◎ エフエム東京、リスナー11名の「当選者リスト」含むパソコン盗難
民間放送局のエフエム東京(本社:東京都千代田区)は10日、リスナー11名分の個人情報を含むパソコンが盗難にあったと発表した。発表によると、同社のスタジオ施設前廊下デスクにて、6月29日の未明に番組制作者が使用するパソコンが盗まれた。調査の結果、このパソコンには、番組プレゼントに当選したリスナー11名分の氏名、住所、電話番号が記載された当選者リストが保存されている可能性があることが判明した。同社は、スタジオ施設周辺の捜索や関係者への聴取を続けているが、これまでのところ発見されていない。警察に被害届けを提出した上で、当選者11名には個別に連絡しお詫びした。現時点でて、情報が第三者に流出し、二次被害が発生したという事実は確認されていない。同社は今後このような事態が発生しないよう、番組制作者への指導を徹底し、個人情報管理に注意を払っていくとしている。
・リリース(エフエム東京)
http://www.tfm.co.jp/info/20090710.html
◎ 岐阜大学医学部附属病院、車上荒らしで患者情報19名分記載リストを盗難紛失
岐阜大学医学部附属病院(岐阜県岐阜市)は10日、同院に勤務する泌尿器科男性医師の車が荒らされ、患者リストが入ったと思われるカバンを盗まれたと発表した。同病院によると、6月11日午後10時頃、医師が飲食店で飲食していたところ車が荒らされ、カバンを盗まれた。医師はカバンにリストが入っていた可能性があることを失念しており、6月25日になって同病院に報告。医局等を調べたが、リストは発見されていないという。これまでに情報の不正使用等の事実は確認されていない。リストはA4サイズの紙1枚で、患者19名のID番号、氏名、病名、診療科が記載されていた。診療科のデータベース入力のために作成したもので、入力後はシュレッダー処理することになっていたという。同病院では再発防止のため、患者のリストを紙媒体に出力せず、持ち出し禁止の専用パソコンで管理することにした。また今後、個人情報保護に関する全体研修を医学部と連携して実施。医員等の採用時に、個人情報保護法に関する研修を行うという。
・リリース(岐阜大学医学部附属病院)
http://www.gifu-u.ac.jp/view.rbz?cd=1059
◎千葉県、難病患者データ5万869件を収録したMOが所在不明に
千葉県は10日、難病患者の医療費を助成する特定疾患治療研究事業において県が保管している、患者データの入ったMOが所在不明となっていることを明らかにした。MOには、患者5万869名の氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、疾患名、医療機関名などが保存されている。県によると、市原健康福祉センター(千葉県市原市、以下センター)が2日、関連書類をダンボール箱に詰め、職員2名立ち会いのもと、MOを緩衝シートやダンボール片などでくるんで隙間に入れ、ゆうパックで疾病対策課あてに発送。同課では3日に荷物を受け取り書類を受領したが、MOが届いていないため7日にセンターに問い合わせ、所在不明となっていることが判明した。7日から9日にかけて同課とセンターで庁舎内を探し、8日には郵便局に問い合わせたが、MOは見つかっていない。同課では該当患者に対し、文書で事実を通知して謝罪。今後は、各福祉センターと保健所で患者データを直接持参することとした。データの暗号化も実施する。情報が第三者に渡り、患者に不利益が生じたとの報告は受けていないという。
・リリース[PDFファイル](千葉県)
http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/c_sippei/8alenanbyou/2tokutei/20090709MOhunshitsu.pdf
◎早稲田大学、キャンパス内で学生・卒業生の個人情報含むノートPC盗難
