◎プロシップ、顧客との打合せ記録等が含まれた業務用ノートPC紛失
ソフトウエアパッケージ開発・販売等のプロシップ(東京都千代田区)は5月31日、顧客との打合せ記録等が含まれた業務用ノートパソコンを紛失したと発表した。発表によると、同月26日深夜、同社の開発パートナーが帰宅時、業務用ノートパソコンが入った鞄を紛失した。鉄道会社の遺失物センターおよび警察に紛失届を提出したが、現時点では発見されていない。同社は、サーバーにデータを保管することで個人割当てのパソコンにデータを残さないよう運用しているが、今回紛失したパソコンには削除していないファイルが含まれている可能性が高いことが判明した。顧客および関係先との打合せ記録、メール送受信記録が42社分、保存されている可能性が高いという。同社は社長を長とする対策本部を設置し、顧客および関係先に対し、お詫びと事情説明をしている。当該ノートパソコンにはパスワードなど一定のセキュリティが施されており、現時点において、当該情報の第三者への流出や不正使用などの事実は確認されていない。同社は今後、セキュリティ教育を徹底するとともに、ノートパソコン持ち出しの制限、ハードディスク暗号化を含めたセキュリティ措置の強化を行うとしている。
・ノートパソコンの紛失に関するご報告とお詫び[PDF](プロシップ)
http://www.proship.co.jp/topics/100531_pc.pdf
◎ 全国健康保険協会大阪支部、27名分の申請書を紛失
中小企業の従業員らが加入する全国健康保険協会大阪支部は5月31日、傷病手当金支給申請書27名分28件を紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは4月9日から4月13日に受付た申請書の一部で、加入者の氏名、住所、生年月日、電話番号、病名などが記載されている。5月6日ごろ、担当グループに申請書の進捗状況を確認したところ、紛失が判明した。書類の持ち帰りや第三者が事務所内に立ち入った形跡は無く、同支部では他の廃棄書類に混ざり、誤って裁断処分した可能性が高いと見ている。同支部では、関係者に事情説明と謝罪を行い、申請書の再提出を依頼。5月25日に全件の支払を完了した。同支部は、申請書保管方法の見直しを図るとともに、申請書や進捗状況の確認を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・傷病手当金支給申請書の紛失について(全国健康保険協会)
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/13,44563,98,155.html
◎ 岐阜県博物館、イベントの参加者名簿入りメモリー紛失
岐阜県教育委員会は5月28日、県博物館の男性職員が同館主催のワークショップ3回分の参加者名簿が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、紛失したメモリーには、ワークショップに参加した保育園児2名分、小学生10校30名分および保護者5名の氏名、性別、学校名、学年学級、住所、電話番号。中学生15名分の氏名、性別、学年。一般団体5名分の性別、氏名、役職、住所、生年月日が記録されていた。先月5日、館内のアンケートの中に「名前の書かれたUSBメモリーを拾ったので、職員らしい人に渡した」との記述があった。同館で調査したところ、メモリーを受け取った職員はおらず、名前の一致する職員が使用していたメモリーの1本が所在不明であることがわかった。同館では、職員に捜索するよう指示したが県教委には報告しておらず、28日に外部からの投書があり発覚した。同館では、関係者に事情説明と謝罪を行うとしており、県教委では今後、処分を検討する。
・個人情報の入ったUSBメモリの紛失について [PDF](岐阜県)
http://www.pref.gifu.lg.jp/contents/news/release/H22/z00000272/files/kisya.pdf
◎ 大阪府、保安林関係データを含むハードディスク紛失
大阪府は5月28日、保安林の所有者らの個人情報、のべ1万1610件を含む外付けハードディスク(HDD)を紛失したと発表した。発表によると、紛失したHDDには府内の全ての保安林に関する情報、9,994件を記録した保安林台帳、確認書221件、申請書118件、協定書1476件が保存されており、氏名や住所、土地の地番などが記録されていた。当該HDDは池田市の分室で管理していたが、分室廃止に伴う引っ越しで3月末搬出。5月19日に、搬入した荷物の中に見当たらないことが判明した。越し際しては、不必要な書類や事務机の廃棄処分を行っており、その際に紛失したらしい。府は、関係者にお詫びの文書を送付。今後は、個人情報管理のルールを徹底するなどし、再発防止に努めるとしている。
・外部記憶媒体(ハードディスク)の紛失について(大阪府)
http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=3864
◎ 神奈川県横須賀市、51名分の歴史ツアー参加者受け付け名簿の紛失
神奈川県横須賀市は5月28日、横須賀市観光協会が主催する「日米親善ベース歴史ツアー」で、51名分の参加者名簿を紛失したと発表した。日米親善ベース歴史ツアー」は、年4回開催している米海軍横須賀基地内の歴史スポットを見学するツアー。 発表によると、5月23日に開催した本年度第1回目のツアー中に、ツアー案内をしていたボランティアガイドが参加者受け付け名簿の一部を紛失した。名簿には、参加者51名分の住所、氏名、生年月日、性別、電話番号が記載されていた。ただちに関係者がツアーコースなどを捜索したが、発見には至らなかった。市では、紛失した名簿の掲載者あてに謝罪文を送付。今後は、名簿の取り扱い体制を検証し紛失しないよう努めるとしている。
・歴史ツアー参加者受け付け名簿の紛失について」 (経済部 商業観光課)(横須賀市)
http://www.yokosuka-benri.jp/db/nagekomi/n100003819.html
◎ JA会津いいで、食材の配達中に顧客172名分の名簿盗難
