◎ 横浜市、同報メールを「TO」で送りネットモニター登録申請者74名のアドレス流出
横浜市は25日、泉区ネットモニターの登録申請者74人のメールアドレスが流出したと発表した。同市によると、今月23日、泉区ネットモニターの登録申請者のうち最終登録手続きを行っていない74人に対し、手続きを依頼するメールを送信した。その際に本来ならば「BCC」に指定すべきメールアドレスを誤って「TO」に指定。他の職員によるダブルチェックを怠ったため、他の申請者のメールアドレスが表示された状態でメールが送られてしまった。24日に受信者からの指摘で判明し、ただちに謝罪メールを送信。翌25日から該当者宅を個別に訪問して事情説明と謝罪を行うとともに、送信したメールの削除を依頼した。同市は、依頼をまとめて行った点にも問題があったとしており、今後はその都度行うなどのルールを策定し、ダブルチェックを厳守するとしている。
・リリース(横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/me/izumi/press/19.3.25-suishin.html
◎ 大垣市、保険料データ3万6,425件を記録したメモリー紛失
岐阜県大垣市は23日、同市上石津地域の国民健康保険料のデータ1,428件分と、市全域の介護保険料のデータ3万4,997件分が記録されたUSBメモリーを紛失したと発表した。保険料データには、被保険者の氏名、住所、納付額が含まれていた。同市によると、上石津地域事務所で先月27日から今月6日まで行った市民・県民税の申告相談の際、昨年納付された保険料データを2台のパソコンに保存し、申告相談に必要な社会保険料控除額の確認に使用していた。担当職員のひとりが他のパソコンでも確認作業が行えるよう、私物のUSBメモリーにデータをコピーし使用していたところ、終了翌日の7日、当該メモリーがなくなっていることに気付いた。会場などを捜索したが見つからず、23日に警察署に遺失届を提出し紛失の事実を公表した。これまでのところ、流出データによる被害の報告はないといい、該当者には26日にお詫び状を発送するとしている。
・リリース(大垣市)
http://www5.city.ogaki.lg.jp/WebBase.nsf/doc/9d1e47d67e9f4297492572a6000abbd6?OpenDocument
◎ ヤマトホールディングス、社員の私有PCがウイルス感染、顧客情報160件流出
ヤマトホールディングスは23日、北信越ヤマトホームコンビニエンス(新潟県新潟市)の社員の私有パソコンがウイルスに感染し、客様情報を含む個人情報160件がファイル共有ソフトWinny(ウィニー)のネットワーク上に流出したと発表した。ヤマトホームコンビニエンス(YHC)各社は、生活者向けサービスを提供していた旧ヤマトホームサービス各社に、ヤマト運輸の引越事業を統合した会社。ヤマトホールディングスによると、北信越YHCの社員が業務資料作成のために営業実績などの過去資料を持ち出し、自宅の個人用パソコンに保存していたところ、昨年4月ごろにウイルスに感染しネットワーク上に流出した。当該資料には、ヤマト運輸時代の2001年から2002年に引越サービスを依頼した顧客の一部、160名の名前、住所、電話番号などが記載されていたほか、社員名簿や契約社員勤怠管理表なども一緒に流出している。これまでに流出情報の不正使用は確認されていない。同社は今回の事態を厳粛に受け止め、「業務関連情報の自宅等社外への持ち出し禁止」を周知徹底するなど再発防止に努めていくとしている。
・リリース(ヤマトホールディングス)
http://www.yamato-hd.co.jp/news/info_070323.html
◎ 大分銀行、個人情報を含むATMの取引記録175,195件分を紛失
大分銀行(本店:大分県大分市)は20日、同行と子会社の大銀ビジネスサービス(同)でATMを利用した顧客、のべ175,195名分のカナ氏名、銀行コード、支店コード、科目、口座番号、取引金額などの取引内容が記載されたATMジャーナルを紛失したと発表した。同行によると、今月1日、業務を委託している大銀ビジネスサービスが、トキハデパート本店1階のATMから回収したATMジャーナル1巻(約1,500名分)を紛失していることが判明。調査の結果、先月27日の作業の際に誤って一般ごみに混入させたまま持帰ったことが監視カメラに記録されており、その後廃棄処分されていることが分かった。同行ではその後、全店を対象に保管状況を調査したところ、他の7支店・出張所でも一部を紛失している事が判明した。ATMジャーナルは1年間保存することになっているが、同行では保管期限経過分に混入するなどして誤廃棄された可能性が高く、顧客情報が外部に流出した可能性は低いと見ている。同行は、該当者に個別に通知し事情の説明と謝罪を行っており、損害が生じた場合には誠意を持って対応。今後は、委託先を含む情報管理の徹底を図るとともに、電子化の推進や本部での集中管理化などの再発防止策に取組むとしている。
