◎ 東大病院、医師の自宅PCから患者約150名分の病歴など流出
東京大学医学部附属病院(東京都文京区)は18日、同院医師が自宅パソコンに保存していた患者150名分の個人情報が流出したと発表した。当該医師から同院に15日に報告があったもので、調査の結果、自宅パソコンに保存していた患者情報の入ったデータの一部が、ファイル共有ソフトを介して外部へ流出した可能性が高いという。当該医師が約10年前に作成して自宅パソコンに保存していたもので、当該医師が診療を担当していた、本院および首都圏の3つの病院を含む計4病院の患者の病歴サマリーファイル約150名分。これらのファイルには、患者の氏名、生年月日、病状や治療の経過、検査所見、それぞれの病院でのID番号が含まれていたが、3名を除き住所や電話番号などの情報は含まれていない。同院では患者の個人情報の院外持出しとファイル共有ソフトの使用を自宅においても原則禁止としていた。同院では、当該原則の徹底と、自宅での古い個人情報の破棄を促すなど、適切な情報保護の徹底に努めていくとしている。
・リリース(東京大学医学部附属病院)
http://www.h.u-tokyo.ac.jp/
◎ みなみ信州農協、組合員情報14,524件含む業務用パソコン紛失
長野県飯田および下伊那地域を事業区域とする「みなみ信州農業協同組合」(長野県飯田市)は18日、同組合みなみ地域事業本部営農センターにおいて、14,524名分の組合員の個人情報が保存されている業務用パソコン1台を紛失したと発表した。紛失したパソコンに保存されていた情報は、同組合員14,524名分の生産者コードと氏名で、このうち4,244名分については口座番号などの情報が、46名については口座番号などに加えて氏名、住所、電話番号、FAX番号、償却資産内容、減価償却額、帳簿価額データの情報が、それぞれ含まれていた。現時点では流出情報の不正使用は確認されていない。今後は、職員教育の徹底および情報管理体制の強化により、安全対策を講じていくとしている。
・リリース(みなみ信州農業協同組合)
http://www.mis.janis.or.jp/ja/left/kumiaisite/osirase.html
◎ 日本ミルクコミュニティ、2,598名分の顧客情報を含むMO紛失
牛乳・乳製品を製造販売する日本ミルクコミュニティ(本社:東京都新宿区)は17日、同社社員が2,598名分の顧客情報を含むMO(光磁気ディスク)を紛失したと発表した。2002年から2005年に実施した同社製品の各種キャンペーンに応募した顧客や、宅配契約を申し込んだ顧客の一部の情報が含まれており、情報内容は氏名、住所、電話番号など。これまでのところ、個人情報の不正使用等の連絡は受けていない。同社はフリーダイヤルで問合わせに応えている。また、今回の情報紛失を重く受け止め、再発防止に努めていくとしている。
・リリース[PDF](日本ミルクコミュニティ)
http://www.megmilk.com/pressrelease/pdf/00258.pdf<br><br>
◎ 中央労働金庫、顧客の口座情報95件を含む取引伝票を紛失
中央労働金庫は17日、同庫中野支店(東京都中野区)で顧客の口座情報記載の取引伝票を紛失したと発表した。同支店で5日、2006年10月25日の取引に使用された伝票を点検したところ、一部紛失が判明した。紛失伝票に記載されていた情報内容は、顧客58名(うち10名は団体代表者名)の会員名、氏名、口座番号、取引金額、その他の個人情報。および37団体の名称、口座番号、取引金額等。当該伝票は同支店で誤って廃棄した可能性が高く、現時点では発見に至っていない。同庫は当該顧客に対し、個別に説明とお詫びをしている。また、事態を厳粛に受け止め、顧客情報記載書類の厳正管理を徹底し、コンプライアンス教育の充実を図るなど、再発防止に万全を期すとしている。
・リリース(中央労働金庫)
http://chuo.rokin.com/news/20070117info.html
◎ ほくでん情報テクノロジー、サーバ障害で最大2万4,000通のメール誤配送
北海道電力グループのほくでん情報テクノロジー(本社:札幌市中央区)は17日、サーバーのシステム障害で最大2万4,000通のメールが誤配信されたと発表した。同社によると、16日午後5時15分、メールのウィルスチェックを行うウイルスメールゲートウェイサービスのサーバに障害が発生し、同サービスを利用している顧客宛てメールの一部が他の顧客に誤配信された。同社は、判明後ただちにサーバを切り離し、約3時間後の20時18分に復旧。誤配信されたメールについては現在特定を進めているが、当該サービスを利用したメール最大2万4,000通に影響のおそれがある。同社では、利用者に事情説明と謝罪をするとともに、消失した可能性のあるメールの確認や誤配信されたメールの削除を依頼。原因の究明と再発防止を徹底するとしている。
