◎スクウェア・エニックス、「PlayOnline」ユーザーの個人情報が一部漏えい
大手ゲームメーカーのスクウェア・エニックス(本社:東京都渋谷区)は6月4日、同社が提供するオンラインゲーム「PlayOnline」の顧客情報の一部が漏えいした可能性があると発表した。発表によると、過去数日にわたり、同社内の特定コンピューター端末に対して外部から攻撃が行われ、一部顧客のPlayOnlineのID、パスワード、その他登録情報の一部が漏えいした可能性があるという。クレジットカード情報等の信用情報は漏えいしておらず、確認後ただちに対処したため、今後情報漏えいが拡大することはないという。また、PlayOnlineのIDがスクウェア・エニックス アカウントへリンクされている場合、不正アクセスを受けることはないと説明している。同社は、漏えいしたIDが第三者によって不正使用されることを防ぐため、該当顧客に限って PlayOnline のパスワードを変更し、登録住所へ新パスワードを郵送した。
・顧客のプレイオンラインIDに関する重要なお知らせ(スクウェア・エニックス)
http://www.playonline.com/ff11/polnews/news19198.shtml
◎一関ケーブルネットワーク、メール誤送信で顧客のメルアド1085件漏えい
ケーブルテレビ局の一関ケーブルネットワーク(岩手県一関市)は6月4日、メールの誤送信で顧客のメールアドレス1085件が流出したと発表した。発表によると、先月31日、「ICNサーバメンテナンス情報」を顧客に一斉送信した際、誤って受信者のメールアドレスをTO欄に記載して送信してしまった。このため、ほかの契約者のメールアドレスが見える状態で送信され、1085人分のメールアドレスが流出した。同社は送信後すぐに間違いに気づき、10分後には報告とお詫びのメールを送信した。また。メールアドレスの変更を求める顧客には即座に対応している。同社は今後、作業工程を見直すなど、再発防止に努めるとしている。
・メールアドレス流出のご報告とお詫び[PDF](一関ケーブルネットワーク)
http://www.icn-net.ne.jp/files/mail-ryuushutsu.pdf
◎鹿児島信用金庫、75名の顧客情報を記録したFDD紛失
鹿児島信用金庫(鹿児島市)は6月4日、顧客情報を記録したフロッピーディスク(FDD)を紛失したと発表した。発表によると、5月13日、口座振替依頼先から同庫あての連絡でFDDの紛失が判明した。紛失したFDDには霧島市水道料金口座振替用データの一部が記録されていた。データに含まれていた個人情報は、75名の顧客の氏名(カナ)、金庫コード、支店番号、口座番号、引落金額など。氏名(カナ)以外は、判別できないようになっている。内部調査の結果、不正に持ち出された形跡は認められないことから、誤って廃棄物として処分した可能性が高く、外部への漏えい懸念は極めて低いという。現時点で、本件に関する外部からの問い合わせはなく、情報の不正利用の事実も確認されていない。同庫は、該当顧客には全戸訪問して説明とお詫びをし、所在不明先等を除いて全員に了解を得たという。
・顧客情報の紛失について(鹿児島信用金庫)
http://kashin.co.jp/information/cat103/post_32.html
◎松山市立中、教諭が生徒の個人情報を記録したUSBメモリーを紛失
松山市教育委員会は6月4日、市立城西中学の教諭が生徒の個人情報を記録したUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、当該教諭が2日午後9時頃に帰宅する際に、USBメモリーをケースに収めたことを確認し、ケースを携帯電話に取り付けて帰宅した。翌3日午後7時30分頃に、学校で仕事をするためにUSBメモリーをケースから出そうとして紛失に気づいた。紛失したメモリに入っていたデータで確認できた個人情報は、当該教諭が昨年度担任していた学級の生徒34名分の氏名、住所、生年月日、通信簿の学校生活の状況や総合所見の下書き、緊急電話連絡網、5人分の生徒指導の記録。顧問をしている部活動44名分の氏名、住所、生年月日。6月に開かれる市総体の個人戦103組の学校名、個人名。現在のところ、これらの情報の流出については確認されていない。
市教委は今後の対策として、個人情報漏えい防止の徹底について再度文書で通知する。同時に、学校の情報管理の取組み内容の報告、および学校情報の持ち出し簿のコピー提出を求めるとしている。
・個人情報を記録したUSBメモリの紛失について(松山市教育委員会)
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/houdou2/1199065_2828.html
◎大阪市、母子訪問指導事業で「新生児出生連絡票」1枚を紛失
大阪市は6月2日、天王寺区の家庭から提出された新生児出生連絡票(はがき)を1枚、紛失したと発表した。同市では、子どもが産まれた家庭は区保健福祉センターに新生児出生連絡票を提出することになっている。これに基づいて、3か月児健康診査までの乳児とその母を対象に、助産師・保健師が家庭を訪問し、養育上必要な指導を行っている。
今回紛失があったのは、天王寺区保健福祉センターの依頼を受けて、5月7日に訪問が実施された家庭の連絡票。家庭訪問員は、訪問時に当該連絡票を鞄に入れていたが、5月26日に自宅で訪問報告の提出準備をしていて紛失に気がついた。当該家庭にも確認するなど捜索したが発見できず、6月1日に同保健福祉センターに報告した。同センターは6月2日に当該家庭を訪問し、事情説明とお詫びをした。紛失した当該連絡票には、新生児の氏名、性別、出生日、出生予定日、出生時の体重・身長・胸囲・頭囲、出生医療機関名と住所、母親の氏名、年齢、妊娠・分娩時の異常の有無、かかりつけの助産師の有無・住所・氏名、訪問等予約連絡先・電話番号、届出者の住所・氏名・続柄・電話番号などが記載されていた。市は、新生児出生連絡票を持ち歩かないことを徹底する、母子訪問指導用マニュアルの個人情報に関する項目を充実させるなど再発防止に努めるとしている。
