◎ 全国健康保険協会岐阜支部、申請書2件紛失
全国健康保険協会岐阜支部(岐阜市)は8月31日、受付登録が終わった申請書2件を紛失しがと発表した。発表によると、8月10日、給付金処理経過状況を確認するために担当グループが行った点検作業の際、家族療養費支給申請書と高額療養費支給申請書各1通が所在不明であることが判明。事務室内や廃棄文書などを捜索したが発見できなかった。申請書には、加入者や加入者や受診者の氏名、住所、電話番号、診療を受けた病院や支払った金額などが記載されている。同支部では、該当者に対し個別に事情説明と謝罪を行い、申請書の再提出を依頼。全職員に対し再発防止に努めるよう注意喚起を行うとともに、申請書の保管場所を徹底するためにロッカーを増設した。
・健康保険給付の申請書の紛失について(お詫び)(全国健康保険協会岐阜支部)
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/13,51184,92,149.html
◎アートスポーツ、あて名ラベルの印刷ミスでダイレクトメール誤配送
スポーツ専門店を展開するアートスポーツ(本社:東京都台東区)は8月31日、8月末から送付している「ランニング」のダイレクトメールで誤配送が発生していると発表した。
発表によると、送付先の顧客名が間違って印刷されたものがあり、違う名前で届けられたり、宛先不明で届けられないものが出ているという。同社は、今回は印刷作業上の不具合で発生したもので、顧客情報は正しく管理されているため、今後は支障なく送付できるとしている。
・ダイレクトメール誤配送に関するお詫び(アートスポーツ)
http://www.art-sports.jp/modules/list/dm_owabi.html
◎セルビスメンバーズ、車上荒らしで顧客報を記載した書類など盗難
冠婚葬祭互助会のセルビスメンバーズ(本社:堺市堺区)は8月30日、同社営業スタッフが車上荒らしにあい、顧客情報の入った営業バッグを盗まれたと発表した。発表によると、19日午後10時頃、当該スタッフが帰宅途中にスーパーに立ち寄り車を離れた隙に、助手席の鍵を破壊され助手席シート下にあったバックを盗まれた。バックには約100名分の顧客の氏名、住所、電話番号などが記載された書類が入っていた。ただちに警察署に被害届を出したが、未だ発見には至っていない。同社は、当該者宅を直接訪問し、経緯の説明と謝罪を行っており、今後は、全従業員に対して注意喚起と防犯研修を行い、再発防止に取り組むとしている。
・車上荒らしによるお客様情報の盗難に関するお詫びとお知らせ(セルビス)
http://www.selvice.co.jp/news/news_20100830.html
◎ 長崎大学病院、54名分の患者情報入りメモリー紛失
長崎大学病院は8月27日、のべ57名分の患者情報を記録したUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、紛失したメモリーには昨年4月~今年6月に入院していた患者の氏名や年齢、性別、診断名、床ずれの症状などが記録されていた。先月18日、同院の看護師がデータ入力のため関係書類と一緒に自宅に持ち帰り、別の看護師からデータ提出の依頼を受けた今月12日、紛失に気付いた。データは暗号化されておらず、メモリーの院外への持ち出しは原則禁止されていた。同院では今後、ファイルサーバーを使ったデータ管理に移行し、やむを得ずメモリーをを利用するに場合は暗号化を必須とするなどの対策を進め、再発防止に努めるとしている。
・患者の個人情報の紛失について[PDF](長崎大学病院)
http://www.mh.nagasaki-u.ac.jp/topics/pdf/2010/topics_2010083001.pdf
◎ 総務省、2009年度の行政機関の個人情報保護法施行状況調査を公表
