◎ ウェブ、元取締役が会員情報1万6304名分持ち出し販売
結婚情報サービスのウェブ(本社:千葉県市川市)は23日、会員情報1万6304名が社外に流出したと発表した。発表によると、流出したのは1995年10月14日から2005年8月31日までの間に登録した会員1万6304名の名前、性別、生年月日、電話番号、住所。同社の旧情報システムを構築した元役員が退職の際に持ち出し、同業他社248社に買取を打診したことから発覚したという。毎日新聞などによると、買取を打診するメールが複数の同業他社に届くようになったのは昨夏以降だといい、同社はこの日の新聞報道を受けて初めて事実を公表した。該当する会員には、別途同社から連絡するとしている。同社では打診のあった全社に対し、購入しないよう要請文を送付しており、当該元役員については、告訴の準備を進めている。
・お客様各位:お客様情報の流失に関するお詫びとお知らせ(2009年12月23日)(ウェブ)
http://www.webclub.co.jp/20091223.html
◎ 秋田・雄和郵便局、顧客4640名分の営業活動記録簿を紛失
郵便局会社東北支社などは22日、雄和郵便局(秋田県秋田市)で約4640名分の顧客情報を記載した2007年度分の営業活動記録簿8冊を紛失したと発表した。発表によると、紛失した記録簿には預金関係の顧客の約1060名と保険関係約3580名の住所、氏名、性別、生年月日、電話番号などが記載されていた。内部調査の結果、保管期間を過ぎた不要書類と一緒に廃棄した可能性が高いと説明している。秋田市内では、今月11日に土崎東郵便局で約3600名分の保管書類の紛失が発覚していた。同支社では、今後は顧客情報の管理を強化し、再発防止に努めるとしている。
・お客さま情報の紛失について[PDF](郵便局)
http://www.jp-network.japanpost.jp/notification/pressrelease/2009/document/3001_02_05_209122201.pdf
・お客さま情報の紛失について(ゆうちょ銀行)
http://www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/press/2009/abt_prs_id000476.html
・お客さま情報の紛失について(かんぽ生命保険)
http://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/press/2009/abt_prs_id000181.html
◎東京都、あて名ラベルの二重貼りで個人情報流出
東京都生活文化スポーツ局は21日、「スポーツ・健康づくりに関する調査」の調査対象者の一部の個人情報が流出したと発表した。発表によると、調査を委託しているエスピー研(東京都千代田区)が今月11日、調査対象者8500名に礼状を送付した際、いちど貼ったあて名ラベルの上に別のあて名ラベルを重ねて貼り付け発送したものが約20件あった。16日に送付先から都に連絡が入り発覚。同社からの報告を受けて、都は調査対象者への謝罪などの対応を指示した。エスピー研では調査対象者全員に文書を送り謝罪。今後は、全従業員に対して個人情報の保護の教育を再度徹底するなどし、再発防止に努めるとしている。
・スポーツ・健康づくりに関する調査に係る個人情報事故(東京都)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2009/12/20jcl500.htm
・個人情報の流出事故に関するお詫びとお知らせ[PDF](エスピー研)
http://www.sp-ken.co.jp/home/topi/owabi_091221.pdf
◎ カインズホーム昭島店、自転車購入者150名分の書類紛失
ホームセンターチェーンのカインズ(本部:馬県高崎市)は18日、カインズホーム昭島店(東京都昭島市)で150名分の顧客情報御紛失したと発表した。紛失したのは、自転車を販売する際に発行する「自転車盗難補償制度加入証兼販売管理台帳」。今年7月25日~8月10日頃までに購入した顧客の住所、氏名、電話番号、性別、年齢、購入した自転車の色やサイズ、警察防犯登録ナンバーが記載されていた。これまでのところ、紛失情報の流出や被害報告は無いという。同社は、取扱ルールの見直しや管理体制の強化を行い、再発防止に努めるとしていいる。
・お客様情報書類の廃棄 或いは 紛失のご報告とお詫び[PDF](カインズホーム)
http://www.cainz.co.jp/important_news/pdf/akishima.pdf
◎ 岐阜県立海津明誠高等学校、校内で生徒の成績等を含むメモリ紛失
