◎ KBS京都、44件の個人情報が記載されたクイズの応募用紙を紛失
京都放送(本社:京都市上京区)は24日、KBS京都テレビで昨年12月31日深夜に放送した特別番組「猛進 飛躍の年へ カウントダウンLIVE 2006 to 2007」の中で行ったクイズの応募用紙を社内で紛失したと発表した。同社によると、紛失した応募用紙は、FAXが13枚余り、電子メールをプリントアウトしたものが31枚の計44枚余りで、応募者の氏名と住所、電話番号またはメールアドレスが記載されていた。番組終了後に何かに紛れて紛失したものと見て、関係部署内を探したが見つからなかった。同社は、連絡がつく範囲で応募者に事情を説明して謝罪。今後は、個人情報保護に関して再度徹底を図り、再発防止に努めるとしている。
・リリース(KBS京都)
http://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/em_report/
◎ 武蔵野市、医療費助成受給者3,832名分の個人情報含む磁気テープ紛失
武蔵野市は24日、都の医療費助成を受ける市内の高齢者の個人情報が記録された磁気テープ1本を紛失したと発表した。当該テープは、東京都国民健康保険団体連合会(国保連合会)で高額医療費を算定するため、市が毎月作成しているもの。個人情報の内容は、医療費助成の受給者および資格喪失後5年以内の元受給者の受給者番号、氏名、住所、生年月日、資格取得日と喪失日など。同テープは市役所の大型コンピューターで作成し、専用機器でのみ読み取れるもので、一般のパソコンでは読み取ることができない。現在のところ市役所外への持ち出しや個人情報が流出したという事実は確認されていない。同市は、紛失テープの捜索を続けるとともに原因を究明中だという。また、今回の事案を厳粛に受け止めて再発防止策の徹底を図り、信頼回復に全力を尽くすとしている。
・リリース(武蔵野市)
http://www.city.musashino.lg.jp/cms/news/00/00/44/00004438.html<
◎ 建設物価調査会、案内メールを「CC」で送りアドレス43件流出
建物物価調査会(東京都中央区)は1月24日、同会発刊図書の購入者に案内メールを送る際に担当者が操作を謝り、43件のメールアドレスが流出したと発表した。事故があったのは1月19日で、同会発刊図書付属CD-ROMの内容に一部訂正があり、訂正案内を図書購入者43名に送信した。その際、BCCで送信すべきところを誤ってCC送信し、送信先すべてのメールアドレスが表示されてしまった。同会はその日のうちに当該43名に対し、電子メールで報告とお詫びの連絡をした。流出情報の内容は、図書購入登録者のメールアドレス43名分で、それ以外の個人情報流出はない。今後は、複数の宛て先にメールを送る場合は、複数の担当者によって内容確認やテスト送信をして最終確認を徹底する。また、個人情報の取り扱いについて、同会内で再認識のための教育を実施するとしている。
・リリース[PDFファイル](建設物価調査会)
http://www.kensetu-bukka.or.jp/information/pdf/osirase_070124.pdf
◎ 厚生労働省、意見募集のFAX番号誤記載で提出者のFAXが第三者に
厚生労働省は1月23日、フィリピン人看護師らの受入に関する指針案に関する意見募集で、FAX番号を誤掲載したと発表した。同省によると、意見募集は12月28日から19日までの期間、郵送と電子メール、FAXで受け付けていたもので、記載したFAX番号を間違っていたため、同省とは無関係の機関に複数の意見が送付され、一部を残して破棄されてしまった。意見募集には、提出者の住所と氏名の記載が求められていた。同省は、提出者が特定できないため、募集期間を1月23日から31日までとして、改めて意見を募った。
・リリース(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/01/h0123-1.html
