◎ 東急ステイ新橋、ネット予約者95名分の予約通知票紛失
東急不動産の子会社で都内14か所のホテルチェーンを展開する東急ステイサービス(東京都渋谷区)は24日、東急ステイ新橋(東京都港区)で顧客情報の一部を紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは今年6月10日~7月7日までの間にインターネットを利用し予約またはキャンセルを行った顧客95名分の予約通知票で、顧客の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、勤務先の会社名と電話番号が記載されていた。予約通知票は、通し番号を付けて管理しており、受付済み予約のチェック作業を行なっていた際に、一部が紛失していることが判明した。同社では、誤って破棄した可能性が高いと見ており、これまでのところ外部流出や不正使用の報告は無い。同社は、該当者に対し個別に連絡しており、今後は顧客情報の管理手順やび従業員への指導を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・個人情報紛失に関するお詫び(東急ステイ新橋)
http://www.tokyustay.co.jp/hotel/SHI/report.html
◎ 鳥取県、メルマガの誤送信でアドレス流出
鳥取県は20日、県総務部関西本部が配信しているメールマガジンの誤配信で1054件のメールアドレスが流出したことを受けた点検で、福祉保健部医療政策課でも2種類のメールマガジンで同様の誤送信が判明したと発表した。発表によると、いずれも「BCC」欄に指定すべきメールアドレスを「TO」欄に指定して送信したもので、今年7月20日に配信した「鳥取県地域医療メールマガジン」では、医学生ら173名のアドレスが流出。年5回程度配信している「鳥取県の看護に関するメールマガジン」では、看護学生ら31名のアドレスが、2007年7月の創刊以降継続的に流出していたことが分かった。県は、配信先全員に謝罪と誤送信メールの削除を依頼。次回の送信からは、予め「BCC」欄にアドレスを入力したものを雛形として利用できるメールソフトの機能を使用し、今後は県のメーリングリストシステムを使用して送信するよう検討するとしている。
・メールマガジンアドレスの流出について/報道提供資料/とりネット/鳥取県公式ホームページ(鳥取県)
http://db.pref.tottori.jp/pressrelease.nsf/webview/44D3B7E8C3DACADD492577850001A210?OpenDocument
◎東京都内と近隣市で住基カードの不正取得相次ぐ
偽造運転免許証を使って住民基本台帳カード(住基カード)を詐取する事件が、東京都内や近隣市で相次いでいる。大田区が今月11日に公表したのをはじめ、三鷹市、杉並、練馬、中央、新宿、品川、板橋区などでも、同様の事件が起きていたことが次々に発覚。埼玉県志木市、千葉県船橋市や市川市など、近隣の市役所でも不正取得が起きていたことが分かった。役所での不正取得は6月頃から相次いでおり、携帯電話の契約や銀行口座が開設されて発覚。住基カードは公的機関が発行する身分証明書として、これら契約時の本人確認書類に使用でき、振り込め詐欺の道具調達が目的だったと見られる。都内や近隣市では、本人確認の強化や交付確認通知の発送、偽造運転免許証識別ソフトの導入などの不正取得対策を進めている。
・偽造した運転免許証の提示による住民基本台帳カードの交付申請詐取事件の発生について(大田区)
http://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/koseki_j/zyuukikadofuseizyukyuu/index.html
・住民基本台帳カードの不正取得事件が発生しました(三鷹市)
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_news/021/021310.html
・住民基本台帳カードの詐取事件について(志木市)
http://www.city.shiki.lg.jp/news/detail.51.20753.html
◎ 大阪市、天王寺区役所で「市民の声」申出人の名前消し忘れHPに誤掲載