総務省は8月27日、国の行政機関や独立行政法人などで2009年度(2009年4月1日~2010年3月31日)に発生した、個人情報の漏えいや紛失などの状況を取りまとめ発表した。個人情報の漏えいなどの件数は、行政機関で321件(昨年度473件)、独法などで2216件(同2456件)、計2537件(同2456件)。行政機関では、厚労省96件、社保庁67件、国税庁57件の順で多く、発生形態としては、誤送付・誤送信が142件(44.2%)と最も多かった。独法などでは、前年度に続き郵便貯金・簡易生命保険管理機構が1849件と最も多く、次いで住宅金融支援機構95件、日本政策金融公庫89件の順。発生形態は、紛失が1770件(79.9%)と最も多く、うち1561件は郵便事故などによるものだった。行政機関の88.5%、独法などの92.0%が、漏えい時の本人などへの情報提供を行っているが、公表したものは行政機関で60.7%、独法などでは5.6%と相変わらず低い。関係者の処分については、行政機関で84件(26.2%)、独法などでは19件(0.9%)となっている。
・平成21年度における行政機関・独立行政法人等の情報公開法及び個人情報保護法の施行状況調査結果の概要(総務省)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02gyokan06_02000005.html
◎ ウェブ東海、取引先を記録した携帯電話紛失
システム開発のウェブ東海(本社:名古屋市千種区)は8月26日、同社社員が取引先を登録した者用携帯電話を紛失したと発表した。発表によると、当該社員が23日の帰宅途中、自宅の最寄り駅に降りる直前まで使用してた携帯電話がなくなっていることに気付いた。駅と警察に届け探したが見つからず、その日のうちに電話会社に連絡し、紛失した携帯電話が操作ができないようにセキュリティロックをかけた。紛失した携帯電話には、取引先の苗字、勤務先、部署名、役職名、電話番号が保存されていた可能性があるという。同社では、今回の紛失事故に対し改めて対策を検討し、有効な対策を決定次第、実施するとしている。
・携帯電話紛失のお詫び[PDF](ウェブ東海)
http://www.web-tokai.ne.jp/about_us/apology_20100826.pdf
◎ NTT西日本、車上荒らしで電柱敷地権者17名の個人情報を含む書類盗難
NTT西日本の静岡支店と同社の関連会社「NTT西日本-ホームテクノ東海」の静岡営業所は26日、電柱が立つ敷地の地権者17名の個人情報が記載された書類を盗まれたと発表した。発表によると、NTT西日本-ホームテクノ東海から電柱敷地料の支払いに伴現地確認を委託された男性の車が、23日午後3時過ぎ、掛川市内で車上荒らしにあい、藤枝、牧之原、御前崎市と吉田町の地権者17名の氏名、住所、電話番号、口座番号を記載した書類が盗まれた。警察署には同日中に被害届けを提出しており、該当者宅には個別に訪問して事情説明と謝罪を行う予定。今後は、個人情報保護研修の充実やチェック体制の強化に取組み、情報管理の適正化・厳格化を図るとしている。
・個人情報の盗難に係わるお詫びとお知らせ[PDF](NTT西日本)
http://www.ntt-west.co.jp/shizuoka/pdf/20100826.pdf
・個人情報の盗難に係わるお詫びとお知らせ(NTT西日本-ホームテクノ東海)
http://www.nttwest-ht-tokai.co.jp/new/houdou100825.html
◎ 大日商事、個人情報を記載した申込書盗難
医薬品販売の大日商事(本店:大阪市旭区)は26日、同社社員が盗難被害にあい、商品購入者の申込書が盗まれたと発表した。発表によると、同社社員が平成22年8月23日の帰宅途中に申込書を入れたカバンを盗まれた。申込書は取引先4団体があっ旋した最大107名分で、氏名、勤務先名、勤務先住所、勤務先電話番号、商品購入情報が記載されていた。発表では、「盗難判明後、周辺を探索すると同時に、警察署へ遺失物届けを出した」としており、置き忘れたものと見られる。同社では、関係者に経緯の説明と謝罪を行っており、個人情報の不正流用などが判明した場合には誠意をもって対応するとしている。
・個人情報を含む申込書盗難に係るお詫びと報告(大日商事)
http://www.dai-nichi.com/100826.php
◎ 日本年金機構、旧社保事務所で159名分の被保険者名簿流出
