◎ Eストアー、お知らせメールに顧客情報611件分を誤添付
ショッピングサイトの構築・運営を支援するEストアー(本社:東京都港区)は21日、メールの送信ミスで顧客情報611件が流出したと発表した。同社によると、21日10時ごろ、販売促進用のお知らせメール756件を送る際に、誤って同社に資料請求などを行った利用者の名前とメールアドレス611件分を添付した。受信者からの連絡で発覚し、流出した顧客に謝罪するとともに、送信先には当該メールの削除を要請した。同社は全従業員に対する周知徹底や個人情報保護体制の見直しを進め、同報メールの送信時には、よりいっそうの注意を払い再発防止に努めるとしている。
・個人情報の流出に関するお詫びとお知らせ[PDF](Eストアー)
http://estore.co.jp/pdf/Release071221.pdf
◎ アート静美洞、Winnyのウイルス感染で懸賞応募者情報流出
静岡県焼津市の美術品専門店「アート静美洞」は21日、同社のホームページ上で実施した懸賞の応募者情報がインターネット上に流出していることを発表した。同社によると、現時点で判明しているのは、2004年12月実施分132名、2005年1月実施分53名、2005年4月実施分269名の計454名分の氏名、住所、メールアドレスなど。同社社員の自宅のパソコンがウイルスに感染し、当該パソコンに保存されていた応募者情報がWinnyを介して流出。今月20日に流出が判明した。同社は応募者に個別に連絡して謝罪を行っており、今後は自宅のパソコンに会社情報が保存されていないことの再徹底やウイルス対策、ファイル交換ソフトの使用禁止などを全社員に周知徹底し、再発防止に努めるとしている。
・お客様情報の流出に関するお詫びとご報告(アート静美洞)
http://www.seibidou.com/annai/oshirase.html
◎ 埼玉県立熊谷高校、車上荒らしで県内4高校の生徒679名の個人情報入りHDD盗難
埼玉県教育局は20日、県立熊谷高校・定時制の教諭が車上荒らしにあい、県内4高校のべ679名分の生徒や卒業生、保護者の個人情報が記録された外付けハードディスク(HDD)が盗まれたと発表した。県教育局によると、教諭は17日午後10時頃、学校から私物のノートパソコンとHDDを入れたバッグを持ち出し乗用車を運転。午前0時過ぎに帰宅したところ、車内に置いてあったバッグがないことに気付いた。学校に戻り探したが見つからず、途中に立ち寄った店で車上荒らしにあったと見て警察署に盗難届けを提出した。HDDには、同校と以前に勤務していた秩父農工科学・定時制、深谷第一、鴻巣・定時制の4校の生徒の氏名や成績、2005年度に顧問をしていた深谷第一のサッカー部員名簿が記録されていた。県教育局は、データの持ち出し原則禁止、やむをえず持ち出す場合には校長の決裁を受ける、パスワードの設定等の措置を講ずることを改めて明記し、全県立学校長に対して通知。来年1月に開催する校長会議などで具体的な指示を行うとしている。
・リリース(埼玉県)
http://prosv.pref.saitama.lg.jp/scripts/news/news.exe?mode=ref&yy=2007&mm=12&seq=85
◎ 多摩市の児童館、児童と保護者の個人情報668名分を記録したUSBメモリ紛失
多摩市は20日、永山児童館で個人情報668名分を記録したUSBメモリを紛失したと発表した。発表によると、11日午前、児童館担当者の研修のため、当該USBメモリを職員が持ち出して愛宕児童館で使用した。その後、18日になって当該USBメモリの紛失に気づいたという。USBメモリに入っていた個人情報は、永山児童館利用登録者349名分の氏名、生年月日、学校名、学年、および保護者名319名分の続柄、住所、電話番号、緊急連絡先。同市は20日付で該当者に、紛失事故のお詫びと説明会開催の旨の文書を発送した。23日に 永山児童館にて説明会を開き、経過報告と今後の取組について説明するという。また、引き続きUSBメモリの捜索を行うとともに、児童の安全対策として周辺地域のパトロールを実施し、周辺の学校、幼稚園、保育園にも経過説明を行うとしている。
・リリース(多摩市)
http://www.city.tama.tokyo.jp/jido_hunshutsu.htm
◎ はあとふるあたご、利用者17名の個人情報を記載した書類盗難
介護サービスの「はあとふるあたご」(新潟市中央区)は19日、利用者17名の個人情報を記載した書類が盗まれたと発表した。同社によると、18日午後、同社社員が市内の訪問先で介護ベッドを搬入中、車両後部のハッチバックを開放したまま組立作業を行っていたことろ、助手席に置いていたバッグが盗まれた。バッグの中には、利用者17名の氏名や住所、介護保険の被保険者番号などの個人情報が記載された書類と現金が入っていた。同社は17名の自宅を訪問して謝罪、今後は再発防止に向け個人情報の管理を徹底するとしている。