JA会津いいで(本店:福島県喜多方市)は5月28日、食材センターの配送担当者が食材の配達中、172名分の名簿を盗まれたと発表した。発表によると、5月21日昼過ぎ、配達中の職員が配達用の車を離れたすきに、助手席に置いていた配達先の名簿などを入れたバッグを盗まれた。名簿には配達先172名分の氏名、住所、電話番号、利用コース名、口座番号などが記載されていた。JAでは、該当者宅を個別に訪問し事情を説明し謝罪。今後は、職員教育の徹底や情報管理体制の強化など、これまで以上の安全対策を講じ再発防止に努めるとしている。
・個人情報の盗難紛失等についてのお詫びとご報告について[PDF](JA会津いいで)
http://www.aizu-iide.or.jp/PDF/Personal_information2010.pdf
◎ 関西大学、学生のべ1423名分の成績情報入りメモリー紛失
関西大学(大阪府吹田市)は5月28日、大学院法務研究科の教授が学生のべ1423名の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。同大によると、紛失したメモリーには、教授が2004年度~2009年度に授業を受け持った学生、のべ1423名分の氏名、学籍番号、成績が記録されていた。5月23日朝、教授が自宅でメモリーの紛失に気付き、警察に遺失物届を提出。17日に大学に報告した。同大では、該当者に対し事情説明と謝罪を進めており、今後は個人情報管理の周知徹底を図るとしている。
・個人情報を記録したUSBメモリの紛失について(お詫び)(関西大学)
http://www.kansai-u.ac.jp/mt/archives/2010/05/usb.html
◎ 札幌市、車上荒らしで高齢者名簿など盗難
札幌市は27日、東区の地区民生委員児童委員協議会会長が車上荒らしにあい、高齢者名簿などを盗まれたと発表した。発表によると、盗まれたのは65歳以上の高齢者27名分の名簿12枚、ひとり暮らしの高齢者9名分の巡回相談事業活動連絡票4枚、4月分の民生委員児童委員活動件数集計報告書20枚。これら書類は、同会長が5月25日に開催された担当地区の定例会で各民生委員から預かったもの。書類を入れたカバンを自家用車内に置いたまま、同日午前10時ごろに駐車。特別養護老人ホームなどの視察を終え、午後3時に戻ってきたところ、書類を入れたカバンが盗まれていた。市は、対象者に系を説明して謝罪。今後は、より一層の意識喚起と指導を徹底するとしている。
・東区における高齢者名簿等の盗難事件について[PDF](札幌市)
http://www.city.sapporo.jp/somu/koho/hodo/pdffiles/201005/minsei-tounan.pdf
◎ アップフロントインターナショナル、ファンクラブイベントで座席票紛失
ファンクラブを運営するアップフロントインターナショナル(東京都港区)は26日、松原健之のファンクラブイベントで座席表を紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは4月24日に「六本木 Rise Tokyo」で開催した、松原健之さんのファンクラブ会員限定イベントの座席票で、館員番号と名前113名分が記載されていた。座席票は、会員からの座席照会に備えて作成したもので、イベント終了後に紛失が判明。会場などを捜索したが見つからず、同社は誤って廃棄した可能性が高いと見ている。同社では、該当者に事情の説明と謝罪を行っており、今後は座席表の取扱いに関するルールを厳格化し、再発防止に努めるとしている。
・個人情報の紛失に関してのご報告とお詫び(アップフロントインターナショナル)
http://www.uf-fc.jp/company/news100526_2.html
◎ 東京工業大学、学生1889名分の成績等を含む外部接続型ハードディスク紛失
東京工業大学(本部:東京都目黒区)は5月26日、同大大学院理工学研究科の教員が、学生の個人情報を含む外部接続型ハードディスク(以下HDD)を紛失したと発表した。同大によると、5月21日、帰宅途中の電車内で紛失した。教員は同24日に所属専攻長へ報告し、学長と理事は25日に報告を受けて、個人情報事故対策チームを設置。調査の結果、当該HDDには、工学部化学工学科・大学院理工学研究科化学工学専攻の期末試験および入試の成績にかかわる個人情報などが含まれていることが判明した。含まれていた個人情報は、この教員の授業科目受講者の成績延べ1616名分、大学院入学試験データ延べ169名分などで総計延べ1889名分。リリース公開時までに、情報が不正に使用されたり、情報流出による被害を受けたという連絡は入っていないという。同大学では教職員に対し緊急通知を出して注意を喚起した。管理体制の点検も実施するという。
・本学学生などの個人情報を記録した外部接続型ハードディスク紛失に関するご報告とお詫び[PDF](東京工業大学)
http://www.titech.ac.jp/file/100526_jouhou.pdf
◎ 大阪市立大学医学部附属病院、書類誤配布による個人情報流出が2件発生
大阪市立大学医学部附属病院(大阪市阿倍野区)は5月26日、窓口での書類の渡し間違いが2件発生し、患者2名の個人情報が流出したと発表した。同病院によると、1件目は5月7日、患者に採血の検査結果表を渡す際、別の患者の結果票を出力して渡した。この患者が同11日に来院した際、誤配布した結果票を持参して申し出たため、事態が判明。検査票には、氏名、生年月日と検査結果が記載されていた。2件目は5月10日、傷病手当金請求書を受け取りに来た患者に、この患者の氏名が書かれた封筒を渡したところ、中身が別人のものだったと申し出があった。同書類には、組合員証記号番号、氏名、傷病名等が記載されていた。2件とも、誤配布した書類は回収済み。関係者には謝罪と報告を行ったという。同病院では、書類を渡す際にはフルネームで氏名を確認する、書類を封筒に収める際にはダブルチェックを行うなどの再発防止策を実施するとしている。
・大阪市立大学医学部附属病院における個人情報の流出について[PDF](大阪市立大学医学部附属病院)
http://www.med.osaka-cu.ac.jp/hosp/information/hospinfo_20100526.pdf