岐阜県教育委員会は18日、県立海津明誠高等学校の教諭が生徒情報を保存したUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、紛失したメモリーには、生徒72名分の成績情報と38名分の生徒指導に関する情報が記録されていた。17日午後、教諭がメモリー2本の入った筆入れを自分の机の上に置いたまま1時間ほど席を離れ、その後この筆入れを持って校内の会議に参加した後、メモリーの紛失に気付いた。メモリーは教諭の私物で、パスワード等のセキュリティも講じられていなかった。 同校では、生徒や保護者に対し文書による事情説明と謝罪を行っており、県教委では情報管理の再徹底を図るとともに、教諭の処分を検討する。
・生徒情報の入ったUSBメモリの紛失について[PDF](岐阜県)
http://www.pref.gifu.lg.jp/contents/news/release/H21/z00001871/files/H211218_USB.pdf
◎NTT西日本、石川県でも顧客情報935件を販売代理店に不正提供
NTT西日本(西日本電信電話/本社:大阪市中央区)の顧客の利用情報が販売代理店に不正提供されていた問題で、兵庫県だけでなく、石川県でも同様の不正提供が行われていたことがわかった。17日、NTT西日本とNTT-北陸が明らかにした。発表によると、NTT西日本から業務委託を受けているNTT西日本-北陸の社員が、NTT西日本が契約している一部の販売代理店に対し、顧客が利用しているサービス情報を不適切に提供していた。販売代理店への提供方法は、「フレッツ光」提供可能集合住宅の物件名と住所を記載した物件リストに、自社または他社DSLを利用している顧客の部屋番号を付記して提供していた。提供時期は2008年3月から2009年11月。把握可能な今年4月から11月までの提供件数は、石川県内(金沢市、小松市、七尾市、羽咋市、加賀市、白山市、石川郡野々市町、河北郡内灘町、河北郡津幡町)の顧客が利用しているサービス情報935件。内訳は NTT西日本のADSL利用情報256件、NTT西日本以外のDSL利用情報679件。同社は対象顧客に個別にお詫びをし、ホームページにお詫び文を掲載した。また問合わせ用のフリーダイヤルを設置した。
・お客様ご利用のサービス情報の一部販売代理店への不適切な提供に関するお詫びとお知らせ[PDF](NTT西日本‐北陸)
http://www.ntt-west-hokuriku.co.jp/information/pdf/091217.pdf
・お詫びとお知らせ(NTT西日本‐北陸)
http://www.ntt-west-hokuriku.co.jp/information/091217.html
・お詫びとお知らせ(NTT西日本-北陸 H21.12.17)(NTT西日本)
http://www.ntt-west.co.jp/info/support/owabi2.html
・お客様ご利用のサービス情報の一部販売代理店への不適切な提供に関するお詫びとお知らせ(NTT西日本)
http://www.ntt-west.co.jp/news/0912/091217a.html
◎東京障害者職業能力開発校、生徒らの個人情報を含むメモリ紛失
東京都は17日、東京障害者職業能力開発校(東京都小平市)で生徒の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、同校能力開発課職員が10日午後、実務作業科実習室でUSBメモリーを用いて作業を行い、同建物内の職員準備室(自席)に戻した。通常は、USBメモリーは作業後、自席の施錠できる引出しに戻すことになっている。14日午前、同職員は職員準備室でUSBメモリーの紛失に気づいた。紛失したUSBメモリーには、球技大会の種目別参加者の名簿(21名の姓のみ記載)、「技能文化祭一日工作室」に関するメモ(生徒4名、職員2名の姓を記載)、その他、業務関連情報などが保存されている。当該USBメモリーは認証機能付きでパスワードを設定しているが、紛失防止用のタグは取り付けていなかった。現時点では、紛失による二次被害の情報は入っていない。同校は16日、該当生徒の保護者に電話により個人情報紛失の事実説明及び謝罪を行い、17日に通知文を配布した。また、全職員を緊急招集し、USBメモリーの保管状況の確認を行い、タグがついていないものには即日取り付けを行った。今後、全職員を対象とした個人情報保護の研修を実施し、保管方法及び事故発生時の対応について再度周知徹底する。
・東京障害者職業能力開発校 個人情報を含む資料を紛失(東京都)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2009/12/20jci400.htm
◎きらやか銀行、顧客情報の紛失と誤廃棄3件を公表