・リリース[PDFファイル](はあとふるあたご)
http://www.heartfull.jp/common/pdf/20071221.pdf
◎北海道三菱自動車販売、車上荒らしで顧客情報226件を記載したリスト盗難
北海道三菱自動車販売(本社:札幌市中央区)は19日、車上荒らしで顧客情報226件を記載したリストが盗まれたと発表した。同社によると、今月18日未明から早朝にかけて札幌市中央区内の駐車場に止めてあった、同社南店従業員の乗用車が車上荒らしにあい、顧客情報を記載したリストの入ったカバンが盗まれた。リストには、顧客の氏名、住所、電話番号、車両に関する情報などの個人情報が226件記載されていた。これまでのところ、顧客情報の不正使用などは報告されていないという。同社は、ホームページで事実を公表するとともに、該当者には電話とダイレクトメールで説明と謝罪を行っており、個人情報保護管理の充実や社員教育の再徹底を実施するなどして再発防止に努めるとしている。
・リリース(三菱自動車工業)
http://media.mitsubishi-motors.com/pressrelease/j/corporate/detail1711.html
・リリース(北海道三菱自動車販売)
http://www.hokkaido-mitsubishi.com/oshirase071219.html
◎愛知県田原市、Winnyのウイルス感染で旧町の職員名簿など流出
愛知県田原市は17日、合併前の旧町の職員名簿などが流出したと発表した。市によると、流出したのは旧赤羽根町の職員88名分の氏名や住所が記載された職員名簿や、当該職員が以前に所属していた部署の職員29名分の非常連絡網、公開されている田原市の職員名簿約800名分などの業務資料。当該職員は、年賀状を作成するためにこれら情報を持ち出し自宅のパソコンに保存していたところ、10月4日にウイルスに感染しWinnyを介して流出。職員は流出の可能性を認識していたが市には報告しておらず、10月9日に総務省からの連絡で発覚した。市は、情報管理を徹底し再発防止を図るとしている。
・田原市
http://www.city.tahara.aichi.jp/
◎ NHK、顧客情報を含む携帯端末と訪問集金領収証の紛失を発表
NHK(日本放送協会、本社:東京都渋谷区)は、17日に顧客情報を含む携帯端末の紛失、13日に訪問集金領収証の紛失を発表した。携帯端末は、14日夕方に大阪放送局堺営業センターの契約・収納業務を委託している個人委託事業者が、契約・収納業務で移動途上に紛失した。警察に届け出るとともに周辺の調査を実施したが、回収に至っていない。携帯端末にはセキュリティ保護が施されており、第三者の手に渡っても個人情報漏えいの危険はないという。姫路支局が収納業務を委託している郵便事業株式会社姫路支店では、姫路市林田地区の39名分の顧客の訪問集金領収証が紛失していることが8日に判明した。領収証には顧客氏名や住所などが記載されている。周辺や関係機関の調査を実施しているが、発見に至っていない。当該顧客には個別に連絡し、二次被害の防止に努めているという。
・リリース(NHK大阪放送局堺営業センター)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase071217.html
・リリース(NHK姫路支局)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase071213.html
◎ 総務省、懇談会の傍聴希望者宛てメール誤送信で、アドレス102名分流出
総務省は16日、メールの誤送信で、懇談会の傍聴希望者102名分のアドレスが流出したと発表した。発表によると、15日の1時8分および1時10分、「携帯端末向けマルチメディア放送サービス等の在り方に関する懇談会」の第6回会合(12月20日開催予定)の傍聴希望者の一部に対して電子メールで事務連絡する際、着信先でそれぞれ60名および42名(計102名)分のメールアドレスが表示される状態で送信してしまった。該当する関係者にはただちに報告とお詫びをし、当該電子メールの削除を依頼した。同省は再発防止に向けて厳重かつ適正な管理を徹底していきたいとしている。
・リリース(総務省)
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/071216_1.html