◎ JAぎふ、柿と梨の贈答依頼者/送り先の情報1万6318件含むパソコン盗難
ぎふ農業協同組合(岐阜県岐阜市)と真正柿振興会、真正梨振興会は11月30日、JA選果場内の事務所において、顧客情報1万6318件が保存されたノートパソコンを盗まれたと発表した。発表によると、盗難が発覚したのは11月20日午前9時。事務所の窓ガラスが割られ、ワイヤーロックしてあったノートパソコンがなくなっていた。ノートパソコンには、柿と梨の贈答を依頼した人や送り先の住所、氏名、電話番号が保存されている。JAぎふでは、該当者への状況報告と謝罪ならびに、関係機関と関係省庁への報告を実施する。同JAでは今後、依頼者や送り先の情報および、パソコンの管理と取り扱いを厳格にし、新たなセキュリティ対策を講じて、情報管理体制の強化を図るとしている。
・パソコン盗難による個人情報漏えいについて(お詫び)[PDF](真正柿振興会/真正梨振興会/ぎふ農業協同組合)
http://www.jagifu.or.jp/03info/1291107760.pdf
◎ 住友信託銀行、顧客情報含む資料約9600件を紛失
住友信託銀行(本店:大阪市中央区)は11月29日、5つの支店において、顧客情報を含む過去の社内資料が所在不明になっていると発表した。同社によると、金沢支店、静岡支店、松山支店、山口防府支店、福岡支店において、互助年金信託に関する顧客の契約内容等を示す資料、約9600件が所在不明となっている。資料には、顧客の氏名、生年月日、住所、電話番号等が含まれている。11月1日に一部資料が所在不明となっていることがわかり、取り扱いのある全店舗を調査した結果、11月26日に今回の事態が確認された。同社は、対象資料については同社内で誤廃棄した可能性が高く、不正持ち出し等による外部への情報漏えいの懸念は極めて低いとしている。本件に関する照会や問い合わせは入っていない。同社は今後、再発防止に向け、顧客情報を厳格に管理するという。
・お客様情報の誤廃棄と思われる事態の発生について[PDF](住友信託銀行)
http://www.sumitomotrust.co.jp/pdf/101129-1.pdf
◎ 大阪市立住吉市民病院、患者情報を含む封書を帰宅途中で紛失
大阪市は11月29日、市立住吉市民病院において個人情報の紛失があったと発表した。発表によると、同院は医事業務をセラム社(大阪市中央区)に委託している。同社の職員が11月25日、患者の個人情報(氏名、年齢、生年月日、性別、傷病名、診療に関する経過)を記載した文書を紛失した。市内の他の医療機関へ同院外来患者の診療情報を郵送するための文書で、職員はその封書を鞄に差し込んで帰宅の途についた。途中、病院敷地内のポストへ投函するつもりだったが、投函を失念して自転車で帰宅し、帰宅後に当該封書の紛失に気づいた。病院と自宅との間、病院内を複数の職員で探したが、発見できず、住之江警察署に紛失届けを提出した。翌日、該当患者と送付先医療機関に、事情説明とお詫びをした。市は、個人情報を含む業務上の文書を帰宅時に発送しようとしたことに原因があったとし、同社に対し個人情報保護に関する緊急の研修実施を行うよう指示。今後、個人情報を含む文書の発送は執務時間内に行うようにし、取扱い責任者を定めてチェック体制を強化するよう指導した。
・大阪市立住吉市民病院における個人情報の紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/87/0000103442.html
◎レックスアドバイザーズ、個人情報1名をメルマガに誤掲載
人材紹介、コンサルティング事業のレックスアドバイザーズ(連絡先:東京都港区)は11月26日、個人情報1名の漏えいがあったと発表した。発表によると、同社が情報提供しているメールマガジン上で、 1名の個人名が誤って掲載されたという。同社は、当該個人と関係者に迷惑をかけたことをお詫びしている。同社は、これを機にこれまでの営業活動および内部管理業務の見直しを行ない、安心して利用できるサービス体制作りに努力邁進するとしている。個人情報保護遵守体制の強化については、経過を同社ホームページ上に順次公開していく。