きらやか銀行(本店:山形県山形市)は16日、顧客情報を記録した電子媒体の誤廃棄と紛失事故が3件あったことを発表した。発表によると、1件は「歳入金領収控」の誤廃棄。10月6日に行われた日本銀行による歳入代理店検査において判明した。内容は2007年4月20日から2008年12月1日の国税の口座振替の納付記録3万4111件で、住所、氏名、納税額などが記載されている。保存期間を誤認し溶解廃棄処分された可能性が極めて高いという。1件は、「ATM電子ジャーナル用CD-ROM」4枚の誤廃棄。11月12日に行われた同行中央営業部に対する行内の内部監査において判明した。内容は、同行中央営業部店内ATM4台の2008年10月7日から11月12日の入出金、残高照会、振込の取引履歴2万4498件。窓口営業担当者が書込エラー分と誤認し、シュレッダーにて裁断し廃棄された可能性が高いという。もう1件は、USBメモリの紛失。11月2日、同行桜田支店で取引先企業から預ったUSBメモリ1個の紛失が判明した。含まれていた情報内容は、当該企業の社員104名の給与受取人氏名、口座名義人氏名、口座番号、振込銀行名(全て同行)、支店名。金額の記載はない。同支店内で紛失した可能性が高いという。同社は当該社員全員に事実説明とお詫びをしている。同社は対策として、18日に個人情報に特化した専門指導チームを立ち上げた。全役職員参加による研修会を継続的に開催し、再発防止に努める。
・お客様情報の誤廃棄ならびに紛失事案の発生について[PDF](きらやか銀行)
http://www.kirayaka.co.jp/info/pdf/09121601.pdf
◎理想科学工業、顧客情報260件を含む外付けHDD紛失
デジタル印刷機の開発・提供を行う理想科学工業(本社:東京都港区)は16日、顧客の個人情報を記録したパソコン(PC)と外付ハードディスクドライブ(HDD)を紛失したと発表した。発表によると、8日深夜、同社の関東営業部社員がPCとHDDを紙袋に入れて持ち帰り、電車内に置き忘れ紛失した。紛失したHDDには同社関東営業部を窓口に取引をしている販売店と同社製品の顧客の個人情報約260件が記録されていた。情報内容は、顧客の氏名、会社名、メールアドレス。販売店の会社名、住所、代表者氏名、担当者の氏名とメールアドレス。PC本体は社外に持ち出すことを前提に暗号化対策が施されていたが、HDDは暗号化対策が施されていなかった。同社は、ただちに管轄の駅事務所および警察署に届け出たが、まだ発見されていない。これまでのところ当該個人情報の不正利用などの事実は確認されていない。同社は該当顧客に対し、お詫びと説明を行うとともに、情報セキュリティの強化、個人情報を含む重要情報に関する社員教育の徹底を図り再発防止に努めるとしている。
・個人情報紛失に関するお詫びとお知らせ(理想科学工業)
http://www.riso.co.jp/important/20091216/index.html
◎エムティーアイ、「music.jp shop」で他人の登録情報が閲覧・編集可能に
コンテンツ配信事業のエムティーアイ(本社:東京都新宿区)は14日、同社が運営する「music.jp shop」サイト内で、一部の顧客の個人情報が別の顧客から閲覧・編集可能になる不具合が発生していたと発表した。発表によると、不具合が発生していたのは、11月30日午前0時から12月3日午後5時30分頃の間。顧客が同サイトの本人のページにアクセスした際、特定条件下で別の顧客からのアクセスが可能となり、当該ページに記載されている登録氏名、住所、郵便番号、メールアドレス、電話番号、会員ページログインパスワードが閲覧、編集可能になっていた。特定条件とは、「マイケル・ジャクソン THIS IS IT メモリアルBOX」を予約注文した顧客が、同サイトへアクセスした際のURLをSNSサイト等で他の顧客へ公開した場合。顧客の会員認証より15分間のみ、別顧客からアクセスできた。アクセスして閲覧・編集可能となっていた人数は21人。閲覧可能な情報にクレジットカード情報は含まれていない。現時点で、顧客情報が改ざん・流用されたという事実は確認されていない。原因は、会員認証の際のシステムの不具合で、同社はサイトを閉鎖して不具合の修正をしている。同社はサイト運用体制およびテスト体制の見直しを行い、社内教育を拡充して再発防止に努めていくとしている。
・『music.jp shop』サイト上でお客様の登録情報が第三者に閲覧可能になったことに対するお詫び(エムティーアイ)
http://www.mti.co.jp/?p=1665
・◇『music.jp shop』サイト上でお客様の登録情報が第三者に閲覧可能になったことについて(エムティーアイ)
http://www.mti.co.jp/?p=1662
◎和歌山県信漁連、顧客の個人情報を含む帳票415名分を紛失
和歌山県信用漁業協同組合連合会(和歌山県和歌山市)は2009年12月11日、御坊支店で顧客情報を含む振込入金関係帳票を紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは、2005年1月から2006年12月分の振込先口座明細表5374件で、顧客415名分の個人情報が記載されていた。これまで、外部からの問合せや外部に流出したことを推測させる事象は確認されていない。事務所の移転に伴い、誤って焼却廃棄したものと推測され、外部流出の可能性は低いという。同支店は、再発防止に向け、顧客の情報管理を強化・徹底するとしている。
・お客様情報の紛失等に関するお詫びについて[PDF](和歌山県信用漁業協同組合連合会)
http://jf-wakayama.or.jp/200912gobo%20owabi.pdf