早稲田大学(東京都新宿区)は10日、同大商学学術院の専任教員が、学生と卒業生の個人情報が保存されたノートパソコン1台を盗まれたと発表した。同大によると7日午後4時過ぎ、教員がキャンパス内のトイレに立ち寄った際、手洗い場にノートパソコン入りのカバンを置き1~2分ほど目を離したところ、何者かに持ち去られた。パソコンには、1999年度入学者から2009年度在籍者までの名簿が保存されていた。ほかに、2007~2009年度にこの教員の担当科目を受講した学生の成績も保存されている可能性があり、これらの個人情報は把握できているもので376名分、最大でのべ523名分となる。同大では、すでに該当する学生と卒業生に文書で謝罪し状況を報告。今回の盗難による二次被害は確認できていないという。また、個人情報の適切かつ安全な管理および取り扱いについて指導を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](早稲田大学商学学術院)
http://www.waseda.jp/gradcom/news/NEWS_090710.pdf
◎積水ハウス、九州圏の社員が顧客情報33件を登録をした携帯電話を盗難紛失
積水ハウス(本社:大阪市北区)は9日、九州圏の社員が、顧客の情報を登録した携帯電話を盗まれたと発表した。同社によると6月9日、帰宅途中にタクシー乗り場でカバンごと盗まれた。携帯電話には、顧客の氏名と電話番号が33件登録されていた。同社では警察に紛失届を提出し、携帯電話の使用停止処置を電話会社に依頼。該当する顧客に謝罪し、事情を説明した。紛失に起因する二次被害は発生していないという。同社は、個人情報の取り扱いについて繰り返し指導と教育を行い、再発防止に努めるとしている。
・リリース(積水ハウス)
http://www.sekisuihouse.co.jp/information/20090709.html
◎兵庫医科大学篠山病院、患者情報40名分を記録したUSBメモリを病棟内で紛失
兵庫医科大学篠山病院(兵庫県篠山市)は9日、女性看護師が、病棟のナースステーションで患者の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。同病院によると、紛失したのは6月13日午前2時ごろ。看護師は、ナースコールがあったためメモリーを机上に置いたまま病棟へ向かい、その後もメモリーを所定の保管場所に戻さずに業務を終えて帰宅。翌14日、メモリーの紛失が発覚した。メモリーには、2008年11月から2009年6月までに入院した患者のうち40名の氏名、性別、生年月日、年齢、住所、電話番号、病状、介護の状況などが含まれているが、患者の特定はできていない。同病院では電子カルテ化の事前対応として、一病棟で患者の情報をUSBメモリーに保存。看護師長が確認後に随時削除していたが、40名分が残っていた。同病院は7月7日に篠山警察署へ紛失届を提出。該当する患者には封書で事故を報告し、直接自宅を訪問するなどして説明と謝罪を行っている。再発防止策として、すでにUSBメモリーに看護情報などを保存することをやめており、個人
情報はサーバーに保存してアクセス認証がなければ閲覧できないようにした。職員に注意喚起も行うという。
・リリース(兵庫医科大学篠山病院)
http://www.sasayama.hyo-med.ac.jp/information/?m=InfoItem&id=33
◎日本医科大学多摩永山病院、患者情報を記録したUSBメモリを一時紛失
日本医科大学多摩永山病院(東京都多摩市)は7日、同院の医師が、患者の氏名と患者IDが記録されたUSBメモリーを一時紛失していたと発表した。同病院によると、5月29日午後10時頃、院外の一般の人から、同日午後7時頃に京王相模原線車内で同メモリーを拾い中身を閲覧したところ、同病院の医師の名前があったと連絡が入った。メモリーは回収済みで、拾った人から閲覧内容を公表しないとの確約を得ているという。同病院では再発防止のため、個人情報管理に関するマニュアルを見直し、個人情報の盗難、紛失等に対する予防策を周知徹底するとしている。
・リリース(日本医科大学多摩永山病院)
http://tama-h.nms.ac.jp/topics/detail.php?id=781
◎バッファローダイレクト、顧客への連絡メールに他の顧客67名の個人情報を記載し誤送信