・個人情報漏洩に関してのお詫び(レックスアドバイザーズ)
http://www.career-adv.jp/20101126.pdf
◎木更津市、市立保育園のお絵描き用紙に個人情報を記載した書類紛れる
木更津市は11月26日、市立桜井保育園において、園児のお絵描き用に利用していた用紙の一部に、介護保険の被保険者の情報が記載された書類が含まれていたと発表した。発表によると、市の児童家庭課では、不要紙をリサイクルの一環として、主に保育園の園児の絵描き用に使用するためストックしている。この用紙を桜井保育園長が児童家庭課職員から受け取り、園にもち帰り使用していた。今月中旬から使用した用紙の中に介護保険の被保険者情報が記載された書類が紛れ込んでおり、同書類を発見した保護者から11月22日に市に連絡が入った。流出した個人情報は、要介護認定申請滞納者一覧表(2010年7月12日付)で、「1号要介護受給者」および「連帯納付義務者」に関する情報が記載されていた。前者の情報内容は、氏名、生年月日、性別、被保険者番号、要介護状態など。後者は、氏名、調定額、収納額、被保険者期割額など。11月23日に被害者の特定ができ、翌24日に職員が電話で本人に報告し、お詫びした。文書での経緯説明とお詫びもしている。市は、児童家庭課、高齢者福祉課において個人情報管理の徹底を図り、個人情報が含まれる書類が不要となったときは、直ちにシュレッダーによって適切に処分すること。資源ごみ置き場に不要な用紙を入れるときは、個人情報が記載されていないことを確認するなどを守り、再発防止に努めるとしている。
・個人情報の流出及び紛失に関するお詫びとお知らせ (木更津市)
http://www.city.kisarazu.lg.jp/life/fukushi/jido/kojinnjyoho.html
・個人情報の流出と紛失についてのお詫びとご報告について(木更津市)
http://www.city.kisarazu.lg.jp/life/fukushi/jido/document/kaiken.pdf
◎NHK豊橋支局、個人情報を記載した放送受信料帳票1枚を紛失
NHKは11月26日、NHK豊橋支局(愛知県豊橋市)において、放送受信料の契約・収納業務を委託している個人事業者が、放送受信料の帳票1枚を紛失したと発表した。発表によると、11月11日、愛知県岡崎市で、当該帳票1枚を紛失していることが判明した。帳票には、顧客の氏名、住所、電話番号、口座番号が記載されていた。警察へ紛失届を提出するとともに、紛失したと思われる周辺の調査を実施したが、発見に至っていない。NHK豊橋支局は当該顧客に直接会ってお詫びと説明をしている。NHKでは、今後このような事態が発生しないよう、指導を徹底し、個人情報の取り扱いに注意していくとしている。
・個人情報を含んだ帳票の紛失について(NHK豊橋支局)
http://www.nhk.or.jp/nagoya/nhk/info/toyohashi_1126.html
◎NTT番号情報、「ゆうぱっく」で配達中に顧客情報7万5047件含むCD-Rを紛失
電話帳発行業務や電話番号案内業務などを受託しているNTT番号情報(本社:東京都港区)は11月26日、同社の顧客情報を収録したCD-Rが、配達会社である郵便事業社の名古屋支店(名古屋市西区)において、所在不明となったと発表した。発表によると、当該CD-Rは、同社の料金システム運用と保守を行っている会社から、同社の関連会社に「ゆうパック」で配達している途上で所在不明となった。11月19日午後5時半頃、同名古屋支店から連絡を受けて知るところとなった。同日より同名古屋支店が調査を開始したが発見に至っていない。紛失したCD-Rには、NTT東日本とNTT西日本が発行する電話帳に掲載する広告、および同社が提供する「iタウンページ」広告の広告契約を締結している東海・北陸エリアの顧客7万5047件(うち代表者名等の個人名1210件)の契約先会社名、請求先会社名、電話番号、10月期請求額等が収録されている。口座情報は含まれていない。現時点では顧客情報の不正使用等の事実は確認されていない。同社は、該当顧客に対し、個別に電話によるお詫びと説明を行っている。また、専用の受付窓口を設けて対応している。郵便事業社東海支社はゆうパックの紛失について警察に遺失物届を提出し、現在も調査を継続しているという。また、ゆうパックの管理について徹底し、再発防止に向け指導を徹底していくとしている。
