20060519-01.html
◎ 丸石製薬、医師・薬剤師ら2,019名の個人情報含むノートPC盗難
丸石製薬(大阪市鶴見区)は19日、個人情報を含むノートパソコンが盗難にあったと発表した。15日の午後6時から7時半の間、東京都北多摩西部・南部地区の医療機関を担当する同社医薬情報担当者の営業車の窓が割られ、トランク内に収容していた同社所有のノートパソコン1台が盗まれた。当該パソコンには、上記地区の医療機関を中心に、医師・薬剤師2,019名の個人情報(氏名、勤務先、所属、役職、性別、生年月日、出身大学および卒業年)が保存されていた。盗難発覚後、ただちに所轄警察署に被害届を提出したが、まだ発見されていない。当該パソコンは複数のパスワード等のセキュリティ対策が施されており、保存情報が流出する可能性は極めて低いとしている。同社は、関係者には状況報告とお詫びを行い、今後、情報の不正使用などの事実が判明した場合には、誠意を持って対応するとしている。また、今回の事件を厳粛に受け止め、再発防止に万全の努力を期すとしている。
・リリース(丸石製薬)
http://www.maruishi-pharm.co.jp/060519.pdf
◎ 神奈川トヨタ自動車、顧客情報32件が入った鞄を盗まれる
神奈川トヨタ自動車(横浜市神奈川区)は17日、同社のジョイパーク川崎の店舗で、3日午後7時30分頃、営業スタッフの車が盗難の被害にあい、顧客情報32件分の入った鞄を盗まれたと発表した。ただちに川崎警察署に被害届を提出したが、まだ盗難車両の発見に至っていない。また、情報の不正使用等の被害事実は報告されていない。同社は当該顧客に、電話および訪問で連絡している。また、今回の盗難事件を重く受け止め、今後はこれまで以上に安全管理を徹底していくとしている。
・リリース(神奈川トヨタ)
http://www.kanagawatoyota.com/news/060517.html
◎ 住宅金融公庫、職員が顧客情報を第三者に漏えい
住宅金融公庫(本店:東京都文京区)は17日、同公庫職員が先月25日に顧客情報を第三者に漏えいしていたことを明らかにした。同公庫によると、漏えいしたのは顧客1名の生年月日、借入時の勤務先、勤務先の電話番号。同公庫では、事態発覚後ただちに内部調査を行い、今月10日に当該職員を2ヶ月の停職処分に。該当する顧客に対しては、連絡し事情を知らせているところという。同公庫は、これまで以上に法令の遵守と情報管理の徹底を図り、再発防止に努めたいとしている。
・リリース(住宅金融公庫)
http://www.jyukou.go.jp/head/privacy/060517jouhou.html
◎ ティアンドデイ、案内メールを「TO」で送り452件のアドレス流出
電子計測器や組込みシステムを製造・開発するティアンドデイ(本社:長野県松本市)は16日、展示会の案内メールを際に「BCC」に指定すべきメールアドレスを誤って「TO」に指定したため、452件のメールアドレスが流出したと発表した。
同社によると、誤送信したのは来月28日から開催される「第9回 組込みシステム開発技術展」の案内メール。今月15日に12の送信先グループ別に452件を送信したところ、送信先からの指摘で判明した。同社では、担当部署が顧客情報を一元管理するよう規定していたが、今回のメール配信は、内規に反した手段・方法で行われていた。
同社は、該当する顧客に対し電子メールで事情説明と謝罪、当該メールの削除を依頼。担当者端末から、使用した顧客情報を全て削除した。今後は、社内規程遵守の再徹底を図り再発防止に努めるとしている。
・メールアドレス流出のお詫びとお願い(ティアンドデイ)
http://www.tandd.co.jp/corporate/public/20060516001.php
◎ 九州労働金庫、顧客64名分の口座振替結果を記録した磁気テープ紛失
九州労働金庫(本店:福岡市中央区)は16日、口座振替結果を記録した磁気テープ正・副2本と資料2枚を、業者が配送中に紛失したと発表した。同金庫によると、紛失したのは今月2日に同金庫配送センターから出荷したもので、現在も配送業者が捜索を行っているが、発見に至っていないという。紛失した磁気テープ等には、口座振替を行っている89件64名分の金融機関番号、店番号、口座番号、カナ氏名、管理番号、口座振替の金額、引落結果が記録・記載されていた。同金庫では、該当する顧客に対し、直接、経緯と事後対応を説明して謝罪。再発防止に向け、顧客情報の厳格な取扱いについて再徹底するとしている。
・リリース(九州労働金庫)
http://kyusyu.rokin.or.jp/topics/077.html
◎ NHK岡山放送局、放送受信契約書等11件紛失
NHK岡山放送局は16日、顧客の住所や氏名などが記載された放送受信契約書等11件を紛失したと発表した。同局によると、11日午前10時から午後7時の間に、同局営業部の職員が倉敷市稲荷町から同局までの道程で当該契約書等を紛失した。至急周辺の調査を実施するとともに、警察に紛失届を提出したが、回収には至っていない。同局は該当する顧客に個別に連絡し、二次被害の防止に努めているという。また、セキュリティ教育を改めて徹底するなど、個人情報の取り扱いについていっそう注意していくとしている。
・リリース(岡山放送局)(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase060516.html
◎ 国土交通省、Winnyのウイルス感染で研修参加者44名の連絡先リスト流出
