◎愛知県、県立知立建設事務所で個人・事業者情報2万5000件含むPC9台盗難
愛知県は20日、県立知立建設事務所(知立市)で個人・事業者情報計2万5000件を含むPC9台が盗難にあったと発表した。発表によると、同事務所で侵入による盗難があったのは、19日の夜から20日朝の間。20日午前8時25分頃、県住宅供給公社知立住宅管理事務所職員が出勤し、事務所1階の窓ガラスが割れていたため室内を確認したところ、県が管理するパソコン6台、および県住宅供給公社が管理するパソコン3台、計9台が盗まれたことに気付き、警察に届け出た。県管理パソコンには、同事務所管内の都市計画法、建築基準法、建設リサイクル法等に基づく許認可や届出、相談等に関する個人情報または事業者情報(許認可申請者、届出者、相談者の氏名、対象となる場所等)が約2万2000件分保存されていた。県住宅供給公社管理パソコンには、公社知立住宅管理事務所管内の県営住宅入居者や公社賃貸住宅入居者に関する個人情報(契約者・同居者・保証人氏名、契約者電話番号等)が約3000件分保存されていた。県は盗難被害の再発防止に向けて、セキュリティ強化や巡回体制の見直しなど管理水準の向上を図るとしている。
・パソコンの盗難について(愛知県)
http://www.pref.aichi.jp/0000025561.html<br>
◎天満屋、広島八丁堀店8階で、顧客情報233名分を含む業務用ノートPC盗難
天満屋は20日、広島八丁堀店8階の家具売り場で、顧客の個人情報233名分を含む業務用ノートPCが盗難にあったと発表した。発表によると、10日午後3時頃、8階売場で業務用ノートパソコンとテーブルクロス等の商品や備品がないことに気づいた。調査を行ったが不明であったため、13日朝、所轄警察署に被害届を提出した。警察による捜査が行われているが、発見には至っていない。盗まれたノートPCには、2007年12月25日から今年5月30日に家具売場、8階催事場、もしくは倉庫市等の店外の催しで商品を購入した顧客233名の届け先住所、電話番号等が保存されていた。現時点では、これらの個人情報の不正流用等の事実は確認されていない。同社は該当顧客全員へ郵送で直接連絡をし事情説明とお詫びをした。また今後、個人情報保護の強化と社員教育の再徹底を行い、再発防止に努めていくとしている。
・広島八丁堀店におけるパソコン盗難に関してのお詫びとご報告(天満屋)
http://www.tenmaya.co.jp/owabi.html<br>
◎大阪市市税事務所、市民税・府民税関連書類誤送付で個人情報43件44名分流出
大阪市は19日、市税事務所において、43件44名分の個人情報流出が発生したと発表した。発表によると、同市は、今年5月15日と18日に、船場法人市税事務所から法人等の特別徴収義務者(給与支払者)宛てに、「市民税・府民税特別徴収税額決定・変更通知書」(以下「通知書」)を約11万件送付した。送付後、5月18日から6月12日までに、給与支払者から「社員等でない者の通知書(納税者用)が来ている」旨の連絡があり、調査したところ、連絡があったものと合わせて、43件44名分の通知書を、本来の給与支払者ではない、別の給与支払者宛てに誤送付していたことが判明した。通知書には、給与支払者用には、納税者の住所、氏名、特別徴収税額、月別納付額等が記載されている。市は、個人情報が流出した納税者に対し、お詫びと経過説明を行っている。また、誤送付先と本来送付すべき給与支払者に連絡をとり、誤送付通知書の取り戻しと再交付を行った。市は、誤送付の原因の調査と対策を進め、点検体制の強化を図っていくとしている。
・リリース(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/page/0000042384.html
◎マルエツ、個人情報3467件を記載した中元・歳暮ギフト承り顧客名簿を紛失
マルエツ(本社:東京都豊島区東)は19日、新曽店(埼玉県戸田市)において、個人情報3467件を記載した「中元・歳暮ギフト承り顧客名簿」を紛失したと発表した。発表によると、新曽店において14日、顧客名簿紛失の恐れが発覚。15日から16日に、当該店の全域と周辺を捜索し、全従業員へのヒアリングや配達ルートの確認等の調査を行ったが発見に至らず、紛失したことが判明した。17日に紛失の経緯ならびに調査結果を、監督官庁と所轄警察署に届出、19日に該当顧客への連絡を開始するとともにホームページへの掲載を行った。紛失した顧客名簿には、3467件(依頼主538件、 届け先2929件)の氏名、住所、電話番号が記載されていた。現在のところ、当該顧客名簿の不正使用については確認されていない。
