◎大阪市、住吉区と健康福祉局リハビリセンターで、計2件の個人情報漏えい
大阪市は2月17日、2件の個人情報漏えい事故を明らかにした。1件は住吉区役所保険年金担当で起きた「国民健康保険料納付額のお知らせ」の誤送付で、16日に後期高齢者医療の被保険者A氏から連絡があり、誤って同姓同名の他者の書類を送付していたことが判明した。書類発行時に氏名のみで検索を行い、誤って出力してしまったことが原因だという。流出した個人情報は、1名分の氏名、住所、被保険者番号、納付額。もう1件は、市の健康福祉局心身障害者リハビリテーションセンターで起きた、相談者の氏名が記載された「検査用紙」と「地図」の一時紛失。同センター職員が2月10日、療育相談業務のために相談者自宅へ訪問する際、当該書類を含む手提げかばんを紛失した。探したが発見できず、翌11日に警察に遺失物届を提出。その後、17日に公共交通機関を通じて手提げかばんが戻り、紛失した書類も全て戻ってきた。紛失した個人情報は、相談者の氏名、地図(パソコンの地図検索画面に相談者宅が示されている)。2件の事故について、市は適切な対応を行い、今後の再発防止に努めるとしている。
・住吉区役所における国民健康保険料納付額のお知らせの誤送付について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/sumiyoshi/0000113249.html
・健康福祉局心身障害者リハビリテーションセンターにおける個人情報の一時紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kenkofukushi/0000113177.html
◎大阪市、此花区と水道局で、計2件の個人情報漏えい
大阪市は2月16日、2件の個人情報漏えい事故を明らかにした。1件は、大阪市此花区役所窓口で「後期高齢者医療保険料口座振替納付届・自動払込受付通知書」1通の紛失があった。被保険者A氏は昨年7月、同区内の銀行で後期高齢者医療保険料の口座振替の手続きをした。しかし、今年1月31日に区役所から保険料督促状が届いたことから、手続きがなされていないことが分かり、A氏が銀行に問い合わせた。銀行は内部調査のうえ、2月7日に区役所に連絡。銀行からの書類を区役所の派出銀行を通じて総務担当が収受し、窓口サービス担当に渡した後、紛失したことが判明した。紛失した個人情報は、同通知書に記載されていた被保険者番号、住所、氏名、電話番号、預貯金口座情報、届出印など。もう1件は、市水道局田辺営業所で2月9日、顧客宅を訪問した際に「水道料金等領収証書を1件、誤交付していた。職員が水道料金及び下水道使用料を徴収した際に、ハンディターミナルよりその場で発行した他人の領収証書を手渡してしまった。2月14日、顧客の水道料金等の入金状況を営業オンラインシステムで確認していたところ、領収証書の誤交付が発覚した。流出した個人情報は、顧客氏名、住所、領収金額など。2件の事故について、市は適切な対応を行い、今後の再発防止に努めるとしている。
・此花区役所窓口サービス担当における「後期高齢者医療保険料口座振替納付届・自動払込受付通知書」の紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/konohana/0000112105.html
・水道局田辺営業所における「水道料金等領収証書」の誤交付について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/suido/0000113168.html
◎ジオコス、メールマガジン誤送信で顧客のメルアド585件が流出
採用広報物の企画制作などを行うジオコス(本社:名古屋市中区)は2月16日、誤送信によりメールアドレスの流出があったことを明らかにした。同社によると、2月16日午前0時6分、同社メールマガジン「ジオコスノート」を送信した際、誤って受信者のメールアドレスを表示した状態で配信してしまった。これにより、顧客のメールアドレス585件と、一部氏名が流出した。メール送信後に顧客からの指摘を受け、同日に実態を把握した。同社は順次、事実関係の報告とお詫び、誤送信されたメールの削除を依頼している。また今後、メール配信のシステムおよびフローを再検討し、再発防止に努めるとしている。
・メールアドレスの流出についてのご報告とお詫び(ジオコス)
http://www.jyocos.co.jp/news/201102/news20110216_916.html
◎大阪市、生野区とあべの市税事務所で、計2件の個人情報漏えい
大阪市は2月15日、2件の個人情報漏えい事故を明らかにした。1件は2月8日正午頃、大阪市生野区役所保険年金担当において、A氏に対し、誤ってB氏の保険証を交付したもの。流出した情報は、B氏の氏名、生年月日、被保険者証番号。もう1件は、大阪市市税事務所において発生した個人情報流出事故3件だ。うち2件は、梅田市税事務所において2月10日に判明した。A氏とB氏の納税誓約書のうち1枚を相互に誤って送付していたもので、流出した個人情報は、2名の氏名、住所、税額など。もう1件は、あべの市税事務所で、2010年度の固定資産税・都市計画税(土地・家屋)の納付書等をC氏に送付した際、C氏の納付書等とともに別人のD氏の納付書(3、4期別分)も同封してしまった。流出した個人情報は、D氏の氏名、税額など。2件の事故について、市は適切な対応を行い、今後の再発防止に努めるとしている。
・生野区役所における国民健康保険証の誤交付について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/ikuno/0000110725.html
・大阪市市税事務所における個人情報の流出について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/zaisei/0000112962.html
◎JA三重四日市、米出荷者7673名の個人情報を含む業務用パソコン盗難
