◎ ネッツトヨタ中部、個人情報761件分含むノートPC紛失
自動車販売のネッツトヨタ中部(本社:名古屋市名東区)は10日、同社社員が顧客情報761件分が保存されているノートパソコンを紛失したと発表した。紛失したのは10月27日で、同社元宮店駐車場内で当該パソコン(PAL機)の入ったカバンを置き忘れたという。ただちに豊田警察署に盗難届けを提出したが、まだ見つかっていない。当該パソコンに入っていた情報は、個人顧客の住所、氏名、電話番号、車両情報など736件と、法人顧客25件の計761件分で、クレジットカード等の会員番号などは含まれていない。当該パソコンには暗号化によるセキュリティが施してあり、情報流出の可能性は低いという。現在まで情報の不正使用等の報告はされていない。同社は該当顧客にお詫びと状況説明をしている。また、今回の事態を真摯に受け止め、全社をあげて再発防止に努めていくとしている。
・リリース(ネッツトヨタ中部)
http://www.netzchubu.co.jp/owabi.html
◎三菱地所藤和コミュニティ、社員が35名の個人情報含む携帯電話紛失
マンションやビルの総合管理を行なう三菱地所藤和コミュニティ(東京都中央区)は10日、同社東京東支店(東京都台東区)勤務の社員が、35名の個人情報を含む携帯電話を紛失したと発表した。発表によると、当該社員は1日に横浜市内のタクシーの車中で会社から貸与された携帯電話を使用、支店に到着後紛失に気付いた。紛失した携帯電話には、5名分の顧客の苗字と携帯電話番号、約30名分の同社社員の携帯電話番号が登録されており、セキュリティロックは掛けられていなかったという。発覚後ただちに携帯電話の使用停止措置をとり、管轄警察への紛失届けを提出した。現時点では紛失した個人情報に基づく被害は確認されていない。同社では再発防止に向けて、携帯電話における個人情報管理の再徹底を図るなど、社員教育や意識強化に取り組んでいくとしている。
・リリース[PDFファイル](三菱地所藤和コミュニティ)
http://www.mjtc.co.jp/info/pdfs/20061110.pdf
◎ 大阪医大病院と枚方市民病院、勤務医が患者情報含むPCとUSBメモリ盗難
大阪医科大学附属病院(大阪府高槻市)と枚方市民病院(大阪府枚方市)はそれぞれ10日、勤務する医師が5日に駐車場で車上荒らしにあい、患者の症例や検査結果を記録したパソコンとUSBメモリを盗まれたと発表した。発表によると、即刻警察に通報し捜査中だが、現在のところ犯人の逮捕、盗品の発見には至っていない。また、盗まれた個人情報が漏えい、流出、悪用されたという事実は確認されていない。該当する患者には、説明文書を郵送したという。両病院では、再発防止のため管理、指導の徹底を図るとしている。
・リリース(大阪医科大学附属病院)
http://hospital.osaka-med.ac.jp/for_patients/owabi.html
・リリース(枚方市民病院)
http://www.city.hirakata.osaka.jp/freepage/gyousei/byouin/subscribe/usb.htm
◎ 紀陽銀行、合併した旧和歌山銀行の顧客情報3万件以上の紛失を発表
紀陽銀行(本店:和歌山県和歌山市)は10日、先月合併した旧和歌山銀行が合併前に、、顧客情報を記載した文書類を紛失していたと発表した。旧和歌山銀行の本部と31か店で保管していた計3万841件分の顧客情報記載文書で、情報内容は顧客氏名、口座番号、電話番号、取引金額等。内部調査の結果、不正持出された形跡はなく、照会や不正要求等もないことから、誤廃棄の可能性が高く、漏えいの可能性は極めて低いとしている。 また、旧和歌山銀行5か店に保管していた伝票綴り計282営業日分が、保管期限前に焼却処分されていたことも判明した。同綴りに記載の情報件数は約5万9,000件と推定されている。同行は、今回の事態を重く受け止め、再発防止に向け、顧客情報の管理に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](紀陽銀行)
http://www.kiyobank.co.jp/news/news/files/news_208.pdf
◎ 丸井、婦人服売場で顧客情報記載の「お客様カード」250名分紛失
百貨小売業の丸井(本社:東京都中野区)とアパレルメーカーのファイブフォックス(本社:東京都渋谷区)は9日、マルイファミリー海老名(神奈川県海老名市)の婦人服売り場「コムサイズム ショップ」において、顧客情報を記載した「お客様カード」約250名分を紛失したと発表した。発表によると、このカードは同ショップで新商品、フェア等の案内を希望する顧客が記入するもので、顧客の氏名、住所、電話番号等が記載されている。調査の結果、同カードが外部に流出した可能性は極めて低く、情報が第三者に流出した事実は確認されていないという。両社は今後、管理体制を強化して再発防止に努めるとしている。