◎ 北陸朝日放送、番組内ビンゴゲームに登録した視聴者のメールアドレス1,751件流出
北陸朝日放送(石川県金沢市)は23日、番組「DokiDokiてれび」で実施している携帯電話を使ったビンゴゲームに登録した視聴者のメールアドレス1,751件が流出したと発表した。流出したのは22日で、メールを受信した視聴者からの連絡で発覚した。同番組開始前の17時10分ごろ、同ビンゴゲームの登録メンバーに、ゲーム参加を呼びかけるメールを一斉配信した際、誤って他の登録者のメールアドレスが見える形で配信してしまった。誤配信したメンバーは768人で、流出メールアドレスは1,751人。氏名や住所などは流出していない。メール配信は業務委託しているもので、今回の誤送信は、委託会社の担当者がシステム設定を誤ったものだという。同社はメールアドレスの流出を総務省北陸総合通信局に届けるとともに、同ビンゴゲームへの新たな登録を停止。安全が確認できるまでシステムを稼動させないことを決定した。今回の流出事故を深く反省し、個人情報の保護をさらに徹底するとしている。
・リリース[PDFファイル](北陸朝日放送)
http://www.hab.co.jp/html5/oshirase/20070123.pdf
◎ 日本郵政公社、ジャカルタ郵便局あて国際スピード郵便物247通紛失
日本郵政公社(本社:東京都千代田区)は1月22日、インドネシアのジャカルタ郵便局あてに発送した国際スピード郵便物を紛失したと発表した。紛失したのは、昨年12月下旬から今年1月上旬にかけて、近畿、中国、四国地方の郵便局で引き受けた国際スピード郵便物(EMS)247通。これらの郵便物は大阪国際郵便局(大阪府泉南市)からジャカルタ郵便局あてに、順次8回に分けて発送されたが、ジャカルタ空港から現地郵便局に交付される間に亡失事故が連続発生した。同公社は当該郵便物の引受ラベルから差出人を特定し、引受郵便局から事情説明とお詫びをし、国際郵便約款の規定により郵便料金の返還と損害賠償を行う。再発防止策としては、今年1月17日から大阪国際郵便局からインドネシアあてに発送する国際スピード郵便物の航空搭載便を変更した。また、関係航空会社とインドネシア郵政庁に対し、郵便物の航空機からの取卸し、空港敷地内での運搬・保管、現地郵便局への引渡しまでの全段階でセキュリィティ対策を再点検し、強化するよう申し入れた。
・リリース(日本郵政公社)
http://www.japanpost.jp/pressrelease/japanese/yubin/070122j201.html
◎ 国立精神・神経センター、職員が1,688名分の患者情報含む私物PC紛失
国立精神・神経センター武蔵病院(東京都小平市)は22日、同センター職員が通勤途中で患者の個人情報が入ったノートパソコンを紛失したと発表した。紛失事故があったのは17日午後8時23分頃、同職員が帰宅途中、山手線日暮里駅で乗り換えたところ、網棚に当該パソコンが入ったリュックサックを置き忘れたことに気づいた。ただちに日暮里駅事務室に届けて捜索がなされたが、発見に至らなかった。当該パソコンには、同センターの患者1,168名の氏名、性別、生年月日、住所、診療科等が記された入退院名簿が含まれていた。同センターでは院外に個人情報を持ち出す場合は、管理者の許可を得て、PCやファイルのパスワード設定等を行うなどの規定があったが、守られていなかった。同センターは、当該患者にお詫びと経緯説明をしている。また、同センター院長より職員に対し同センターが定めた「個人情報管理規程」を遵守するよう周知徹底した。
・「個人情報が入ったノートパソコン紛失事件」について
http://www.ncnp.go.jp/apology.html
◎熊本県、県営住宅の6団地、945世帯分の個人情報を盗難により紛失
熊本県は21日、県営住宅の台帳が盗まれ、利用者の個人情報が流出したと発表した。流出したのは、江津湖団地、東本町団地、保田窪第1団地、保田窪第2団地、本山団地、須屋団地の利用者945世帯分の住所、氏名、電話番号、家賃の金額など。19日に台帳などを入れたバッグごと盗難にあった。同県では、今後、職員1人ひとりの意識づけの徹底を図り、個人情報の管理に万全を期して再発防止に取り組むとしている。