三重四日市農業協同組合(本店:三重県四日市市/以下JA三重四日市)は2月14日、個人情報を含む業務用パソコンが盗難にあったと発表した。発表によると、盗難にあったには、組合の共同乾燥施設(南部カントリーエレベーター)の事務所内の業務用パソコン。発覚したのは1月11日だった。パソコン内部に保存されていた個人情報は、同組合への米出荷者7673名の氏名、住所、電話番号、組合員コード情報。同組合は同日、四日市南警察署へ被害届けを提出した。現時点において、情報の不正使用等の二次被害の発生は報告されていない。同組合は、情報管理体制の強化によって再発防止を図り、これまで以上に個人情報の保護に努めていくとしている。
・個人情報の盗難等に関するお詫びとお知らせ(JA三重四日市
http://www.ja-my.jp/information/info_140.html
◎ 東京西徳洲会病院、患者の個人情報477件を含むUSBメモリー紛失
東京西徳洲会病院(東京都昭島市)は2月14日、患者の個人情報477件が保存されたUSBメモリーを紛失したと発表した。同病院によると、紛失が判明したのは1日。紛失したUSBメモリーは、一診療科の医師が個人で使用していたもので、2008年以降に同科で手術を受けた患者の氏名、手術日、病名、術式が記録されている。医師は1月に研修へ出かけた際、このUSBメモリーを持参しており、その経路の中で紛失した可能性が高いという。同病院では、紛失判明後、各関係機関へ届け出を行い、心あたりの捜索を続けている。患者情報の不正使用等の二次被害の事実は確認されていない。同病院では、該当する患者に謝罪と事情説明の文書を送付している。また今後、個人情報の厳重な管理と職員への教育に努めるという。
・個人情報の紛失に関するお詫びとお知らせ(東京西徳洲会病院)
http://www.tokyonishi-hp.or.jp/news/file_215.html
◎大阪市、児童の個人情報39名分を含む書類やテスト用紙を紛失
大阪市は2月14日、市立小学校の教諭が児童の個人情報が入った書類やテスト用紙を紛失したと発表した。発表によると、2月10日、教諭は自宅で仕事をしようと「教務必携」「国語テスト」等を入れた手提げ鞄を自転車の前かごに入れて、学校から自転車で帰宅した。翌11日は祭日で、午前8時頃に手提げ鞄を自転車の前かごから自宅に持ち込んでいないことに気付いた。取りに行くと、手提げ鞄は見当たらず、周辺を探したが発見できなかった。すぐに警察に遺失届を提出したが、現在のところ発見されていない。「教務必携」は児童名、個人の記録、教科の成績などを記録した書類で、以下の情報が記載されていた。国語と算数のテスト10回分の点数、社会テスト5回分の点数、図工実技の絵画・工作のABC評価、体育実技の持久走・縄跳び・バスケットボールのABC評価、提出物のチェックリスト。いずれも39名分で、氏名が含まれている。「国語テスト」36名分は、名前が書かれている未採点のもの。教諭は持ち出しの際、「個人情報持ち出し返却管理簿」への記載や、校長の承認の手続きはとっていなかった。学校は2月13日、関係児童の家庭を訪問し、児童と保護者に謝罪した。市教育委員会は各校に対し、「個人情報持ち出し返却管理簿」への記載の徹底をはじめ個人情報の更なる意識の向上と管理を改めて指導し、再発防止に努めていくとしている・
・東住吉区 鷹合小学校における個人情報を含む「教務必携」「国語テスト」の紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000112812.html
◎セキスイファミエス近畿、車上荒しで顧客情報4件を記入した書類盗難
セキスイファミエス近畿(本社:大阪市淀川区)は2月14日、北近畿支店の社員が車上荒しにあい、顧客情報を記入した書類が盗まれたと発表した。発表によると、2010年12月24日、当該社員が帰宅後、自宅駐車場にて車上荒しにあった。発覚後、速やかに警察に対し届出を行ったが、現在のところ発見されていない。紛失した内容は、個人情報が記載された資料4名分で、同社は該当顧客には謝罪し、紛失にいたる経緯を説明している。同社は、再発防止の徹底に努め、これまで以上に個人情報の管理に取組んでいくとしている。
・個人情報紛失に関するお詫びとお知らせ(セキスイファミエス近畿)
http://www.famis-kinki.jp/news0214.html
◎ダイエー、従業員が顧客のカード情報271枚分を不正取得し、不正利用
大規模小売店のダイエー(本店:神戸市中央区)は2月14日、元従業員が顧客のクレジットカード情報を不正取得し、不正に利用していたことを明らかにした。発表によると、昨年6月25日、クレジットカード会社から同社店舗を利用している顧客情報の一部が不正取得されている可能性があるという指摘を受けた。直ちに社内調査を開始し、その結果、不正利用されたカードは同社の港南台店、戸塚店の医薬品・化粧品売場のレジで利用されていることが判明した。7月29日、監督官庁の経産省へ個人情報流出の可能性について報告し、警察へ相談。9月1日、他のカード会社にも不正利用の監視強化と被害状況の調査を依頼した。 10月にはカード会社から得た被害情報から不正取得期間を特定。その後、不正取得方法などの詳細調査を継続し、今年2月8日に不正内容を特定。関与した元従業員を懲戒解雇処分とした。不正利用されたカードは271枚、不正利用期間は2009年6月21日~2010年9月3日。不正取得した期間は、ダイエー港南台店では2009年6月6日~2010年2月28日、ダイエー戸塚店では2010年3月1日~2010年8月19日。元従業員は、両店とも医薬品・化粧品売場レジで、精算等のためカードの提示を受けた際に、カード番号、有効期限等の情報をメモに記録していた。同社は該当顧客に負担をかけないようカード会社に対応しているが、改めて該当顧客にお詫びとお知らせを送付する。また、全社一丸となって再発防止に取り組むとしている。
・弊社港南台店および戸塚店における元従業員によるクレジットカード情報不正取得に関するお詫びとお知らせ(カード)
http://www.daiei.co.jp/corporate/index.php/release/lists/detail/675