◎ 中国電力とエネルギア・コミュニケーションズ、工事関係書類21件を紛失
中国電力(本社:広島市中区)と子会社のエネルギア・コミュニケーションズ(同)は1月31日、エネルギアコムのインターネット接続サービス申込者の個人情報が記載された工事関係書類21件分を紛失したと発表した。紛失した書類は、中国電力がエネルギアコムから光ファイバー設置工事の依頼を受けて作成し、工事会社へ発注したもの。工事会社社員が1月27日に、施工予定分の書類21件を自宅へ持ち帰る途中に紛失した。書類には、中国電力岡山営業所と倉敷営業所サービス区域の顧客の氏名、住所、電話番号と、宅内の工事予定箇所の写真が含まれていた。対象者には、個別に訪問・連絡し経緯を説明して謝罪。今後は、委託先を含む情報管理の徹底を図るとともに、委託先での書類管理体制の強化や発注者としての必要な監督を行い、再発防止策に努めるとしている。
・リリース(中国電力)
http://www.energia.co.jp/press/06/p070131-3.html
・リリース[PDFファイル](エネルギア・コミュニケーションズ)
http://www.enecom.co.jp/news/2007/20070131.pdf
◎ 東邦銀行、顧客情報を含む内部会議用資料が流出
東邦銀行(本店:福島県福島市)は1月30日、顧客企業2社と関連企業の決算情報や取引情報、役員の個人情報が記載された内部資料が、外部に流出していたと発表した。同行によると、1月26日に雑誌社から、内部資料と思われるコピーを入手したとの連絡を受け確認したところ、2004年8月30日に開催した内部会議用に作成した資料のうち、A3版5枚のコピーだったことが判明した。流出資料には、顧客企業2社と関連企業13社、金融機関13社の財務や融資に関する情報と、個人10人の氏名や役職名などが記載されていた。同行は、流出が確認された顧客に対し事情説明と謝罪をし、現在、情報流出の原因や経路などについて解明を進めている。
・リリース[PDFファイル](東邦銀行)
http://www.tohobank.co.jp/release/date/19-0130.pdf
◎ 堺市上下水道局、水道料金の徴収訪問経過記録カード37軒分が盗難
堺市上下水道局は2006年12月29日、水道料金の徴収業務を委託している大阪ガス・カスタマーリレーションズ(本社:大阪市西区)の社員が盗難にあい、顧客の個人情報を記載した訪問経過記録カード37軒分を紛失したと発表した。盗難があったのは同月28日19時ごろ、堺市中区の路上で、同社員が所有する原動機付自転車を駐車して水道料金等の徴収訪問をして戻ったところ、当該自転車が見当たらず、ヘルメット入れに入れていた訪問経過記録カードも一緒に盗まれていた。当該自転車には鍵をつけたままだった。同月29日泉北署に盗難届を提出したが発見に至っていない。訪問経過記録カードは水道料金の未納集金の訪問時に使用するもので、住所、氏名、電話番号、水道料金、訪問経過等が記載されている。当該顧客には、委託業者が訪問して事情説明とお詫びをしている。同局は今回の事態を真摯に受け止め、委託業者に社員研修を徹底するよう指導する。
・訪問経過記録カードの紛失について(堺市上下水道局)
http://www.water.sakai.osaka.jp/osirase/owabi.html
◎ りそなグループの2行で相次ぎ顧客情報を記載した書類紛失
りそな銀行と埼玉りそな銀行は29日、それぞれの支店で今月22日に顧客情報が記載された書類を紛失したことを明らかにした。りそな銀行萩ノ茶屋支店(大阪市西成区)では、従業員が渉外活動中に個人の顧客276名分の情報を記載した書類を紛失。書類には、住所、氏名、電話番号、生年月日、普通預金や投資信託の残高が記載されていた。埼玉りそな銀行東松山支店嵐山出張所(埼玉県嵐山町)では、嵐山町に納付する国民健康保険、固定資産税、町県民税の領収済通知書15名分25枚を、町指定の金融機関に持ち込む過程で紛失。通知書には、納付者の住所、氏名、納税額などが記載されていた。両行では、所轄警察署に遺失届けを提出するとともに、該当者に事情を説明して謝罪。再発防止に向け、顧客情報の管理を徹底するとしている。
・リリース[PDFファイル](りそな銀行)
http://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/newsrelease/pdf/190129_2a.pdf
・リリース[PDFファイル](埼玉りそな銀行)
http://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/newsrelease/pdf/190129_3a.pdf
◎ メディセオ・パルタックHD、車上荒らしで338名分の個人情報を含むパソコン盗難
医薬品卸のメディセオ・パルタックホールディングスは1月26日、化粧品、日用品、一般用医薬品卸売り子会社パルタック(本社:大阪市中央区)の近畿支社(大阪府泉大津市)所属の営業車両から、ノートパソコン1台と営業用カバンが盗まれたと発表した。同社によると、ノートパソコンには顧客338名のメールアドレス、送受信済みメール、営業関係資料等が保存されおり、カバンには営業関係資料の印刷物が含まれていた。同社は、所轄の警察署に届け出るとともに、関係者に対し事情を説明して謝罪。今後は、グループ内教育の再徹底と管理強化をはかり、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](メディセオ・パルタックホールディングス)