・電話帳等広告料金情報の配達途上における紛失に関するお詫びとお知らせ(NTT番号情報)
http://bj.nttds.co.jp/bj-dir/news/22_14.html
・郵便事業株式会社名古屋支店におけるゆうパックの所在不明(郵便事業社東海支社)
http://www.post.japanpost.jp/about/houdou/press/2010/toka_1126_01.html
◎岩手銀行一関支店、顧客情報100件が記載された伝票綴りを紛失
岩手銀行(本店:岩手県盛岡市)は11月26日、一関支店において、顧客情報が記載された伝票綴りの一部を紛失したと発表した。発表によると、同行では過去の伝票綴りを本部に集中保管しており、本部への発送準備の過程で伝票の紛失が10月25日、判明した。紛失した資料は同支店2009年7月の取引一日分の伝票綴り1冊で、100件(個人顧客44件、法人顧客56件)の顧客情報が記載されている。顧客情報の内容は、氏名、住所、生年月日、電話番号、口座番号、取引金額など。内部調査の結果、保管期限を経過した書類に混入するなどして、誤廃棄された可能性が高く、外部への情報の漏えい懸念は極めて低いという。これまでに関連しての問合せや不正要求等の事象は起きていない。該当顧客すべてに対し、事情説明を終えている。同行は伝票などの取扱いを徹底し、再発防止策を実施していくとしている。
・顧客情報の紛失について(岩手銀行)
http://www.iwatebank.co.jp/news/2010/1011/101126_customer-info.pdf
◎アドウェイズ、メールの送受信記録を含む業務用ノートパソコン1台を紛失
アフィリエイト広告事業などを展開するアドウェイズ(東京本社:東京都新宿区)は11月26日、業務用ノートパソコン1台を紛失したと発表した。発表によると、11月24日午前9時20分頃、同社従業員が出社する際、当該パソコンが入った鞄を紛失した。鉄道会社の遺失物センターおよび警察に紛失届を提出するとともに、沿線各駅にも確認を行ったが、現時点において発見されていない。当該パソコンには情報の暗号化、パスワード設定などのセキュリティ対策を講じており、第三者がパソコン内の情報を見ることは難しいという。当該パソコンには、顧客および関係先との打合せ記録、メールの送受信記録が保存されている可能性が高いが、それ以外の個人情報は含まれていないという。また、現時点において、第三者への流出や不正使用などの事実は確認されていない。同社は、当該パソコンから社内サーバーに対するアクセスを禁止する措置をとった。また、社長を責任者とする対策本部を設置し、関係先に対しお詫びと説明をしている。同社は全役職員に対し情報の重要性を周知・教育するとともに、情報機器の管理を徹底し、再発防止のための社内体制を整備していくとしている。
・ノートパソコンの紛失に関するご報告とお詫び (アドウェイズ)
http://www.adways.net/images/101126.pdf
◎パナソニック エレクトロニックデバイス、メール誤送信で個人情報漏えい
パナソニックの中核企業で電子部品を製造販売するパナソニック エレクトロニックデバイス(本社:大阪府門真市)は11月25日、社員のメール誤送信により、1名の個人情報が漏えいしたと発表した。発表によると、同社海外関係会社社員1名の氏名および過去の職歴等を記したメールを、特定できない第三者のメールアドレス宛てに誤送信してしまった。同社は誤送信先に、担当部門責任者から事故の詳細報告とお詫びをした。関係省庁へも報告を行った。これまでのところ、漏えいした個人情報が不正に利用された事実は確認されていない。同社では再発防止に真摯に取り組み、情報セキュリティの強化に取り組んでいくとしている。
・個人情報漏洩のお詫びとご報告(パナソニック エレクトロニックデバイス)
http://panasonic.net/ped/jp/important/2010112501.html