・リリース(大分銀行)
http://www.oitabank.co.jp/kaisha/news/wn190320b_f.html
◎ デジタルプラネット、アンケート参加顧客の個人情報154名分がYahoo!検索で表示
放送事業のデジタルプラネット衛星放送(本社:大阪市住之江区)は先月20日、昨年11月28日から12月4日の間に実施した番組アンケートに参加した顧客の個人情報154名分がインターネット上に流出し、Yahoo!検索の検索結果に表示されたと発表した。同社は、当該アンケートのアプリケーションを新番組の企画コーナーの投票に流用するため一部を変更。3月8日午後に同社のウェブサーバーにアップロードして表示や動作を確認したが正常に作動せず、アプリケーションファイルをサーバ上に残したまま作業を中断した。翌9日午前中に、Yahoo!Searchの検索エンジンが同ウェブサーバーをクロールし、当該情報をYahoo!のサーバに記録。キーワード検索すると、検索結果として表示される事態となった。同社では13日午前、事態が判明した直後にサーバー上のファイルを削除し、午後にはYahoo!検索エンジンサーバーからの完全削除を確認した。当該顧客に対しては3月16日に謝罪の文書を発送し、事態の発生と状況を報告した。流出情報は当該アンケートに参加した顧客の氏名、郵便番号、住所、年齢、職業、電話番号、メールアドレス。これまでのところ、本件に関する顧客情報が不正に利用されたとの連絡や問い合わせはない。同社では推移を見守るとともに、再発防止に向けた諸施策を実施するとしている。
・リリース(デジタルプラネット衛星放送)
http://www.mjtv.jp/owabi.html
◎ ダイキン工業、顧客情報895件を記録した外付けハードディスク紛失
空調・冷凍機等を製造販売するダイキン工業(本社:大阪)は20日、顧客情報895件を含む外付けハードディスクを紛失したと発表した。紛失したのは17日午前1時30分頃、大阪市北区のコンビニエンスストア前で、同社従業員が帰宅のためタクシーに乗車し、車内に外付けハードディスクの入った鞄を置いたまま約5分間車を離れた間に車が立ち去っていた。同従業員はただちに110番通報し、最寄の警察署に被害届を出した。当該ハードディスクの中には、同社に空調機の修理を依頼した顧客の個人情報895件が含まれていた。情報内容は、氏名、電話番号、使用の空調機の機種・型式で、うち5件には住所も記載されていた。同ハードディスクは暗証番号などの防御措置を施していなかった。同社は当該顧客に対し、お詫びと今後の対応等について個別に連絡をとっており、21日からは問合わせ専用窓口を開設した。同社には、業務等でデータを持ち出す場合、上司の許可を得たうえで会社指定の暗号化パソコンもしくは暗号化USBメモリを使用する規定があった。今回の事件を機に、同社は社内ルール遵守の再教育を行い、再発防止に万全を期すとしている。
・リリース(ダイキン工業)
http://www.daikin.co.jp/press/2007/070320/index.html
◎ 米子市、健康保険証の誤送付で6世帯分の個人情報漏えい
鳥取県米子市は20日、国民健康保険被保険者証(保険証)を誤って第三者宛てに送付し、6世帯分の個人情報が漏えいしたと発表した。発表によると、同市の福祉保健部保険課が作成した保険証12通を、職員の事務処理ミスにより誤って第三者宛ての封筒に同封して送付してしまった。このうち6件は米子郵便局の配達前に回収できたが、残り6件は送付された第三者から回収した。同市は被害者に対し事情説明と謝罪をした。また今後は、作業マニュアルの改善を図ることで人為的ミスをなくしていくとしている。
・リリース(米子市)
http://www.yonago-city.jp/section/other/apology20070320.htm
◎ 横浜市、戸塚区の立保育園で園児95名分の個人情報を含むメモリ盗難
横浜市は20日、戸塚区内の市立保育園の職員宅に泥棒が侵入し、当該職員の私物とともに保育園の鍵と園児の個人情報が記録されたUSBメモリーが入ったバッグが盗まれたたと発表した。同市によると今月13日朝、当該職員が自宅から出勤しようとしたところ、通勤バッグがないことに気付き警察に通報した。警察の捜査で12日深夜に自宅1階の出窓から何者かが侵入したことが判明。私物のほかに保育園の鍵が入っていたため、同日中に園長から戸塚区役所に報告した。15日午後に、当該職員がパソコン用の外付メモリも含まれていたことに気づき区役所に報告。点検の結果、当該メモリの中に園児の氏名を含むクラス表67名分と、卒園文集28名分が入っていたことが判明した。同市は、盗まれた鍵の取替え工事を行うとともに、全職員に対し個人情報の持ち出し禁止などの周知徹底を行った。
・リリース(横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/me/totsuka/press/h18/koka-hoiku.html