・リリース(ほくでん情報テクノロジー)
http://www.hokuden-it.co.jp/topics/070117.html
◎ ホームプロ、顧客情報1万5,657件、加盟会社情報737件を含むハードディスク紛失
リフォーム情報サイトを運営するホームプロ(本社:大阪府大阪市)は17日、顧客情報が記録された携帯ハードディスクを紛失したと発表した。7日に業務のため携帯ハードディスクをノートパソコンに接続しようとしたところ、当該ハードディスクが見当たらないことが発覚。各場所を捜索したが見つからず、15日に紛失したものと判断して警察署に遺失届を提出した。当該ハードディスクには、同社の顧客1万5,657件分の個人情報と、737件の加盟会社等の情報が保存されていた。情報内容はメールアドレス、氏名、住所、電話番号など。17日現在、当該情報が外部に流失し利用された事実は確認されていない。同社は当該顧客と加盟会社に、メールおよび郵便で事情説明とお詫びをするとともに、メールとフリーダイヤルで顧客からの問合わせに対応している。また、今後このような事態を発生させることのないよう万全を期すとしている。
・リリース(ホームプロ)
http://www.homepro.co.jp/homepro/20070117.html
◎ ジャパンエフエムネットワーク、メルマガを「TO」で送りアドレス142件流出
全国のFM放送局に番組を供給するジャパンエフエムネットワーク(本社:東京都千代田区)は15日、メールマガジン配信の際の不手際で、リスナーのメールアドレス142件が流出したと発表した。同社デジタルラジオビジネス開発部によると、ダウンロード型のネット配信番組「わたなべヨシコのどうにかするしかない」のメールマガジンを今月15日に配信する際、本来ならば対象者に個別に送信するところを送信設定を誤り、メールアドレスを宛先欄に表示したままの状態で送信してしまった。送信後リスナーからの連絡で判明し、同社は同日中に謝罪と報告のメールを送り当該メールの削除を依頼。同番組のオフィシャルブログに謝罪文を掲載し、今後は個人情報の取り扱いに注意を払い再発防止に努めるとコメントしている。
・リリース(ジャパンエフエムネットワーク)
http://www.c-player.com/ac37016/thread/1100041746403
◎ 三井物産フューチャーズ、メール誤送信でアドレス2件流出
三井物産の子会社で貴金属や金融などの先物取引を行う三井物産フューチャーズ(東京都中央区)は15日、メールの誤配信により顧客情報2名分が流出したと発表した。発表によれば、12日に同社より「相場情報◇MBFデイリーメール◇」を配信した際、2名分のメールアドレスが表示される状態でメールを誤送信した。同社では当該顧客に謝罪するとともに、メールアドレスの削除を依頼。今後は、情報発信手順の見直し、および再発防止のための取り組みを社内で徹底していくとしている。
・リリース(三井物産フューチャーズ)
http://www.mbfutures.com/news/news070115_2.html
◎ ファミリーマート、店舗から回収中の払込票控139件を紛失
コンビニエンス・ストア事業のファミリーマート(本社:東京都豊島区)は12日、顧客から預かった料金収納払込票の本部控を紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは、ファミリーマート境山神店(茨城県境町)にて、5日午前9時頃から6日午前9時頃にかけて代行収納を行った139件分の払込票控。6日午後、当該払込票控を回収専用バッグに入れて施錠し、境山神店から同社北土浦総合センター(茨城県土浦市)に配送したが、同センターで確認したところ、紛失が判明した。当該払込票控には、顧客の氏名のみ、または氏名と住所が記載されている。関係者で車両、配送ルート全店と店舗近隣、総合センター等を捜索したが発見できず、6日午後9時頃、所轄の境警察署に紛失届を提出したという。同社は、本件を重く受け止め、再発防止に向けて、代行収納業務における払込票の管理体制を再点検し、個人情報の適正な取扱いを徹底するとしている。
