◎茨城西南医療センター病院、患者情報のべ1840名分含むUSBメモリー盗難
茨城西南医療センター病院(茨城県境町)は11月10日、同病院医療相談室および健康管理センター・レントゲン室において、のべ1840名分の患者情報が含まれるUSBメモリー6本を盗まれた発表した。同病院によると、10月31日朝、医療相談室職員が、机の抽斗に入れてあった患者情報を含むUSBメモリーがないことに気付き、他の職員に確認したところ、保管してあった中の一部、6本のUSBメモリーがなくなっていることが分かった。盗まれたUSBメモリーには、医療相談のケース記録、居宅介護のケアプラン、臨床心理に係る検査結果や名簿、健康管理センター・レントゲン室受診者の情報などが記録されており、患者の氏名、住所、電話番号、病名、相談記録等が含まれている。同病院では、個人情報などのデータの持ち出しについて、特に休日における管理の方法に問題があったとし、今後は、退室時の施錠の徹底、および必要期限を超える個人情報の破棄、また個人情報を含むUSBメモリーへのパスワード設定と、鍵をかけての保管を徹底するとしている。
・患者様情報を含むUSBメモリの盗難について(茨城西南医療センター病院)
http://www.seinan-mch.or.jp/news/20111110.php
◎サントリーミドリエ、メールマガジン登録者のメールアドレスを誤送信
サントリーの環境緑化事業ブランド、サントリーミドリエ(東京都港区)は11月10日、メールマガジン登録者のメールアドレスを誤送信したと発表した。同社によると、ミドリエデザイン オンラインショップのメールマガジンに登録した人のアドレスの一部を、メールマガジン会員23名に誤送信した。同社は該当の23名に連絡を取り、当該メールを削除するよう依頼している。誤送信したのはメールアドレスのみで、氏名、住所、電話番号などは含まれていない。同社は、再発防止と顧客の個人情報の保護に努めるとしている。
・ミドリエデザインメールマガジンに関するメールアドレス誤送信のお詫び(サントリーミドリエ)
http://www.suntory.co.jp/midorie/information/owabi.html
◎大和リース、社員が顧客の名刺5名分を含む名刺入れを紛失
建築リースや自動車リース事業などを行う大和リース(本社:大阪府大阪市中央区)は11月10日、近畿地区において顧客情報の紛失事故があったと発表した。発表によると、10月26日に兵庫県西宮市で同社社員が名刺入れを紛失した。名刺入れには、顧客5名分の名刺が入っており、顧客の氏名、会社名、電話番号が記載されていた。同社は当該顧客にお詫びと事故についての事情説明を行った。
・お客様情報の盗難・紛失・流出事故についてのお知らせ詳細(大和リース)
http://www.daiwalease.co.jp/privacy.html
◎パナソニック サイクルテック、顧客情報含む書類を誤送付
自転車製造販売のパナソニック サイクルテック(本社:大阪府柏原市)は11月9日、顧客保管用の保証書を返送する作業を行った際、誤って封筒内に別の顧客の保証書を一緒に封入して発送する事故が2件発生したと発表した。同社によると、事故は2件とも8月27日に発生。保証書には、顧客の住所、氏名、電話番号、購入した商品の品番が記入されていた。該当の顧客には謝罪し、誤配送された保証書は回収した。関係省庁にも報告済み。同社は、個人情報の管理および情報セキュリティの強化に取り組み、再発防止に努めるとしている。
・個人情報書類の誤配送関するお詫びとご報告(パナソニック サイクルテック)
http://pct.panasonic.co.jp/info/announce/doc201111.html
◎細田工務店、顧客情報10件含むスマートフォン紛失
住宅施工、分譲の細田工務店(本社:東京都杉並区)は11月9日、顧客情報10件が登録されたスマートフォンを紛失したと発表した。同社によると、同社の従業員が10月27日午前8時頃、外出先で紛失した。スマートフォンには、顧客10件の氏名、電話番号と、そのうち5件の住所およびメールアドレスが登録されている。同社では同日午前9時頃に通信会社へ当該スマートフォンの機能停止を依頼するとともに、遠隔操作により電源投入時のデータ初期化も実施した。また、当該スマートフォンは、起動時にパスワードを複数回誤入力すると、データが初期化される設定になっているという。該当の顧客には、電話またはメール、郵便で紛失を報告し、謝罪した。顧客情報の不正使用に関する連絡は入っていない。同社は、再発防止のため個人情報保護の強化を図るとしている。