・リリース(丸井・ファイブフォックス)
http://www.0101.co.jp/information/index.html
◎アルフレッサ ホールディングス、医療関係者の個人情報6,700件が車両ごと盗難
医薬品や医療機器販売のアルフレッサ ホールディングス(東京都千代田区)は8日、同社の子会社であるアルフレッサ ファーマ(大阪市中央区)において、医療関係者6,700名分の個人情報が盗難にあったと発表した。発表によれば盗難にあったのは4日午前9時頃で、営業用の車両とともに、これらの個人情報が含まれた業務用パソコン等が盗まれた。パソコンには、医療関係者5,058名分の氏名、勤務先名、自宅住所等の個人情報が、アクセスを困難にするためのセキュリティ対策を施した状態で保存されていた。また、このほかにも1,642名分の氏名、勤務先名等が記載された群馬県および栃木県の医療関係者の名簿があったという。現時点では、当該個人情報の不正利用等は報告されていない。同社では今後、社員教育の再徹底を行い、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](アルフレッサ ホールディングス)
http://ir.eol.co.jp/ASP/2784?task=download&download_category=tanshin&id=400064&a=b.pdf
◎ 広島ガス、委託先が273名分の顧客情報を含む書類紛失
広島ガス(本社:広島市南区)は8日、子会社の広島ガスサービス(同)へ委託した業務で、個人情報を含んだ書類を紛失したと発表した。紛失したのは、顧客情報260件を含む顧客一覧と、同13件を含む共用建物管理表。ほかに定期保安巡回調査表も紛失したが、個人情報は含まれていない。同社によると、子会社の社員が今月4日、ガス設備の安全確認作業を行うために広島市内を巡回中、当該書類がなくなっていることに気付いた。警察署に遺失物届を提出するとともに、同日と翌5日、周辺を探索したが見つからなかった。同社は6日に子会社から連絡を受け、翌7日に該当者宅を訪問し事情を説明して謝罪。8日、全社員に対し個人情報の管理徹底を指導した。
・リリース(広島ガス)
http://www.hiroshima-gas.co.jp/com/w_new/news05.htm
◎ 津市立雲林院小学校、車上荒らしで生徒の成績など110名分を含むメモリー盗難
三重県津市教育委員会は8日、市立雲林院(うじい)小学校の女性教諭が車上荒らしにあい、生徒の成績など110名分の個人情報を含むフラッシュメモリーを盗まれたと発表した。市教委によると、女性教諭が今月3日夜、自宅に駐車していた自家用車の車内にフラッシュメモリーを入れたバッグを置き忘れたところ、4日朝までに車の窓ガラスが割られ、バッグが盗まれた。フラッシュメモリーには、同小を卒業した中学校生徒の成績データ32名分、同小児童の学年と名前が記載された名簿44名分、社会教育関係団体の個人のメールアドレス34件が記録されていた。市教委では、同小児童および同小を卒業した芸濃(げいのう)中学校生徒の保護者会を開催し経緯を説明。市内の各校に対し、帳簿や公文書などの管理徹底を促す通知文を発送した。
・リリース(津市)
http://www.info.city.tsu.mie.jp/modules/news1/article.php?storyid=143
◎ センチュリー21、Winnyのウイルス感染で顧客情報流出
不動産取引業のセンチュリー21(本社:東京都港区)は8日、フランチャイズ加盟店の西村不動産(東京都練馬区)から顧客情報が流出したと発表した。先月16日頃にウイルスに感染しWinnyネットワーク上に流出したもので、西村不動産では該当する顧客および流出情報の特定を急いでいる。また両社は、第三者によって当該情報が不正に利用された事実はないとしている。
・リリース[PDFファイル](センチュリー21)
http://www.century21.jp/company/news/pdf/061108.pdf
・リリース(西村不動産)
http://www.nsfd.co.jp/owabi.htm
◎ プロティビティジャパン、大分銀行の顧客情報など5,268件を含むノートPC盗難