コンピューター周辺機器販売のバッファローダイレクト(名古屋市熱田区)は7日、顧客への連絡メールに他の顧客67名の個人情報を記載し誤送信したと発表した。発表によると、7日午後2時頃、顧客への納入日について順に連絡を行っていた。この納入日連絡の際、本人宛ての納入日に加え、同時間帯に納期連絡を予定していた顧客67名分のメールアドレスと氏名を記載した情報を文中に含んだ状態で送信してしまった。同社は該当顧客すべてにお詫びと説明の連絡をした。同社は今後、全社をあげて再発防止に取り組み、個人情報の適正管理を徹底していくとしている。
・リリース(バッファローダイレクト)
http://www.buffalo-direct.com/owabi/owabi.html<br>
◎JA香川信連とJAバンク香川、11件の個人情報を記載した「納税者等一覧」を紛失
香川県信用農業協同組合連合会(JA香川信連、以下信連/香川県高松市)と香川県農業協同組合(JAバンク香川、以下JA/同)は7日、信連からJAに送付した県税口座振替の納税者等一覧表を紛失したと発表した。発表によると、自動車税の自動振替業務に関する口座確認のために、信連からJAに送付した書類のうち、西植田支店分1枚の紛失が判明した。書類は2008年度の「県税口座振替の納税者等一覧表(書類送票)」の写しで、納税義務者11件の住所と氏名、口座番号、口座名義人名等が記載されていた。信連とJAは、他の書類に混入し廃棄されたものと推定、外部へ流出した可能性は極めて低いとしている。これまでのところ、当該情報の外部流出や二次被害の報告はない。信連とJAは今後、送付方法の改善やチェック体制強化を図り、関係先ともども再発防止に努めるとしている。
・リリース(JA香川信連、JAバンク香川)
http://www.jabank-kagawa.or.jp/information/infomation210703.html
◎ミニストップ、江戸川台西口店で公共料金等払込票153件が盗難
コンビニエンスストアを展開するミニストップ(本社:東京都千代田区)は3日、江戸川台西口店(千葉県流山市)で公共料金等払込票153件が盗難にあったと発表した。発表によると、2日午前4時13分頃、強盗事件が発生。売上金とともに公共料金等の払込票153件が奪われた。払込票は、1日午前5時~午後10時までに同店で収納を行ったもので、払込票の種類により、記載されている内容が異なる。同社、および同社に収納を委託している東京ガスとNTT東日本は、当該顧客に対し謝罪と事情説明を行った。これまでのところ、個人情報の悪用事例はないという。なお、ガス料金も電話料金も、当該店舗で受け付けた時点で収納処理が完了している。
・リリース(ミニストップ)
http://www.ministop.co.jp/company/newsrelease/
・リリース[PDFファイル](東京ガス)
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20090703-02.pdf
・リリース(NTT東日本)
http://www.ntt-east.co.jp/important/information/090707/index.html
◎NTT西日本-関西、営業担当者が顧客情報74件を記載した「工事連絡先一覧表」を紛失
NTT西日本-関西(大阪市中央区)とNTT西日本大阪支店は3日、顧客情報が記載された書類を紛失したと発表した。発表によると、NTT西日本大阪支店から営業活動業務を受託しているNTT西日本-関西の営業担当者が1日、帰宅途中に書類の入った鞄を紛失した。鞄には、マンション対象の光接続サービス開通工事を行う際の「工事連絡先一覧表」が入っていた。当該書類には、大阪市北部および北摂地域の顧客66件分に関する、マンション名と住所、オーナー情報(氏名、住所、電話番号)が記載されていた。また、マンション管理会社連絡先6件や、光ファイバー利用意向アンケート2件も含まれていた。口座情報等は含まれていない。翌2日に警察へ届け出たが、まだ発見されていない。紛失情報の不正利用は確認されていないという。NTT西日本-関西は当該顧客を個別訪問し、謝罪と事情説明を行った。また、NTT西日本大阪支店は委託先に対し顧客情報の管理強化を図るよう指導し、再発防止と信頼回復に努めるとしている。
・リリース(NTT西日本‐関西)
http://www.ntt-west.co.jp/osaka/news/2009/0703/index.html
◎永和信用金庫、全店調査で出資金印鑑届等21件の顧客情報漏えいが判明