大阪市は20日、天王寺区役所庁舎内の掲示板と区ホームページ(HP)に掲載した「市民の声」に対する回答の中で、申出人の姓が修正されずそのまま掲載されていたことが判明したと発表した。発表によると、6月に同区役所庁舎1階の掲示板に掲示した回答の中で、申出人の姓が1か所修正されていないことが、今月16日、来庁者の指摘で判明。HPにも同様の状態で掲載されていた。翌17日、改めて掲示板とHPを点検したところ、7月30日掲載分にも、同様の修正漏れが1か所見つかった。同区は、判明後ただちに問題のか所を修正し、該当者には個別に事情の説明を行った。同区では、掲載用の原稿を複数の職員でチェックしていたが、今後は原稿作成班と掲示班を分け、作成時と掲載時の両方で、複数の職員による原稿をチェック行うよう改めた。
・天王寺区役所における個人情報の流出について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/tennoji/0000091509.html
◎ 東京都住宅供給公社、車上荒らしで75世帯分のアンケート入りカバン盗難
都内の公営住宅を管理する東京都住宅供給公社(本社:渋谷区)は19日、都営北砂六丁目アパートの居住者75世帯分のアンケートが盗まれたと発表した。アンケートには、氏名、部屋番号、電話番号が記載されていた。 発表によると、同アパートの浴室戸取替工事を請け負った赤石建設の下請業者の担当者が、自動車内にアンケートの入ったカバンを置き忘れていたところ、今月18日夜から翌朝にかけて車のガラスが破られカバンが盗まれた。ただちに警察に盗難届を提出したが、盗まれたカバンは見つかっていない。同公社では、当該住宅の各戸に事情説明と謝罪を行うとともに、業務の委託元である東京都に事故の内容を報告した。今後は、全職員を対象に個人情報の管理や取扱いについての研修の実施や、発注先業者に対する注意指示を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・都営住宅営繕工事における個人情報の盗難について(東京都住宅供給公社)
http://www.to-kousya.or.jp/k_news/h22_8_news.html
◎横浜市立小、児童33名の個人情報を記録したUSBメモリなどを盗難紛失
横浜市は8月19日、市立小の第6学年を担任する教諭が児童の個人情報を含むUSBメモリなどが入ったバッグを盗まれたと発表した。発表によると、8月18日午前7時頃、戸塚区の市立小学校の教諭が自宅で盗難被害にあい、バックが盗まれていることに気づいた。バックの中には、6年生1クラス33名(個別支援学級の児童2名含む)の氏名を記載した名簿データを記録したUSBメモリと、ボランティア4名の氏名、住所、電話番号を記載した名簿(紙媒体)が入っていた。同教諭は大和警察署に被害届を出したが、19日午前9時現在バックは見つかっていない。教諭は該当するボランティアと児童の保護者等へ謝罪を行った。市教育委員会は教諭の個人情報の取り扱いに関する認識が不十分だったとし、対策として、「個人情報の取扱いに関するガイド」に従って学校指定のパスワード設定ができるUSBメモリを使用するなど情報管理の徹底を図る。個人情報の持ち出しについてもガイドに従って管理職への申し出を徹底させる。また、ガイドに基づいて継続的に研修を実施していくとしている。
・市立小学校における個人情報の盗難について[PDF](横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/201008/images/phpBjAcEx.pdf
◎全国健保協会熊本支部、自己負担額証明書の誤封入で個人情報漏えい
全国健康保険協会熊本支部(熊本県熊本市)は8月19日、自己負担額証明書の送付を誤り、1名分の個人情報が漏えいしたと発表した。発表によると、8月9日、熊本県庁からの連絡により、同支部がAさん宛てに送付すべき自己負担額証明書を誤って県庁宛ての提出書類に同封していたことが判明した。同支部はAさん宅へ電話し、経過説明とお詫びをして了承を得た。また、9日に改めて発送した証明書についても確認した。同支部は今回の誤封入の原因は、業務担当者から、封入・発送担当者へ依頼書類を受渡す段階での管理体制と、封入・発送担当者の確認が不十分なことにあったと反省。今後は、証明書等への公印の押印手順を改め、封入・発送担当者からの押印申請を、業務担当者からの申請として書類の剥離を防止するとしている。
・自己負担額証明書送付時における個人情報の漏えいについて[PDF](全国健康保険協会熊本支部)
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/resources/content/3033/20100819-104421.pdf