◎東京医科大学病院、医師が患者情報を含むノートPCをJR車内に置き忘れ紛失
東京医科大学病院(東京都新宿区)は2009年12月28日、医師が患者情報を含むノートパソコンを紛失したと発表した。発表によると、同月12日午前、同病院の医師が当直明けの帰宅途中に、JR車内に個人所有のノートパソコンが入ったリュックサックを置き忘れた。同14日に駅遺失物センターに問い合わせたが届出はなかったため、警察、および関東信越厚生労働局と東京都へ届け出を行った。当該パソコンには、最大166人分の患者に関するメモ書きがあり、学会発表用資料4人分も含まれている可能性があるという。メモ書きは、カタカナ患者名と病名、治療記録などで、生年月日、住所、電話番号は含まれていない。パソコンにパスワード設定はされていなかった。同院は該当患者へ個別に連絡と謝罪を行っている。同院は今後の再発防止に万全を期し、信頼回復に努めるとしている。
・個人情報の紛失について(東京医科大学病院)
http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/info/info_091228.shtml
◎八千代銀行、顧客情報130件を記載した手帳を紛失
八千代銀行(本店:東京都新宿区)は2009年12月28日、顧客情報を記載した手帳を紛失したと発表した。発表によると、同月10日、相模大野支店の行員が手帳1冊を紛失した。日中の営業活動中に紛失したものと推測されている。当該手帳には、法人顧客を中心に約130件の顧客氏名と電話番号が記載されていた。紛失判明後、入念な探索を続けているが、発見に至っていない。現時点において、外部からの問合わせや問題となる事象は発生していない。同行は、顧客情報の管理を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・お客さま情報の紛失について[PDF](八千代銀行)
http://www.yachiyobank.co.jp/about/news2009/pdf/20091228_1.pdf
◎昭和信用金庫、顧客情報を記載した新聞折り込み広告が配達され流出
昭和信用金庫(本店:東京都世田谷区)は2009年12月28日、顧客情報を記載した新聞折り込み広告が配達されてしまったと発表した。発表によると、同月20日、同庫経堂支店エリアの新聞折り込み広告の中に、誤って顧客情報が記載された折り込み広告が4枚、混入されて配達されたという。同庫は、混入された折り込み広告について回収に努めている。また、該当顧客に対し、これまで判明している事実関係の説明をしている。現時点では情報の不正利用等の事実は確認されていない。同庫は再発防止に向け、顧客情報の管理を徹底し、信頼の回復に取り組んでいくとしている。
・お客様情報の流出に関するご報告とお詫びについて[PDF](昭和信用金庫)
http://www.shinkin.co.jp/showa/news_html/20091228.pdf
◎よしもとクリエイティブ、メール誤送信で視聴者472名のメルアド流出
よしもとクリエイティブ・エージェンシー(本店:大阪市中央区)は2009年12月26日、メール誤送信で視聴者472名のメールアドレスが流出したと発表した。発表によると、同社は同月25日、2010年1月1日放送のテレビ東京系列「歌うお正月! 6時間笑いっぱなし生伝説~ライブ・ザ・よしもと2010」の公開生放送の観覧に応募し当選した視聴者へ、当選連絡メールを送付した。その際、全ての当選者のメールアドレスを宛先欄に入れて送信したため、当選者のメールアドレスが送付者全員に開示される結果となった。氏名、住所、電話番号等の漏えいはない。同社は今後、個人情報管理の徹底と従業員の教育を徹底し再発防止に努めるとしている。
・テレビ東京系列「お正月番組」観覧者募集におけるお詫びとお知らせ[PDF](よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
http://www.yoshimoto.co.jp/cmslight/resources/1/45/info_091226_2.pdf
◎印野簡易郵便局、顧客情報2700名分を記載した振替払込金受入票を紛失