永和信用金庫(大阪市浪速区)は3日、出資金印鑑届等21件の顧客情報漏えいが判明したと発表した。発表によると、一部営業店で出資金印鑑届の紛失が判明したのを機に、全店調査および類似案件の調査を実施したところ、本・支店の11部署でこれらの書類紛失が判明した。紛失したのは、出資金印鑑届19件、普通預金印鑑届と定期積金集金カードがそれぞれ1件の計21件分。これらの書類には、顧客の氏名、住所、電話番号、勤務先、口座番号などが記載されていた。内部調査の結果、誤まって廃棄した可能性が高く、外部流出のおそれは低いとしている。これまでのことろ、本件に関する照会等も発生していない。該当顧客に対しては説明と謝罪を行った。同金庫は今後、顧客情報の厳格な管理の徹底など再発防止に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](永和信用金庫)
http://www.eiwa-shinkin.co.jp/osirase/loss.pdf
◎北九州市、65歳以上の高齢者121世帯168名分記載の名簿を一時紛失
北九州市は2日、同市八幡東区の65歳以上の高齢者121世帯168名分の名簿を紛失したと発表した。発表によると、紛失した名簿は民生委員に貸与したもので、使用後に地区会長を通して市に返却されることになっていた。6月26日、名簿が未返却であったことから、区役所まちづくり推進課から当該地区の民生委員会長に連絡。1日に同会長から一人の地区担当民生委員分の高齢者名簿が紛失したとの連絡があり、同課が事情確認を行った。2日には関連場所を同課職員も同行して探したが見つからなかった。名簿には、氏名、住所、性別、生年月日、年齢、世帯主名が記載されている。市は該当者を戸別訪問してお詫びと注意喚起を行った。この後、13日に当該名簿が発見された。地区会長が自宅で書類整理をしていて見つけたという。市は該当者を戸別訪問して状況報告を行うとしている。
・リリース[PDFファイル](北九州市八幡東区役所)
http://www.city.kitakyushu.jp/file/03010200/happyou/090702meibofunsitu.pdf
◎大阪市信用金庫、保存書類整理過程で152件の顧客情報紛失が判明
大阪市信用金庫は2日、本店営業部において保存書類の整理作業を行う過程で、152件の顧客情報紛失が判明したと発表した。発表によると、紛失したのは2002年5月17日に取り扱った152件の取引伝票等で、顧客の氏名、口座番号、電話番号、金額などの個人情報が記載されている。内部調査の結果、誤廃棄した可能性が高く、個人情報の外部流出の可能性は低いという。これまでのところ外部からの問合わせ等はない。同庫は当該顧客への個別に説明とお詫びをした。また今後、再発防止策を徹底するとしている。
・リリース(大阪市信用金庫)
http://www.osaka-shishin.co.jp/info/funsitu20090702.html
◎大阪市、市内3区で経済調査の対象事業所名簿88社分を紛失・盗難
大阪市は1日、市内3区で経済調査の対象となっている事業所の名簿88社分について、紛失事件と盗難事件が発生したと発表した。発表によると、当該調査は総務省が全国の自治体を通じて実施する基幹統計調査(2009年経済センサス-基礎調査)で、1日が調査期日となっている。大阪市内での調査対象は約20万事業所で、約3400人の統計調査員が活動していた。紛失事件は6月25日に平野区、翌26日に旭区で発生。紛失した名簿には、それぞれの地域内の8事業所、および4事業所が記載されていた。また、6月30日には阿倍野区で、76事業所の名簿が入った手提げ袋が調査票配布活動中に盗難にあった。紛失・盗難にあった名簿には、事業所の名称、事業所の所在地と電話番号、経営組織、本社・支所等の別が記載されている。いずれも警察に届け出るとともに、各事業所に対し(転出または廃業している事業所を除き)、説明と謝罪を行った。市では6月22日にも同様の事件が発生し、再発防止に取り組んでいたところだった。市はさらに再発防止の徹底に努めるとしている。
・リリース(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/keikakuchosei/0000043911.html