・リリース[PDFファイル](マルエツ)
http://www.maruetsu.co.jp/images/owabi_090619.pdf
◎NTT東日本千葉支店、業務委託先で顧客情報18件を含む書類紛失
NTT東日本千葉支店(千葉市美浜区)は19日、業務委託先で顧客情報18件を含む書類を紛失したと発表した。発表によると、業務委託先のNTT東日本-千葉において、電柱の敷地料支払いに関する書類を紛失した。紛失情報は、南房総市の顧客情報18件で、氏名等が含まれている。現時点では情報の不正流用等の事実は確認されていない。該当顧客に対しては、16日より個別に対応し、事態の説明とお詫びをしている。同社は今後、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(NTT東日本千葉支店)
http://www.nttchiba.com/osirase/20090619.html
◎郵便事業、神戸市水道局が送った272名分の個人情報含む簡易書留1通紛失
郵便事業(本社:東京都千代田区)の近畿支社は19日、神戸支店(神戸市中央区)において、神戸市水道局が金融機関に送った272名分の個人情報含む簡易書留1通を紛失したと発表した。18日午前10時半ごろ、紛失が発覚したという。同社は神戸市水道局の協力を得て、該当顧客に神戸支店長のお詫び状を送付するとしている。
・リリース[PDFファイル](郵便事業)
http://www.post.japanpost.jp/about/houdou/press/2009/kin_0619_01_b1.pdf
◎横浜市、資源循環局で54名分の個人情報含むUSBメモリ紛失
横浜市は19日、資源循環局産業廃棄物対策課の職員が54名分の個人情報が保存されたUSBメモリを紛失したと発表した。発表によると、18日午前9時頃、当該職員がデータをUSBメモリに保存して神奈川区内にある同課文書保管場所に移動した。その後、公共交通機関で本庁に移動する際にUSBメモリを紛失したという。午後1時頃、紛失に気づいた職員が移動経路を捜索したが発見には至らなかったため、利用した公共交通機関および神奈川県警に遺失物として届け出た。紛失したUSBメモリには、現在係争中の産業廃棄物の不適正処理事案関係情報が記録されており、54名分の氏名と16件分の住所の個人情報が含まれていた。同市は現在、該当する関係者に対する謝罪を進めている。今後は、同市が定めた個人情報保護に関する条例に定められたルールを遵守するとともに、個人情報の取り扱いについて徹底を図るという。
・リリース[PDFファイル](横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/me/pcpb/new/press/pre090619.pdf
◎九州労働金庫、カード情報1万3227件が記録された磁気テープ流出
九州労働金庫(福岡市中央区)は18日、1万3227件のカード情報が記録された磁気テープが流出したと発表した。発表によると、1986年のシステム移行の際に作成した旧福岡県労働金庫の磁気テープ1本が福岡県南部の河川敷に投棄されているのが発見された。廃棄されていた磁気テープには、旧システムの旧口座番号と暗証番号などを含む、1万3227件分のカード情報が記録されていた。そのうち、4116件の口座は現在も使用中で、9111件の口座はすでに解約済み、または暗証番号変更済みだった。流出したデータに関する被害等はいまのところ確認されていない。同金庫は、現在使用中の4116件の顧客に対して、個別に暗証番号変更等の手続きを依頼している。同金庫は今回の事態について謝罪するとともに、今後は情報保護の管理体制を強化し、再発防止に取り組むとしている。
・リリース(九州労働金庫)
http://kyusyu.rokin.or.jp/jyuyo/20090618.html
◎富山県南砺市「じょうはな座」、設定ミスでチケット当選者全員に返信メール誤配信
富山県南砺市の城端伝統芸能会館「じょうはな座」は、6月17日に送付したチケット当選メールの返信が、設定ミスで当選者全員に転送されたと発表した。発表によると、「truetearsご来城記念ファンイベント」の参加当選者に、当選を知らせるメールを6月17日に送った。当該メールに直接返信する形でャンセルの手続きをとった人のメールが、当該メールを送った全員に転送されてしまった。キャンセル手続きのメールにはキャンセル者の個人情報が記載されており、この個人情報が転送先に漏えいする結果となった。同館は、事態の発生を確認後、ただちに転送を止める作業を行ったが、キャンセルメールは360名に転送されたという。同館は従業員に対し、再発防止策を含めた啓発活動を実施する。