・母子訪問指導事業における個人情報の紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kodomo/0000083220.html
◎UR都市機構、賃貸住宅の顧客情報を記載した書類を取り違えて誤送付
都市再生業務に取り組む独立行政法人であるUR都市機構(本社:横浜市中区)は6月2日、同機構の賃貸住宅の住宅管理センターにおいて、顧客情報の誤送付が発生したと発表した。発表によると、先月21日、同センターの職員が、顧客の個人情報を含む書類(敷金および家賃等精算書)を顧客に送付する際、封筒を取り違えて封入し、送付してしまった。同24日に、顧客からの電話連絡により誤送付が判明した。誤送付した書類には、顧客の氏名、旧住所(団地名、住戸番号)、家賃額、敷金額、修理負担額および敷金精算に伴う返還額が記載されていた。同機構は、取り違えて誤送付した2名の顧客を訪問して事実経緯の説明とお詫びをするとともに、誤送付した郵便物を回収し、それぞれ本来の「敷金及び家賃等精算書」を渡した。同機構は、個人情報が記載された文書の取扱いについて、改めて注意喚起を徹底するとしている。
・お客様の個人情報が記載された文書の誤送付について[PDF](UR都市機構)
http://www.ur-net.go.jp/saitama/pdf/ur2010s_0602_gosofu.pdf
◎東京都大田区、准看護師免許再交付手続き関連書類2件を紛失
東京都大田区は6月1日、糀谷・羽田地域健康課で受付けた准看護師免許再交付手続きのための申請書、および添付書類の戸籍謄本、住民票の写し2名分を紛失したと発表した。発表によると、2009年1月21日、申請者が同課において、准看護師免許の籍訂正・免許証書き換え交付申請、および再交付申請を行った。受付け後、申請書類は東京都福祉保健局医療政策部人材課へ送付したが、都は書類に不備があるとして大田区へ返送することとし、同年2月9日、大田区職員が都庁で直接書類を受領した。その後、大田区本庁舎保健所を経由して同課へ戻され処理するはずだったが、途中で行方不明となっている。もう1件は、2009年12月17日、申請者が同課において、准看護師免許について上記同様の申請を行った。書類の不備が判明して申請者に訂正してもらったが、その後行方不明となっている。2件とも、紛失した個人情報の不正使用や情報流出による被害などは、今のところ確認されていない。
・個人情報に係る書類の紛失について(東京都大田区)
http://www.city.ota.tokyo.jp/oshirase/mokutekibetsu/other/funshitsu/index.html
◎ 千葉県警、車上荒らしで交通違反切符など560枚盗難
千葉県警千葉東署は1日、女性職員が千葉市若葉区の路上で車上荒らしにあい、交通違反の反則切符など約560枚が盗まれたと発表した。発表によると、5月31日午後7時前、勤務を終え保育所に子どもを迎えに行った職員が、保育所近くの路上に車を止め10分後に戻ると、助手席の窓が割られ車内に置いてあったショルダーバッグがなくなっていた。バッグの中には、現金と反則切符が入っていた。反則切符には、交通違反者の氏名や住所、生年月日などが記載された。同署では、窃盗事件として捜査を進めている。
・車上ねらい事件の発生(千葉東警察署)
http://www.police.pref.chiba.jp/trouble/newest/index.php?sl_year=2010&sl_mon=06&sl_mday=01
◎ ピザハット、本牧店で2709名分の注文伝票控え盗難
日本ケンタッキー・フライド・チキン(本社:東京都渋谷区)は1日、同社が運営するピザハット本牧店(横浜市中区本)で2709名分の注文伝票控が盗まれたと発表した。発表によると、先月26日未明、同店に空き巣が入り、その後の検証で盗難品の一部に、施錠したキャビネットで保管していた注文伝票控が含まれていたことが31日に分かった。注文伝票控には、顧客の名前、住所、電話番号と注文内容が記載されていた。同社では、該当者に対して報告と謝罪を進めており、今後は防犯や個人情報管理を強化するとしている。
・空き巣によるお客様情報盗難被害についてのお詫びとお知らせ(日本ケンタッキー・フライド・チキン)
http://japan.kfc.co.jp/info/100601_ph_info.html
◎ 中国放送中国放送、別の応募者情報が閲覧可能に
中国放送(広島市中区)は1日、ホームページで行っていたキャンペーンの応募で、パソコンから応募フォームに入力した情報が応募中だった別の人によって一時、閲覧できたことが判明したと発表した。発表によると、問題が発生したのは、6月7日から1週間実施するキャンペーン「RCCラジオ ザ・青春ウィーク」の「勝ちに行け!いざ!勝負ソング」の募集フォーム。5月19日から問題に対処した5月30日午後6時までの間、パソコンから同フォームを使った応募が同時に複数あった場合に、応募中の別の人が入力したラジオネーム、名前、住所、電話番号、メールアドレス、勝負ソングの曲名、思い出やエピソードなどの情報が表示された可能性がある。問題が発生するのはパソコンからの応募のみで、携帯電話からの応募には問題はなかったという。これまでのところ、当該情報が悪用されたとの報告は無く、同社は今後、個人情報の管理を一層強化し再発防止に努めるとしている。・RCCラジオ「勝負ソング」応募で個人情報漏洩に関するお詫び(中国放送)
http://www.rcc.co.jp/release/2010/100601.htm