◎大阪市生野区の市立小、児童11名分の個人情報含むUSBメモリを紛失
大阪市は11月24日、市立小の教諭が、盗難にあい、児童11名分の個人情報が入ったUSBメモリを紛失したと発表した。発表によると、11月19日午後6時30分から翌20日午前8時の間に、自宅玄関に置いていた鞄が盗難被害にあった。鞄の中には私物の他、当該USBメモリが入っていた。USBメモリに含まれていた児童の個人情報は、学級種別、学年、性別、入級年月日、障害の状況、および学校生活の様子で、児童名は含まれていない。教諭は20日に警察へ盗難届を出したが、発見されていない。教諭は19日に書類作成のため、「個人情報持出し返却管理簿」に記載し教頭に提出し、許可を受けてUSBメモリを自宅に持ち帰っていた。しかしながら、USBメモリやファイルにセキュリティロック等はかけていなかった。校長は、22日朝、全教職員にこの盗難紛失を伝え、個人情報の管理の徹底について改めて指導した。22日夜には該当児童と保護者に対し、家庭訪問を行って謝罪した。教育委員会は、管理職と当該教諭に対して厳しく指導する。また、各校に対し「個人情報持出し返却管理簿」への記載やセキュリティロックの徹底をはじめ個人情報の更なる意識の向上と管理を改めて指導し、再発防止に努めていくとしている。
・生野区巽南小学校における個人情報を含むUSBメモリの紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000103116.html
◎ヤマト運輸、クロネコメール便の未配達2万1000通、一部は焼却も
宅急便など小口貨物輸送サービスのヤマト運輸(本社:東京都中央区)は11月24日、京都府の事業所で、クロネコメール便未配達があったことを明らかにした。発表によると、発送荷主から「一部エリアにメール便が届いていない」との問い合わせを受け、11月17~19日に京都主管支店が調査した結果、亀岡支店において、委託配達員(クロネコメイト)が、約2万1000冊のクロネコメール便を自宅に滞留させ、一部のメール便は焼却処分していたことが判明した。滞留および焼却対象となったのは、昨年11月から今年11月に法人顧客から京都府亀岡市向けに発送されたクロネコメール便。同社は、該当する発送荷主に対し、事実報告とお詫びを行い、今後の対応を個別に相談している。また、社内の再発防止委員会で再発防止に徹底して取り組むとしている。同社では昨年11月にクロネコメール便の未配達が発覚しており、1年で再発の事態となった。
・クロネコメール便の未配達について(ヤマト運輸)
http://www.kuronekoyamato.co.jp/info/info_101124.html
◎日本トラスティ・サービス信託銀、法人情報等約1万4000件含む磁気テープ紛失
投信ファンドや年金資産など資産管理を専門とする日本トラスティ・サービス信託銀行(本店:東京都中央区)は11月24日、法人顧客の情報を含む可能性があるデータ保存用磁気テープ1本を紛失したと発表した。発表によると、同社本店において10月4日、当該テープの紛失が判明した。当該テープには、同社および同社の原受託行である住友信託銀行、りそな銀行、中央三井アセット信託銀行の法人顧客情報が含まれている可能性がある。内訳は、約1万3600件の法人顧客情報(名称、所在地、保有資産残高、約定情報等)、および約500件の法人顧客担当者情報(氏名、所属部署、会社連絡先の電話番号・メールアドレス)。当該磁気テープは、2008年7月3日から破損が原因とみられるデータ保存・読取りエラーが発生し、同15日に使用を取り止めているため、含まれる可能性のある情報はエラー発生時点以前のものとなる。内部調査の結果、社内で誤廃棄された可能性が高く、外部への情報漏えいの懸念は極めて低いという。これまでに本件に関し外部からの問い合わせや不正要求等は確認されていない。同社は今後、情報管理の強化・徹底に努めていくとしている。
・データ保存用磁気テープの紛失について(日本トラスティ・サービス信託銀行)
http://www.japantrustee.co.jp/data/pdf/JTSB101124.pdf