郵便局東海支社は2009年12月28日、印野簡易郵便局(静岡県御殿場市)で、顧客情報の紛失があったと発表した。紛失したのは、2007年10月から2008年12月分の振替払込金受入票で、約2700名の顧客の個人情報が記録されていた。記録されている主な情報は、氏名、住所、取引金額。内部調査の結果、不要書類として廃棄されたと考えられ、外部への情報漏えいの可能性は低いという。これまでに照会や不正要求等、外部漏えいが疑われるような事象は発生していない。今後は顧客情報管理を強化し、再発防止に努めていくとしている。
・お客さま情報の紛失について(郵便局東海支社)
http://www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/press/2009/abt_prs_id000479.html
◎ウェディングベル、元役員が顧客情報を持ち出し買い取りを強要
結婚情報サービス業のウェディングベル(本社:名古屋市千種区)は2009年12月26日、同社に勤務していた元役員が顧客の個人情報を持ち出し、買い取りを強要したことを明らかにした。発表によると、元役員は同社に1週間ほど在籍し、失踪。その後、持ち出した顧客情報を買い取るように恐喝してきたという。同社は要求を拒否して警察に被害届を提出した。同社から不正に持ち出された顧客情報は、氏名、生年月日、電話番号、住所。顧客数は明らかにしていない。同社は事実関係の調査を続けており、顧客に情報提供を呼びかけている。また、対応策として顧客情報のアクセス権限の限定とアクセス量の制限を実施した。今後は顧客情報管理とサービス向上に努め、信頼回復に努めていくとしている。
・お客様情報の流失に関するお詫びとお知らせ(ウェディングベル)
http://www.wedding-bell.co.jp/owabi.php
◎北斗郵便局、顧客情報1090名分を記載した営業活動記録簿を紛失
郵便局北海道支社は2009年12月21日、北斗郵便局(北海道北斗市)で、顧客情報紛失があったことを発表した。紛失したのは2007年度下期分の営業活動記録簿9冊で、貯金関係では約380名分、保険関係では約680名分、その他約30名分の顧客情報が記載されている。記録されている主な情報は、顧客氏名、住所、性別、生年月日、電話番号など。内部調査の結果、不要書類とともに廃棄したと考えられ、外部に漏えいする懸念は低いという。これまでに照会や不正な要求等、外部漏えいが疑われるような事象は発生していない。今後は顧客情報の管理を強化し、再発防止に努めていくとしている。
・お客さま情報の紛失について(郵便局北海道支社)
http://www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/press/2009/abt_prs_id000478.html
◎笠岡郵便局、顧客情報1940名分を記載した営業活動記録簿を紛失
郵便局中国支社は2009年12月21日、笠岡郵便局(岡山県笠岡市)で顧客情報紛失があったことを発表した。紛失したのは、2007年度下期分の営業活動記録簿14冊で、貯金関係では約490名分、保険関係では約1450名分の顧客情報が記載されている。記録されている主な情報は、顧客氏名、住所、性別、生年月日、電話番号など。内部調査の結果、不要書類とともに廃棄したと考えられ、外部に漏えいする懸念は低いという。これまでに照会や不正な要求等、外部漏えいが疑われるような事象は発生していない。今後は顧客情報の管理を強化し、再発防止に努めていくとしている。
・お客さま情報の紛失について(郵便局中国支社)
http://www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/press/2009/abt_prs_id000477.html
◎トーエネック、個人情報を記載した「協力会社の定期保険申込書」等を紛失
土木建設業などのトーエネック(本店:名古屋市中区)は2009年12月25日、個人情報を記載した会社資料を紛失したと発表した。発表によると、同月14日、岡崎支店管内の従業員が、同社事業所間の配達のため、会社書類「弊社協力会社の定期保険申込書」「自社持株会配当金のご案内」を持って退社。帰宅途中、立ち寄った飲食店で同書類一式を置き忘れ、翌早朝に気付いて捜索したものの見つからなかった。「弊社協力会社の定期保険申込書」には4名分の被保険者番号、氏名、生年月日、死亡保険金受取人、加入保険金額、申込保険金額が、「自社持株会配当金のご案内」には19名分の持株会コード、所属コード、企業コード、従業員コード、配当付株数ほかの配当金情報が記載されている。現在、警察署に紛失届けを提出するとともに、関係先や関係者に事実説明を行っている。同社は今後、再発防止策を周知徹底し、情報管理強化に努めていくとしている。