社会保険庁から公的年金業務の運営を受け継いだ日本年金機構(本部:東京都杉並区)は25日、旧仙台東社会保険事務所(仙台東年金事務所:仙台市宮城野区)の職員が2007年に、船員保険被保険者名簿の写しを受給者の1人に手渡していたと発表した。発表によると、流出したのは昭和30~40年代の加入者159名分の名簿で、氏名や生年月日、船員保険記号番号、取得・喪失の年月日などが記載されていた。2007年6月、この職員は年金加入記録に疑義を申し立てていた受給権者宅を訪問し、説明のために名簿の写しを見せたが、受給権者に求められて名簿を渡したという。年金加入記録の確認を求め、仙台東年金事務所を訪れた受給権者の提示資料の中に、この名簿が含まれていたため流出が判明。名簿の返還を求めているが強く拒絶され、名簿は現在も返還されていない。同機構では、引き続き名簿の返還を求めるとともに、名簿に記載された該当者に対しては文書で謝罪。了解を得たうえで、船員保険記号番号から年金加入記録などが知れることがないよう措置するにするとしている。
・船員保険被保険者名簿(写し)の流出について[PDF](日本年金機構)
http://www.nenkin.go.jp/new/press_release/h22_08/0825.pdf
◎ 大阪市、同報メールを「CC」で送りアドレス95件流出
大阪市は25日、メールの誤送信でメールアドレス95件が流出したと発表した。発表によると、流出したのは市母子家庭等就業・自立支援センター事業の一環として行っている「在宅就業推進事業」(管理・運営:大阪市母と子の共励会)の利用者として登録した95名のメールアドレス。今月21日、職業訓練の情報をメール送信した際に、本来ならば「BCC」欄に入力すべきメールアドレスを、誤って「CC」欄に入力して送信したため、95名のメールアドレスが見える状態で送られてしまった。受信者4名からの指摘があり、同日、謝罪メールを送り誤送信メールの削除を依頼した。市は、メールを送信する際には複数の職員が確認した上で送信するなどして対処するとしており、事業の管理者に対し個人情報の適正な取り扱いについて周知徹底を図るとしている。
・在宅就業推進事業における個人情報の流出について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kodomo/0000092223.html
◎ 三重県、個人情報を含む郵送書類が所在不明
三重県は25日、小児がんなどの子供の慢性疾患の医療費を補助する「小児慢性特定疾患治療研究事業」の対象者27名分の書類が所在不明になったと発表した。発表によると、所在不明になったのは、医療費の負担額を決めるために7月22日、県建設国民健康保険組合に郵送したもので、患者と保護者の氏名、生年月日、住所が記載された対象者連絡票、住民票、同意書、市町民税・県民税課税証明書が含まれていた。今月20日、同組合からの回答が届いてないため確認したところ、県からの文書が届いていないことが判明した。関係部署への確認・捜索、郵便事業社への問い合わせなどを行ったが、見つかっていない。県では、該当者に直接経緯を説明し、医療給付に不利益が生じないよう同組合と調整しながら対応するとしており、今後、個人情報を含む重要な書類の送付は、書留郵便などを使うよう徹底するとしている。
・個人情報を含む文書の所在不明について(三重県)
http://www.pref.mie.jp/TOPICS/2010080327.htm
◎ 神奈川県茅ヶ崎市立浜之郷小学校、紛失メモリーの学級名簿が印刷され散乱
神奈川県茅ヶ崎市教育委員会は8月25日、市立浜之郷小学校の校門や市内の路上で、同校のの学級名簿や秋田県の小学校児童の行動記録を記載した文書が見つかったと発表した。発表によると、22日午前8時半ごろ、同校敷地内の校門付近に2008年度の4年生1クラス分、29名の学級名簿1枚が落ちているのを、同校の日直代行員が発見した。その後、住民からの届け出や学区内の捜索で、同じ名簿6枚と秋田県の小学校児童1名の行動記録12枚が見つかった。流出した名簿は、当時のクラス担任だった教諭が2008年5月に教室内で紛失したUSBメモリーに記録されていたもの。児童行動記録は、紛失当時は保存していたことを認識していなかったが、同教諭が作成したものだった。同校では、保護者宅を訪問して経過報告を行うとともに、24日は保護者会を開いて状況を報告し謝罪。秋田県の児童に関しては、市教委が現地を訪問し、経過説明と今後の対応を協議した。同校では今後、メモリーの捜索と学校周辺の巡回、漏えい調査を継続的に行い、二次被害の拡大防止に努めるとしている。
・浜之郷小学校における個人情報の流出について(茅ヶ崎市)
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/koho/780/014861.html