・個人情報取扱いに関するお詫びとご報告(じょうはな座)
http://johanaza.city.nanto.toyama.jp/event/owabipage4.html
◎アルテサロンHD、子会社で613名分の顧客情報などを含むパソコン等が盗難
美容チェーン店を運営するアルテサロンホールディングス(横浜市中区)は17日、子会社のAMG(横浜市中区)の社員が613名分の顧客情報を含むノートパソコンや書類、携帯を入れた鞄を盗難されたと発表した。発表によると、7日午前7時頃、当該社員が通勤途中に立ち寄った東京都港区内の飲食店で、座席に置いた鞄を盗難された。当該社員は管轄の麻布警察署に盗難届けを提出し、周辺の探索および近郊の鉄道各社に問い合わせを行ったが、現在のところ発見には至っていないという。盗難されたパソコンにはパスワードがかけられており、携帯電話も通信事業者を通じてロックをかけたため、個人情報が漏えいする可能性は低いという。盗難されたパソコンには、AMG有楽町マルイ店の顧客の氏名、住所が記載された顧客リスト613名分と、取引先30名分、同社グループ社員約50名分のメールアドレスが保存されていた。携帯電話には、取引先30名分、同社グループ社員約30名の電話番号が保存されており、書類は採用応募者2名分と同社グループ社員1名分の履歴書の写しだった。同社は該当する顧客と取引先に、今回の事態の説明と謝罪の文書を送るという。同社は今回の事態について謝罪するとともに、再発防止のための社員教育と顧客情報管理を徹底するという。
・リリース(AMG)
http://www.amg-hair-spa.com/info/index.html
・リリース(アルテサロンホールディングス)
http://www.arte-hd.com/topics/group/2009/06/new_2.html
・リリース(アルテサロンホールディングス)
http://www.arte-hd.com/topics/news/2009/06/post_11.html
◎日本特許情報機構、抄録作成資料送付先37名分の個人情報含むFDDを配送会社が紛失
日本特許情報機構(東京都江東区)は16日、抄録作成資料とその送付先37名分の個人情報含むFDDを、配送会社が紛失したと発表した。発表によると、同機構が業務を委託した特許デイタセンターが今月1日に抄録作成資料と送付先を記録したフロッピーディスク(FDD)を、再委託先である佐川急便に託し、配送を依頼した。FDDは翌日返却される予定だったが返却されなかったため、催促したところ、8日に佐川急便の事務所内で紛失したとの報告があったという。当該FDDには、37名の氏名と住所、電話番号が収録されていた。同機構は該当する37名にお詫びをし、配送業者に対しては管理強化を要請した。また、同機構においても個人情報のリスク分析を再実施して対応策を定め、管理を徹底して再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDF]ファイル(日本特許情報機構)
http://www.japio.or.jp/topics/files/privacy%20mark%20report01.pdf<br>
◎新響、自社HPの「お問い合わせフォーム」入力顧客の個人情報が約1年間閲覧可能に
楽器販売や音楽教室運営などを行う新響(兵庫県西宮市)は16日、同社ホームページの「お問い合わせフォーム」に入力した顧客の個人情報が昨年7月から閲覧可能になっていたと発表した。発表によると、閲覧可能になっていたのは、2008年7月4日から2009年6月7日までの期間に同フォームに入力した顧客データ148件で、情報内容は、氏名、メールアドレス、住所、電話番号、生年月日、問い合わせ内容。2008年7月4日に同ホームページの運用サーバーを移行した際、問い合わせフォームのプログラム設定にミスがあったことが原因という。今年6月9日午前10時頃に顧客から個人情報漏えいの指摘を受けて発覚。同社から委託業者の担当者へ連絡して調査を開始し、同午前10時30分頃に該当データを削除してホームページを閉鎖した。同午前11時頃に、検索エンジン各社へキャッシュの削除を依頼。12日には該当顧客へメールでお詫びと報告を行い、ホームページを再開して本件についてのお詫びと報告を掲載した。同社は今後、こうした不備が二度と起きないよう、管理体制の徹底を図るとしている。
・リリース(新響)
http://www.shinkyo-gakki.co.jp/privacy.html