・個人情報の紛失について(トーエネック)
http://www.toenec.co.jp/press/2009/200912/20091225.html
◎紀文食品、案内メール誤配信で顧客のメールアドレス382件が流出
水産練り製品等の製造・販売を行う紀文食品(本社:東京都中央区)は2009年12月25日、顧客への案内メール誤配信で顧客のメールアドレス382件が流出したと発表した。発表によると、同月23日午後2時19分、「紀文おせち料理オンラインショップ」で商品を購入した顧客382名へポイント交換案内メールを送信した際、担当者の操作ミスにより、顧客全員のメールアドレスを表示したまま送信してしまった。当該メール受信者からの連絡で事実を確認した。同社は該当顧客全員にメールを送り、お詫びと報告とともに、当該メールの削除を依頼した。現在までにメールアドレスの不正使用や露呈などの事実は確認されていない。同社は今後、個人情報を取り扱う際の業務フローの見直しを行うなど、再発防止策に努める。
・電子メール誤配信に関するお詫び(紀文食品)
http://www.kibun.co.jp/ichiran/20091225431.html
◎日新信用金庫、顧客情報を記載した書類の誤送付と紛失各1件を公表
日新信用金庫(本店:兵庫県明石市)は2009年12月24日、同金庫から顧客宛に郵送した書類の誤送付、および個人情報記載書類の紛失事故各1件を公表した。いずれも宇治川支店で発生した。書類誤送付は2009年11月30日、顧客宛へ郵便物を発送する際、別の顧客に返却すべき「振込金受取書(兼振込手数料受取書)」2枚を誤って混入し送付した。翌12月2日、当該郵便物を受取った顧客から申出があり、誤送付が判明した。当該書類には、振込依頼人の氏名、電話番号、振込金額、振込受取人の氏名、振込先金融機関および振込先口座番号が記載されている。紛失書類は2009年11月30日、住宅ローン保証会社から、同金庫が2001年6月に顧客から受理した「返済方法変更契約書」をFAXしてほしいという依頼があり、確認したところ、当該契約書の不在が判明した。当該書類には、債務者の氏名、連帯債務者の氏名、住所、口座番号等が記載されている。内部調査の結果、変更契約時に当該文書を求めていなかった可能性が高く、外部漏えいの可能性は極めて低いという。誤送付・紛失とも関係者には事実説明を行ない、了解を得ている。同庫は個人情報記載書類の取扱いについて全職員に改めて注意喚起し、再発防止に努めるとしている。
・個人情報記載書類の誤送付及び紛失事案について[PDF](日新信用金庫)
http://www.nisshin-shinkin.co.jp/cgi/data/whatsnew/attached/1a2628d92058-0497-7149-f128-1261637190.pdf
◎UR都市機構、業務発注先が車上荒しで顧客情報2名分を含むFDDを一時紛失
UR都市機構(本社:横浜市中区)は2009年12月21日、業務発注先の社員が使用する社用車から鞄が盗まれ、同機構の顧客情報2件分を含むフロッピーディスク(FDD)1枚を一時紛失したと発表した。発表によると、UR賃貸住宅の修繕業務を請け負う会社の社員が同月10日、車上荒らしにあい、FDDを入れた鞄が盗まれた。翌11日に盗まれた鞄が見つかり、当該FDDも回収された。FDDには、顧客2名の住宅の修繕工事に関連し、団地名、住戸番号、氏名、電話番号、修繕内容の情報が記録されていた。同FDDには7桁の暗証番号が設定されており、情報漏えいの可能性は極めて低いという。同構は今後、個人情報が記載された文書等の取扱いについての注意喚起を図るなど改めて徹底し再発防止に努める。
・請負業者におけるフロッピーディスク(お客様情報を含む)の一時紛失について[PDF](UR都市機構)
http://www.ur-net.go.jp/central/pdf/kojinjoho_091221.pdf