◎パナホーム長崎、採用試験受験見込み学生15名のメールアドレス流出
エコライフ住宅の企画・設計・施工等を行うパナホーム長崎(長崎県長崎市)は8月18日、採用試験受験見込みの学生15名のメールアドレスがメール送信を誤って流出したと発表した。発表によると、12日、同社社員が事務所から学生15名に対し、採用試験案内を一斉メール送信した際、全員のメールアドレスが見える状態で送信してしまった。流出したのは15名のメールアドレスのみで、それ以外の流出はない。発覚後、該当学生にはお詫びと事情説明を行い、送信された情報の削除を依頼した。また、関係省庁に報告した。現時点でメールアドレスの不正使用の事実は確認されていない。同社は再発防止に努め、個人情報の取り扱いに万全を期すよう取り組んでいくとしている。
・個人情報流出に関するお詫びとご報告[PDF](パナホーム長崎)
http://www.panahome-nagasaki.jp/common/img/report_20100818.pdf
◎UR都市機構、顧客の個人情報を記載した書類1件をFAX誤送信
都市再生業務を行う独立行政法人のUR都市機構(本社:横浜市中区)は8月18日、顧客の個人情報を記載したファクシミリの誤送信があったと発表した。発表によると、8月7日、UR賃貸住宅の相談・申込み等を行う現地案内所で、業務委託先(URコムシステム)の職員が、顧客の個人情報1名分を記載した「UR賃貸住宅の仮申込書」1枚を、契約予定窓口である募集案内所に送信する際、宛先番号を誤って入力し、第三者に送信してしまった。送信先の募集案内所からファクシミリ未到達の連絡があったため、確認をしたところ誤送信が判明した。該当顧客には事実経緯を説明しお詫びした。誤送信先にも連絡のうえ直接訪問し、事実経緯の説明とお詫びをし、誤送信文書を回収した。当該文書には、顧客の氏名、生年月日、年齢、性別、住所、携帯電話番号、申込んだ団地名などの情報が記載されていた。同機構は、個人情報が記載された文書の取扱いを徹底するとしている。
・お客様の個人情報が記載されたファクシミリの誤送信について[PDF](UR都市機構)
http://www.ur-net.go.jp/central/pdf/kojinjoho_100818.pdf
◎大阪市、西成区保健福祉センターで事務処理ミスにより個人情報2件流出
大阪市は8月17日、大阪市西成区保健福祉センターにおいて、個人情報の流出事故が2件あったと発表した、発表によると、1件は「改製原戸籍謄本、戸籍謄本及び同附票の写し」(以下、戸籍謄本等)に記載された個人情報の流出で、もう1件は介護保険関係書類の誤送付による個人情報の流出。前者は8月10日、住吉警察署から拾得物として戸籍謄本等が届けられていると連絡があり発覚。流出した個人情報は、本人の氏名、本籍地、生年月日、両親の氏名、結婚歴等、居住地歴。本人には、翌11日にお詫びと事情説明を行い、了解を得た。後者は8月11日午後1時頃、介護保険関係書類の送付先であるB氏の配偶者が来庁し、B氏あてに2通届いた封書のうちの1通は内容がB氏あてでないものが届いたと申し出た。調査の結果、A氏あてに送るべきものを誤送付したことが判明。流出した個人情報はA氏の氏名、住所、口座情報の一部。同日夕刻A氏を訪ね、お詫びと事情説明を行って了解を得た。市はそれぞれ原因究明を行い、再発防止に努めるとしている。
・大阪市 西成区 西成区役所における個人情報の流出について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/page/0000091419.html
◎コープかながわ、福祉事業部門で個人情報112名分を含むUSBメモリ紛失
生活協同組合コープかながわ(横浜市港北区)は14日、居宅介護支援や訪問介護事業など福祉事業を行っているコープケアサポートセンター戸塚(横浜市戸塚区、以下センター戸塚)において、個人情報を記録したUSBメモリを紛失したと発表した。発表によると、8月11日夕方、センター戸塚の介護支援専門員がUSBメモリを紛失したことに気付き、周辺を捜索し警察へ届け出を行ったが、発見できなかった。USBメモリーには、センター戸塚の利用者47名、および関係者65名、合計112名の氏名と電話番号が含まれていた。同生協は該当者に対し、お詫びと紛失の経緯、再発防止策などについて連絡した。現時点では当該個人情報の第三者への流出や不正利用などの二次被害は確認されていない。生協は個人情報をUSBメモリに入れて事業所外に持ち出すことを原則禁止している。今後は改めて職員教育の徹底および情報管理体制の強化などの対策を講じ、再発防止に万全を期していくとしている。
・コープケアサポートセンター戸塚での個人情報の紛失事故に関わるおわび
http://www.kanagawa-coop.or.jp/news/10news/100816.html
◎きらやか銀行、合併前の「名寄せ整備リスト」約1万8800件の紛失が判明
きらやか銀行は8月13日、顧客の個人情報を記載した帳票の紛失が判明したと発表した。発表によると、2007年5月7日に合併発足する前の文書類を点検中に判明したもので、旧殖産銀行の十日町支店(2005年10月分)、および蔵王駅前支店(2006年7月、同年10月分)で帳票の紛失が発生した。帳票は、2005年10月、2006年7月および10月の各月末日時点における顧客の住所、氏名、生年月日、電話番号、預金残高が記載されている。顧客数はのべ約1万8800件にのぼる。当該帳票は顧客データの名寄せ作業をするための紙製帳票で、本部から3か月毎に各営業店に還元され、作業が終了すれば廃棄されるべきものだった。全店調査の結果、当該帳票が保管されていない営業店のうち廃棄が記録されていないものについて紛失と判断した。営業店内部で廃棄した可能性が高く、外部への流出は確認されていない。同行は帳票等の本部集中保管や帳票ベースから電子帳票化への移行等を行い、再発防止を図っていくとしている。