http://www.mediceo-paltac.co.jp/news/pdf/2007/070126.pdf
◎ ホンダプリモ愛知東、車上荒らしで顧客情報5,216件を含むノートパソコン盗難
自動車販売のホンダプリモ愛知東(愛知県長久手町)は26日、顧客の名前や住所、電話番号、登録ナンバーなど5,261件を保存した業務用ノートパソコンが盗まれたと発表した。同社によると、名古屋インター店(同)に勤務弊する業員が今月19日夜、帰宅途中に立ち寄ったビデオレンタル店で車上荒らしにあい、車内に置いていたパソコン入りのカバンが盗まれた。同社は、所轄警察署に被害届けを提出するとともに、該当者には電話と文書で事情の説明と謝罪を行った。盗まれたパソコンは起動時を含む3重のパスワードで保護されており、これまでのところ二次被害の報告はないという。
・リリース(ホンダプリモ愛知東)
http://dealer.honda.co.jp/hondacars-aichihigashi/event/news_detail_6427.html
◎ ビック東海、社員の個人情報約400などを含むパソコン紛失
ケーブルテレビと情報通信サービスのビック東海(本社:静岡市葵区)は1月26日、社員の個人情報などを含む業務関連情報が記録された業務用パソコン1台を紛失したと発表した。同社によると、システムイノベーションサービス本部管下の社員が1月20日、京浜東北線の電車内に、パソコンを入れた鞄ごと置き忘れ紛失した。同社は、ただちに警察とJR東日本に紛失届けを提出し探索しているが、まだ発見には至っていない。紛失したパソコンには、同社社員と社員関係者の氏名、住所情報約400件と、当該社員が担当した取引先6社との間のメール受発信情報、その他の業務関連情報が含まれているが、一般の顧客に関する個人情報は含まれていない。また、紛失したパソコンには、ログイン時のID・パスワード設定がなされており、一部データには個別のパスワードも設定。現時点では、保存情報の不正使用などは報告されていないという。同社は情報管理体制の見直しと社員教育の再徹底を図り、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](ビック東海)
http://www.c-direct.ne.jp/japanese/uj/pdf/10102306/00055611.pdf
◎ 九州電力、宮崎支店で8名分の顧客情報を記載した電気料金領収証を紛失
九州電力(本店:福岡市中央区)は1月26日、宮崎支店宮崎営業所内で顧客情報を記載した電気料金領収証を紛失したと発表した。紛失したのは昨年12月25日と1月15日の2回で、計8名分。当該領収証には氏名、住所、電気料金等が記載されていた。紛失が判明した後、警察へ届け出るとともに営業所内を探したが、現在まで発見できていない。同社は当該顧客にお詫びと事実関係の説明をしている。また、今後このようなことがないよう厳正な管理を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・リリース(九州電力)
http://www1.kyuden.co.jp/press_h070126b-1
◎ 日本テレビ、印刷ミスで59名分の源泉徴収支払調書を別人に誤送付
日本テレビ放送網(本社:東京都港区)は26日、源泉徴収を証明する支払い調書59名分を、別人に誤送付したと発表した。同社総合広報部によると、個人契約のスタッフなどに今月23日、2006年度分の支払調書2,100枚を郵送した。翌日、別人のものが届いたとの連絡を受け確認したところ、59名分の支払調書に別人の住所を印刷し発送していたことがわかった。59名分の支払調書は、印刷に不備があり印刷し直したもので、その際に印刷機の設定を誤り、宛名と内容がひとつずつずれてしまったという。該当者には、同社経理局が事情を説明して謝罪するとともに、誤送付した支払調書を回収。改めて正しい支払調書を発送した。今後は、このようなことがないよう再発防止に努めるとコメントしている。
・リリース(日本テレビ放送網)
http://www.ntv.co.jp/info/news/340.html
◎ 三井住友カード、不正アクセスでカード情報14件流出
三井住友カード(本社:東京都港区)は25日、同社のVISA/MasterCard会員向けのインターネットサービス「Vpass」の一部のサーバーが外部から不正アクセスを受け、14件のカード情報が流出した可能性があると発表した。同社によると、流出の可能性があるのは同社分4件と同社受託先分10件の会員番号(カード番号)、有効期限、インターネットサービス用のID、パスワードなど。名前や住所、電話番号などの個人情報は含まれておらず、14件のうち8件はすでに解約された無効のカード情報だった。同社は、事態判明後にシステムの脆弱性に関する総点検を実施し、不正アクセスに関する運用面での監視体制を強化。解約済みカード以外の該当者に対しては、カード発行会社から個別に経緯の説明と謝罪を行った。これまでのところ、当該情報が第三者に不正に利用された形跡はないという。
・リリース(三井住友カード)
https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo8090158.jsp