リスクコンサルティングのプロティビティジャパン(本社:東京都千代田区)は7日、同社社員の住宅に先月25日夜、何者かが侵入し、社員に貸与している業務用ノートパソコン1台が盗まれたと発表した。同社などによると、盗まれた業務用ノートパソコンには、大分銀行(本店:大分県大分市)の顧客4,379名分と同行子会社の大分保証サービス(本社:同)の顧客889名分の名前、生年月日、融資残高などが保存されていた。同社は警察署に被害届けを提出。該当者に対しては、大分銀行と大分保証サービスから個別に通知し、事情の説明と謝罪を済ませている。大分銀行は同日、同行県庁内支店で1,794名分の顧客情報を記載した伝票綴りを紛失したことも合わせて発表。顧客情報の厳格な取り扱いを徹底し、情報管理態勢の強化に努めるとしている。
・リリース(プロティビティジャパン)
http://www.protiviti.jp/aboutus/announcement061107.html
・リリース(大分銀行)
http://www.oitabank.co.jp/kaisha/news/wn181107a.html
・リリース(大分銀行)
http://www.oitabank.co.jp/kaisha/news/wn181107b.html
◎ 楽天KC、個人情報2名分を含む帳票2枚を車上荒らしで盗難
クレジットを手掛ける楽天KCは11月6日、同社社員が高松市内で車上荒らしにあい、個人情報を含む帳票2枚を盗まれたと発表した。紛失帳票はカード入会申込書の加盟店控え2枚で顧客2名分の会員番号、氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先内容等を含む。当該社員は就業中に高松市内の駐車場で車上荒らしにあい、当該帳票を含む営業カバンを盗まれた。事件発生後、直ちに警察へ被害を届け出たが、現時点において当該カバンの発見には至っていない。当該顧客へは既に連絡して謝罪し、了解を得た。同社では本件を深く受け止め、個人情報保護に対する意識付けや社員教育の更なる徹底を図り、再発防止に努めるとしている。
・リリース(楽天KC)
http://www.rakuten-kc.co.jp/p/kc-net/oshirase/061110/index.html
◎ 高知大丸、婦人服コムサデモード売場で「お客様名簿」紛失
高知大丸(高知県高知市)は2日、同社婦人服コムサデモード売り場で、顧客の氏名、住所、電話番号等を記載した「お客様名簿」を紛失したと発表した。同社によると、本件については経済産業省に届出を行い、当該名簿に記載のあった顧客には、書面をもって事情を説明するとしている。また同社は今後、顧客名簿の取扱いにかかる社内規則の遵守を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・リリース(高知大丸)
http://www.kochi-daimaru.co.jp/apologize.html
◎ 京都タカシマヤ、化粧品コーナーで顧客情報含むSDカード紛失
高島屋京都店(京都市下京区)は2日、同店1階「マックス ファクター化粧品コーナー」で、顧客情報を含む記録媒体(SDカード)を紛失したと発表した。同媒体には、2002年6月1日から2004年11月30日までの顧客情報が記録されている可能性があり、情報内容は氏名、住所、電話番号、購入履歴など。情報の読み取りには、専用機器と解読ソフト、特定パスワードが必要で、セキュリティ面は高度だという。現在までの調査の結果、同情報が第三者に渡っている可能性は低く、利用された事実はない。同社は、本件について関係官庁に報告し、当該カードに情報が含まれている可能性のある顧客全員に、説明とお詫びをした。また今後、管理体制を強化し、再発防止を徹底していくとしている。
・リリース(高島屋京都店)
http://www.takashimaya.co.jp/about/excuse/061102/
◎NTT西日本、顧客情報1,614件分がWinnyネットワーク上に流出
NTT西日本は2日、同社の鳥取支店(鳥取県鳥取市)の顧客1,614件分の個人情報がWinnyネットワーク上に流出したと発表した。流出したのは米子営業支店の中小企業担当部署が2001年12月に作成した業務関連ファイルで、米子エリアの個人顧客の464件、法人顧客1,150件の個人名または法人名、住所、電話番号などが含まれていた。同支店では流通経路を調査しているがまた特定できていない。当該顧客には謝罪文を送付すると共に、訪問などにより個別に説明するとしている。同支店では業務関連情報などの社外持ち出しを禁止するなど情報管理の徹底に努めていた。今後は個人パソコンに対する会社情報の保存の有無の再点検など再発防止に努め、顧客の信頼回復に努めるとしている。
・リリース(NTT西日本鳥取支店)
http://www.ntt-west.co.jp/tottori/newsrelease2.html