・スマートフォン紛失に関するお詫びとご報告(細田工務店)
http://www.hosoda.co.jp/info/info_other/3412.html
◎アップフロント、ファンクラブ会員の個人情報含むメールを他会員に誤送信
女性アイドルや歌手が所属する「ハロー!プロジェクト」のファンクラブ、「Hello! Project」を運営するアップフロントインターナショナル(東京都港区)は11月9日、同ファンクラブ会員1名の個人情報を含むメールを、ファンクラブの他会員に誤送信したと発表した。同社によると11月8日、ファンクラブ会員1名宛てにイベントの当選通知メールを送信しようとして、誤ってメールマガジンの配信を申し込んでいる他の会員複数にも同メールを送ってしまった。メールには、当該会員の氏名、会員番号、イベントの整理番号が記載されていた。同社は、本人に事情を説明して謝罪し、誤送信先にも謝罪のメールを送信した。二次被害が発生した事実は確認していないという。同社は、送信システムの見直しを含め、メールを送信する際のルールを厳格化し、再発防止に努めるとしている。
・個人情報の誤送信に関してのご報告とお詫び(アップフロントインターナショナル)
http://www.up-fc.jp/helloproject/news_Info.php?id=2753
◎愛知県、個人情報含む公用パソコンの紛失で市立小校長を処分
愛知県は11月8日、車上荒らしにより教職員の個人情報などが記録されたノートパソコンを盗まれた弥富市内の小学校校長を、減給10分の1(1か月)とした。県の発表によると、校長は9月28日午後5時45分頃、自宅で仕事をするために公用ノートパソコンを持って、学校を退出。津島市内のレストランで行われる会合に出席するため、午後6時30分頃に同レストラン駐車場に自家用車をとめ、ノートパソコンを入れたバッグを車内に放置したままレストランに入ったところ、車を荒らされて盗難にあった。パソコンには、当該校の昨年度の教職員の勤務評定報告書や、学校行事の写真等が記録されていた。
・個人情報盗難に係る小学校長の処分(愛知県)
http://www.pref.aichi.jp/0000046256.html
◎メール誤配信により資格認定試験「CCBA」受験者68名の個人情報が漏えい
ビジネスアナリシスの啓蒙活動を行う非営利団体 IIBA(本部:カナダ)の日本支部(事務局:東京都港区)は11月8日、IIBA本部の委託業者が、IIBAの実施する資格認定試験「CCBA」の受験者に対し受験票をメールで配信した際に、不正な受験票が送信され、受験者68名の個人情報が漏えいしたと発表した。IIBA日本支部によると、11月5日、受験者全員へ、すべての受験者の氏名と住所、さらに間違ったID(受験番号)を記載したメールが配信された。同日、受験者から日本支部に報告があり、同支部では本部に事態を連絡。11月8日、本部の委託業者から正しい受験票および謝罪文が送信された。受験者以外に、情報は漏えいしていない。試験の運営は IIBA本部が委託会社を通じて直接行っているため、日本支部は受験者の情報を知る立場になく、同支部から受験者に直接連絡を取ることはできないという。同支部は、本部に対して今回の件についての原因究明と再発防止を強く求め、その対応状況について見極めていくという。
・CCBA受験票の誤配信について[PDF](IIBA日本支部)
http://www.iiba-japan.org/files/CCBAtrb.pdf
◎NTT西日本、三重支店と鹿児島支店で各1件の個人情報紛失
NTT西日本は11月8日、三重支店(三重県津市)と鹿児島支店(鹿児島市)で各1件の個人情報紛失があったと発表した。発表によると、三重支店では故障修理業務等を委託している会社が、インターネット故障修理の際に、個人情報が記載された関係書類を作業車の荷台に置いたまま走行し、紛失した。紛失した書類には、顧客1名分の氏名、住所、連絡先電話番号等の情報が含まれていた。鹿児島支店では、業務委託先で、顧客情報が記載された書類1件を誤った送付先に送付していたことが判明した。誤送付書類には、顧客1名の名前、電話番号、住所等が含まれていた。どちらの場合も顧客の口座情報は含まれていない。また、当該顧客に対しては個別に説明とお詫びをしている。同社は今後、このような事態が生じないよう、委託先での顧客情報管理に関する指導徹底を改めて実施する。