・リリース(ファミリーマート)
http://www.family.co.jp/company/news_releases/2007/070112_1.html
◎ 千葉大学医学部附属病院、患者417名の情報をメールで誤送信
千葉大学医学部附属病院(千葉市中央区)は12日、メール誤送信により患者417名の診療情報が流出したと発表した。同院によると、10日午後、同院の医師が病院内のパソコンから、研究用に作成した診療情報をメールに添付して自分宛に送信しようとしたところ、誤って別のアドレス宛に送信してしまった。流出した情報は心臓検査に関するもので、2004年から約3年間の患者417名について、治療日、患者番号、氏名、性別、年齢、治療部位・治療術式が含まれていた。メール送信先にはメールの削除と連絡を依頼したが、現時点では返信がない。また、メール管理会社にメールの削除を依頼し、調査するとの回答を得ているという。同院では、情報に住所と電話番号が含まれていないので直ちに患者個人を特定されることはないとみており、不審なことがあれば連絡してほしいとしている。また今後、情報の匿名化及び持ち出しの禁止を改めて周知徹底するという。
・リリース(千葉大学医学部附属病院)
http://www.ho.chiba-u.ac.jp/owabi070112.html
◎リビング・デザインセンター、メール誤送信で2,178件の氏名とアドレス流出
住空間関連のサービス提供会社、リビング・デザインセンター(東京都新宿区)は11日、メールの誤送信により顧客2,178名分の個人情報が流出したと発表した。発表によれば、2006年12月28日に、セミナー案内のメールを過去の受講者向けに配信した際、当該顧客氏名とメールアドレスが見えるCCの形式でメールを送信した。途中で誤操作に気づいた担当者がすぐに送信停止措置を行い、改めてBCCで全員に同様の内容を再送信。担当者は誤送信動作を取り消すことができたと判断し、年末の休暇に入ったが、年明けの4日に顧客から指摘を受け、流出が発覚した。今後は個人情報取り扱いの運用管理を徹底し、一斉送信ソフトを導入するなどの安全策を施すとしている。
・リリース(リビング・デザインセンター)
http://www.ozone.co.jp/information/archives/2007/01/post_4.html
◎ 毎日新聞西所沢販売店、店主の私有PCから購読者情報流出
毎日新聞社(東京本社:東京都千代田区)の購読者情報や業務情報が、Winny(ウィニー)ネットワーク上へ流出していたことが9日、明らかとなった。毎日新聞西所沢販売店(埼玉県所沢市)の店主が所有するPCから流出したもので、2006年12月31日にウイルスに感染し、流出したと見られる。流出していたのは、購読者の氏名、住所、電話番号や、業務資料。毎日新聞社の購読者情報が流出する事故は昨年4月にも起きており、このときは関連会社社員のパソコンから、約6万5000件の情報がShare(シャレ、シェア)を介して流出した。
・毎日新聞社
http://www.mainichi.co.jp/
◎ NTT西など、再委託先で顧客情報7,219件を含むパソコンが盗難
NTT西日本岡山支店(岡山県岡山市)と、NTT西日本-東中国(本社:岡山県岡山市)および、この2社が業務を委託しているソルコム岡山支店(同市)は5日、通信工事再委託先の事務所に空き巣が入り、顧客情報が入ったノートパソコンが盗まれたと発表した。発表によると、盗難が判明したのは4日。当該パソコンには、NTT西日本岡山支店とNTT西日本-東中国が委託したパソコンのセットアップ工事に関する顧客情報(顧客名、電話番号など。25件については住所も含む)合計4,767件分と、NTT西日本の光回線開通工事に伴う事前調査情報(顧客名を含む)2,452件が含まれていた。判明後、ただちに警察当局に被害届を提出したが、盗難物は発見されていない。当該パソコンにはセキュリティ対策が講じられており、現時点で不正使用等の事実は確認されていないという。また、該当する顧客には、お詫び文を送付するなど、個別に説明と謝罪をするとしている。
・リリース(NTT西日本岡山支店、NTT西日本-東中国、ソルコム岡山支店)
http://www.ntt-west.co.jp/okayama/newsrelasse070105.html
http://www.ntt-west-hchugoku.co.jp/news_190105.html