・個人情報が記載された帳票の紛失に関するお知らせ[PDF](きらやか銀行)
http://www.kirayaka.co.jp/info/pdf/10081301.pdf
◎人吉市、市税滞納者7名への連絡文書に他者の個人情報を誤添付
熊本県人吉市は8月13日、市民部納税課で個人情報の流出があったことを明らかにした。発表によると、市税滞納者7名に対し、第3回および第4回の人吉市期間公売会の配当計算書を8月6日に発送した。その際、滞納者本人以外の滞納者とそれぞれの落札者の個人情報を記載した内部資料を誤って添付し、送付してしまった。個人情報の内容は、第3回公売会分が滞納者3名分の氏名、落札者7名分の住所、氏名、電話番号。第4回公売会分が、滞納者4名の氏名、落札者5名分の氏名。落札者には2名の重複がある。8月9日、配当計算書を送付した7名のうちの1人から電話があり、事態が発覚。同日から11日にかけて、送付対象の7名全員を個別訪問し、事情説明と謝罪、当該書類の回収を行った。また11日に、落札者のべ12名(実数10名)全員を個別訪問し、事情説明と謝罪を行った。同市は今後、複数課員による組織的チェック体制の強化を図るべく、事務手順の見直しを行うとしている。
・市民部納税課における個人情報の流出について(熊本県人吉市)
http://www.city.hitoyoshi.lg.jp/q/aview/176/2197.html
◎山形大学、患者の個人情報5747人分を含むノートPCを盗難紛失
山形大学医学部と付属病院(山形市)は8月13日、附属病院の外来において個人情報を含むノートパソコン1台が盗まれたと発表した。発表によると、8月10日午前9時30分、外来受付にあったノートパソコン1台の紛失に担当医師が気づき、同日午後に関連部署を調査したが発見できなかった。翌11日午前11時、医学部内に飯田キャンパス危機対策本部を設置し、状況把握と警察への盗難届を行った。パソコンに保存されていた個人情報は、2002年12月16日から2010年8月6日までの初診患者のうち5747人分(同時期新患の3.45%)の初診年月日、氏名、年齢、住所、電話番号、診断名など。8月16日現在、前記の危機対策本部のほか、山形大学本部に総合対策本部、附属病院内に患者支援対策室が設置されている。該当患者には文書による謝罪を行うと共に、これらの対策室で質問等の対応にあたっている。現時点までにパソコンに記録されていた個人情報が外部に流出したとの情報はない。同大は今後、データをパソコン上に残さない集中管理などの個人情報保護の強化、および職員教育の再徹底など、再発防止に向け万全の対策を講じていくとしている。
・個人情報を含む外来のパソコン盗難について[PDF](山形大学)
http://www.id.yamagata-u.ac.jp/General/pdf/pc0813.pdf
◎ 福岡市立小学校、職員の自宅で児童名簿などを含むパソコン盗難
福岡市教育委員会は12日、南区内の市立小学校に勤務する女性教諭(50歳)の自宅が空き巣被害にあい、本人所有のパソコンが盗まれたと発表した。発表によると、教諭が外出していた今月11日、帰宅した家族が家が荒らされていることに気付いて、教諭に連絡し警察に通報した。盗まれたパソコンには、2008年度に担任した児童の名前や生年月日、住所、保護者名、自宅電話番号、緊急連絡先、兄弟姉妹の学年・学級・名前などを記載した児童名簿や写真、2009年度に担任した児童の写真、2005~2007年度に前任校で担任した児童名簿や写真などが保存されていた可能性があるという。保存データの一部は暗号化されておらず、教諭は持ち出す際に必要な校長の許可も受けていなかった。同校では、校長と当該教諭が家庭訪問などを行い、保護者に事情を説明して謝罪。全職員に対し、個人情報や機密文書の取り扱いについての指導を行った。市教委は、各学校に改めて通知を行うとともに、校長連絡会などで個人情報や機密文書の保護管理についての周知徹底を図るとしている。
・福岡市 学校職員の個人用パソコンの盗難について(福岡市)
http://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/shido/shisei/20100812.html
◎ 埼玉県立精神保健福祉センター、メール誤配信でアドレス流出
埼玉県立精神保健福祉センター(伊奈町)は12日、メールの誤送信で23団体、19名分のメールアドレスが流出したと発表した。発表によると、今月11日、同センターが年3回発行している「SAITAMA精神保健福祉だより」の発行を知らせるメールを送付する際、誤ってメールアドレスが表示される状態で配信した。受信者からの指摘で判明し、同センターは配信先に事情の報告と謝罪のメールを送るとともに、誤配信メールの削除を依頼した。
同センターでは、当面メール配信を停止し、再発防止に向けてメール配信の際の手順やチェック体制の徹底を図るとしている。
・「SAITAMA精神保健福祉だより第71号」の誤配信について(埼玉県)
http://prosv.pref.saitama.lg.jp/cgi-bin/scripts/news/news.cgi?mode=ref&yy=2010&mm=8&seq=72