・リリース(熊本県)
http://www.pref.kumamoto.jp/asp/news.asp?page_flag=newcome&i_news_no=10215
◎ 日商エレクトロニクス、元社員のPCウイルス感染で個人情報301名分流出
IT総合事業会社大手の日商エレクトロニクス(東京都中央区)は19日、元社員の私有パソコンからWinnyを介して、取引先の301名分の個人情報(氏名、会社名、電話番号、メールアドレスなど)と、15社分の取引先業務情報が流出したと発表した。当該元社員は、同社がネットワーク事業部門を兼松コミュニケーションズ(東京都新宿区)から事業譲渡された2005年1月に同社に移籍、2か月後に退社した。在職中に会社から貸与されていたパソコンのバックアップを私有パソコンに保存していたところ、この私有パソコンが昨年12月16日にウイルスに感染。Winnyを介して当該データがネットワーク上に流出し、同29日に同社が把握するところとなった。同社では、私有の記憶装置に業務情報を保存したり社外に持ち出したりしない、不要になった情報は適切に廃棄する、自宅・会社ともにWinnyの使用を禁ずるなどの再教育、再徹底を図っていくとしている。
・リリース[PDFファイル](日商エレクトロニクス)
http://www.nissho-ele.co.jp/press/goods/2006/070119_info.pdf
・リリース[PDFファイル](兼松株式会社)
http://www.kanematsu.co.jp/CONTENTS/jp/news/2007/20070119.pdf
・リリース(兼松コミュニケーションズ)
http://www.kcs.ne.jp/release/r070119.html
◎ テイツー、ポイントカード入会申込書の一部を廃棄運搬中に紛失
古本などの買取販売を行うテイツー(本社:岡山県岡山市)は19日、顧客の個人情報が記載された書類を紛失した可能性があると発表した。紛失した可能性があるのは、同社店舗「古本市場」の「ふるいちかーど入会申込書」で、溶解処理を依頼した廃棄物処理業者が16日、運搬中に当該資料の一部を散逸した。連絡を受けた同社は、岡山県瀬戸内市の散逸現場付近を捜索。28枚は回収したが、他にまだ散逸した書類があるかどうかは判明していない。当該書類には、顧客の氏名、住所、生年月日、性別、電話番号、FAX番号、メールアドレスが記載されていた。現時点では当該資料の不正利用の事実は確認されていない。
・リリース[PDFファイル](テイツー)
http://www.tay2.co.jp/ir/pdf/press_20070119.pdf
◎ バイエル薬品、医師や薬剤師らの個人情報8,142件を含むUSBメモリ盗難
医薬品の輸入製造販売を行うバイエル薬品(大阪市淀川区)は19日、社員の自家用車が盗難にあい、医師および薬剤師の個人情報8,142件が流出したと発表した。同社中国支店社員の自家用車が、昨年12月31日に大阪市生野区の公共駐車場で盗難にあった。車内には、業務用ノートパソコンとUSBフラッシュメモリが置いてあり、同メモリには広島県内の医師および薬剤師8,142名分の氏名、勤務先などを記載したファイルが、ロックされていない状態で保存されていた。また、ノートパソコンには同社中国支店の社員住所録が保存されていた。当該社員は同日所轄警察署に盗難届けを出したが、現時点でまだ発見に至っていない。同社では個人情報を含むファイルには必ずセキュリティをかけ、それらを保存するパソコンおよび電子記録媒体等を車中あるいは机上に不用意に放置しないように定めていた。今後は同規定の遵守を遂行できるよう、社員のコンプライアンス教育に努めていくとしている。
・リリース(バイエル薬品)
http://www.bayer.co.jp/byl/news/pub/news2007-1-19.html