・顧客情報が記載された書類の誤送付に関するお詫びとお知らせ[PDF](NTT西日本鹿児島支店)
http://www.ntt-west.co.jp/kagoshima/pdf/231108-owabi2.pdf
・顧客情報の紛失に係わるお詫びとお知らせ[PDF](NTT西日本三重支店)
http://www.ntt-west.co.jp/mie/news/pdf/2011/20111108a.pdf
◎中部電力、車上荒らしで顧客349件分のリストや制服等盗難
中部電力(本店:名古屋市東区)は11月7日、同社鈴鹿営業所(三重県鈴鹿市)の検針員の車が荒らされ、顧客リスト、同社ロゴマーク入りの制服と合羽、長靴、検針ハンディターミナル用バッテリー、プリンター用バッテリーが盗まれたと発表した。同社によると、検針員は11月7日午前10時5分に鈴鹿市安塚町の側道に車を止めて検針作業を開始。午後0時40分に車に戻って、盗難に気付いた。顧客リストには、安塚地区の顧客349件分のカタカナ書きの氏名、顧客番号、契約種別コードなどの情報が含まれている。該当の顧客については早期に訪問の上、事実関係の説明と謝罪を行うという。同社は、今後、厳重な管理を徹底していくとしている。
・お客さまリスト等の盗難について(中部電力)
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3170876_6926.html
◎千葉市の知的障害児通園施設、車上荒らしで児童44名分の情報含む連絡網盗難
千葉市は11月7日、同市の知的障害児通園施設、大宮学園(千葉市若葉区)の職員の車が荒らされ、通所児童44名と保護者の個人情報を含む緊急連絡網(A4版1枚)が盗まれたと発表した。市によると、同学園の指定管理者である千葉市社会福祉事業団の職員が、11月4日の勤務終了後、自分の子どもの迎えのために保育所前に車を駐車していたところ、窓ガラスが割られ、連絡網の入った鞄を盗まれた。連絡網には、大宮学園ひまわりルーム通所児童44名の氏名と保護者の電話番号が記載されていた。当該連絡網は、11月1日の遠足の開催に際し、職員に持ち出しが許可されたもので、遠足終了後も引き続き当該職員が所持したままとなっていた。この件による被害の発生は確認されていない。該当の保護者には連絡を取り、経緯の説明と謝罪を行っている。市では千葉市社会福祉事業団に対し、全職員を対象として、個人情報保護の重要性と取り扱いに関する手続き等について周知、徹底するよう指示した。
・大宮学園通所児童の連絡網の盗難について[PDF](千葉市)
http://www.city.chiba.jp/somu/shichokoshitsu/hisho/hodo/download/111107-01-01.pdf
◎山の手ACS、顧客情報2292件がホームページで閲覧可能に
ペットシッターサービスなどを行う山の手ACS(本社:東京都渋谷区)は11月7日、同社のWebサイトから顧客の個人情報が流出したと発表した。同社によると、10月19日にサイトを更新した際、誤ってCGIの設定ファイルを削除し、サイト上に顧客のデータが表示される状態となった。同社では10月21日に異常に気付いて設定を復旧したが、それまでの間に検索エンジンがデータをクロール。顧客のデータが検索サイト上で閲覧可能となった。閲覧可能になっていたのは、2006年から2009年に受け付けたサービス申し込みのデータ2292件で、顧客の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどが含まれている。データ流出の原因が判明したのは11月5日で、同社は同日、検索エンジンから情報を削除する手続きを取った。該当する顧客には、個別に連絡を取る。同社は、Web更新作業の管理手順を再点検し、再発防止に取り組むとしている。
・お申込情報における個人情報の流出について(山の手ACS)
http://www.petsitter-acs.com/info/index.html