◎ ロイヤルホスト仙台国見ヶ丘店、189名分の個人情報が金庫ごと盗難
ロイヤルホールディングスは19日、子会社のロイヤルが運営するファミリーレストラン「ロイヤルホスト仙台国見ヶ丘店」(仙台市青葉区)で店舗内の事務所から金庫が持ち出され、現金ととともに保管していたポイントカード申込書などが盗まれたと発表した。同社によると今月16日未明、営業終了後の施錠した事務所のドアを破壊して侵入され、床に固定してあった金庫が盗まれた。金庫の中には、当該店で昨年10月から今年3月に受け付けたポイントカード入会申込書47枚と、3月に回収した会員向けバースディメール(はがき)49枚が保管されていた。入会申込書には会員47人とその家族93人の住所、氏名、電話番号、誕生日、会員番号が、はがきには住所、氏名、会員番号が記載されていた。同社は、住所と氏名が判明している入会申込書の140人に対し謝罪文を送付するとともに、店頭とホームページにも掲載。個人情報を保管している金庫などの管理体制を再点検するとしている。
・リリース[PDFファイル](ロイヤルホールディングス)
http://www.royal-holdings.co.jp/ir/pdf/20070319.pdf
◎ 松下電工グループ会社、9名分の顧客情報を含む書類が車両ごと盗難
松下電工のグループ会社で、住設建材事業の近畿ナショナル設備建材(本社:大阪市城東区)と、松下電工ホームエンジニアリング(本社:大阪市中央区)は19日、協力施工業者の車両が盗難にあい、施主の個人情報9件が紛失したと発表した。盗難があったのは13日午後7時から9時の間、近畿ナショナル設備建材の京滋支店(京都府南区)敷地内駐車場で、訪問中の協力施工業者の車両が、工具や私物を含め車両ごと盗まれた。ただちに所轄警察に届け出て、現在捜査中である。当該車両には松下電工ホームエンジニアリングからの工事依頼書が入った鞄があり、施主の個人情報(住所、氏名、電話番号)が9件含まれていた。両社は当該施主に盗難事故の報告をし陳謝。今後このようなことが二度と起こらないよう、協力施工業者を含め情報セキュリティの強化に努めていくとしている。
・リリース(近畿ナショナル設備建)<br>
http://group.mew.co.jp/kinhem/oshirase.html
・リリース(松下電工ホームエンジニアリング)
http://group.mew.co.jp/mewhe/osirase.html
◎ 明治安田生命グループ、社員の自宅PCがウイルス感染、取引先5団体の情報流出
明治安田生命のグループ会社でシステム開発の明治安田システム・テクノロジー(本社:東京都豊島区)は19日、同社社員の自宅にある私有パソコンから取引先企業5団体分の業務関連情報などがファイル共有ソフトWinny(ウィニー)を介してインターネット上に流出したと発表した。同社の従業員365名分の氏名、住所、電話番号などの個人情報のほか、法人名、取引先の業務システムの概要、開発および保守業務の概要など流出した。現時点で流出情報が不正に利用された事実は確認されていない。当該パソコンにはワクチンソフトがインストールされていたが期限が切れたため、2006年2月にウイルスに感染し、保管情報が流出した。同社では2006年3月以降、私有パソコンで顧客情報や社内情報を利用・保管することを禁止し、情報削除や新しいワクチンソフトのインストールなどを指導していた。同社は取引企業に対し個別に事情を説明し謝罪。再発防止のため、全社員に対し指導の再徹底を図るとしている。
・リリース(明治安田システム・テクノロジー)
http://www.mytecno.com/report/
◎ NTT西日本、業務委託先社員の自宅PCがウイルス感染、顧客情報142件流出
NTT西日本名古屋支店(名古屋市中区)と、同支店が業務を委託しているNTT西日本‐東海(本社:同)は19日、NTT西日本‐東海の社員の自宅にある私有パソコンから顧客の個人情報142件が流出したと発表した。流出したのは2003年11月に作成されたNTT西日本名古屋支店の顧客情報で、個人顧客55件、法人顧客87件の個人名および法人名、住所、電話番号、料金情報など。料金引き落としの口座番号は含まれていない。当該パソコンがウイルスに感染し、昨年7月にはWinnyネットワーク上に流出していたことが判明している。両社は当該顧客へ謝罪文を送付した。これまで会社情報の持ち出し禁止や、自宅パソコンの一斉点検・消去確認など情報管理を行ってきたが、今後はさらに情報管理体制の強化を図り、信頼回復に全力をあげるとしている。
・リリース(NTT西日本名古屋支店)
http://www.ntt-west.co.jp/nagoya/information/20070319.html
・リリース(NTT西日本-東海)
http://www.ntt-west-tokai.co.jp/news/20070319/index.html