国土交通省関東地方整備局(さいたま市中央区)は15日、同局事務所職員の私有パソコンから、同省主催の研修に参加した研修員連絡先リストが流出したと発表した。同局企画課によると、流出したのは昨秋開催された研修の参加者44名分のリスト。当該研修には、官公庁職員、自治体職員、独立行政法人職員、高速道路社職員が参加しており、リストには氏名、所属、勤務地情報(住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス)、自宅情報(住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス)が記載されていた。当該リストは、参加者が研修後の連絡等のために自発的にまとめたもので、事務所職員が自宅のパソコンに保管していたところ、Winnyを介してインターネット上に流出。今月9日夜、内閣官房情報セキュリティセンターからの連絡で発覚した。
・リリース[PDFファイル](国土交通省関東地方整備局)
http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/kisha/h18/124.pdf
◎ 大阪市信用金庫、85件の顧客情報紛失が判明
大阪市信用金庫は15日、同金庫森ノ宮支店(大阪市中央区)において、今年3月15日に取引のあった顧客85先の情報を紛失したと発表した。同金庫によると、4月21日に行われた内部監査で取引の伝票等の紛失が判明。当該書類には顧客の氏名、口座番号、金額などの取引内容が記載されていた。同金庫は、内部調査の結果、当該書類を誤って廃棄した可能性が高く、書類を回収した業者はすでに焼却処理を行っているため、情報が外部に漏えいする可能性はきわめて低いとしている。また、本件を重く受け止め、再びこうした事態を招くことがないよう顧客情報の安全管理措置のさらなる強化に取り組むという。
・リリース(大阪市信用金庫)
http://www.osaka-shishin.co.jp/info/funsitu20060515.html
◎ コクミン、ポイントカード会員1,960名の個人情報流出
全国に200の薬局チェーン店を展開するコクミン(大阪市住之江区)のポイントカード会員の個人情報が、Share(シェア)のネットワーク上に流出していたことが、13日までにわかった。コクミンによると、流出したのは2003年2月までに申し込んだ九州地区の会員、約1,960名の住所、氏名、電話番号、会員番号を記載したエクセルファイルなど。九州地区の男性社員が店の資料とともに自宅のパソコンに保存していたところウイルスに感染。先月中頃に流出したと見られる。今月13日夕方、共同通信社の指摘で判明し、同社は17日に該当する顧客に対してお詫びの文書を送付した。同社では昨年4月より、業務データの持ち出しや私有パソコンの業務利用禁止を徹底していたが、それ以前のものに関しては管理が行き届いていなかったという。
・コクミン
http://www.kokumin.co.jp/
◎ 東京都立北療育医療センター、個人情報37名分を含む資料を一時紛失
東京都立北療育医療センター(東京都北区)の利用者37名分の個人情報を含んだ資料が一時紛失していたことがわかった。東京都福祉保健局によると、紛失が起きたのは2日。同センターの職員が勉強のために当該資料を持ち帰り、紛失したという。4日には警察へ遺失物届を提出して捜索を続けていたが、11日、JR東日本の東京駅お忘れ物取扱所から連絡があり、12日に職員本人が現物を確認、受領した。当該資料は3日に山手線電車内でJR職員に発見され、池袋駅のお忘れ物承り所で保管された後、警視庁遺失物センターに移送されていた。療育医療センターでは、再発防止のため、個人情報の持ち出し禁止の徹底を図ったという。
・リリース(東京都福祉保健局)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2006/05/20g5c600.htm
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2006/05/20g5a900.htm
◎八千代工業、社員私有PCのウイルス感染で550名分の人事考課資料流出
自動車部品メーカー八千代工業・四日市製作所(三重県四日市)の人事考課資料が、インターネット上に流出していたことが12日までに分かった。本社総務部によると、流出したのは2004年までの10年間に同製作所に勤務した社員のべ550名の一覧に、アルファベットの評価を記載したもの。同製作所の社員がUSBメモリーに入れて持ち帰り自宅の私有パソコンに保存していたところ、昨年3月21日にウイルスに感染し流出。今年1月に外部からの通報で発覚した。当該社員は、規則に反して無断でデータを持ち帰っていたという。
・八千代工業
http://www.yachiyo-ind.co.jp/
◎日新火災、97件152名分の自動車保険事故書類を保存箱ごと紛失
日新火災は11日、同社西日本事業本部(大阪市北区)において、顧客の自動車事故に関する一件書類97件・152名分を文書保存箱ごと紛失したと発表した。同社によると、紛失が発覚したのは2月16日。紛失した一件書類は、同社岸和田サービスオフィスにおいて2002年9月から10月までの間に保険金の支払いが完了した事故に関するもので、顧客の氏名、住所のほか、保険契約内容、診断書等が含まれている。当該書類が外部に持ち出された可能性は極めて低く、誤って廃棄されたと見られている。同社は、該当顧客に謝罪文を送付した。また、今後は従来以上に顧客情報の厳重な管理に努めていくとしている。
・リリース(日新火災)
http://www.nisshinfire.co.jp/whats_new/cp060510.html