◎クワザワ、取引先の氏名と電話番号を含む社用携帯電話を紛失
建設資材の販売および建設工のクワザワ(本社:札幌市白石区)は6月25日、個人情報が登録された社用携帯電話を紛失したと発表した。発表によると、同社社員が6月16日に社用携帯電話を紛失していることに気がつき、直ちに携帯電話の利用停止措置をとるとともに、警察へ紛失届を提出した。紛失した携帯電話には、取引先の氏名・電話番号が約400件、同社グループ社員の氏名・電話番号が約10件、記録されていた。当該携帯電話はまだ発見されていないが、現時点では該当する個人情報が外部に流出した事実は確認されていない。同社は該当する取引先に個別に通知してお詫びをするとともに、個人情報管理の再徹底を図り、全社をあげて再発防止に努めるとしている。
・社用携帯電話紛失による個人情報流出の可能性について(クワザワ)
http://www.kuwazawa.co.jp/common/dat/2012/0625/1340605226407688488.pdf
◎土浦市立図書館、メールをCCで送りメールアドレス246件が流出
茨城県土浦市は6月24日、市立図書館において、システム変更によるメールアドレスの登録変更依頼を同館利用者へ送信した際、CCとBCCの設定を誤り、宛先のメールアドレスが表示される状態でメールを送信したと発表した。発表によると、メールの送り先は、過去1か月間に同館から予約メールを送信した246名。該当者にはメールで謝罪し、当該メールの削除を依頼した。電話や文書での謝罪も行う予定。同図書館は、送信時の操作対応の再確認を図るとともに、個人情報管理の徹底を目的に、研修を行うとしている。メール送信方法の見直しも検討するという。
・図書館:メールの誤送信についてのお詫びとご報告(土浦市)
http://www.city.tsuchiura.lg.jp/news.php?code=2525
◎中部日本放送、リクエストハガキの個人情報を会報送付に無断使用
中部日本放送(本社:名古屋市中区)は6月22日、CBCラジオ「梓 夕子のモーニング歌謡曲」(毎週日曜日午前7時から30分間放送)で、番組に寄せられたリスナーの個人情報が無断使用されたと発表した。発表によると、今年4月から6月にかけて行われた同番組の収録のうち3回において、スタジオのテーブルに置かれていたリクエストのハガキなどから14人分の住所と氏名を、番組パーソナリティーの所属事務所関係者が番組スタッフに無断でメモをとり、後日、このうちの10人の自宅に、パーソナリティーのファンクラブ会報を送付していた。同社では、出演者の事務所関係者にリクエスト内容の閲覧を許可する場合もあるが、リスナーの個人情報を本来の目的以外に使うことは禁止しており、番組開始当初に指導していた。当該の事務所関係者は「ファンサービスのつもりだった。個人情報に対して認識不足だった。申し訳ない」と述べているという。同社は、同番組を6月24日の放送分から当分の間休止とし、関係者の聴き取り調査、個人情報取り扱いに関する再点検を行う。また、番組スタッフおよび番組関係者に個人情報の取り扱いに関する指導を徹底し、再発防止に取り組むとしている。
・ラジオ番組に寄せられた個人情報の無断使用について(中部日本放送)
http://hicbc.com/etc/time3/index.htm
◎横須賀市、健診受診者824名と臨時職員45名の情報含むUSBメモリー紛失
横須賀市は6月22日、同市保健所健康づくり課健診センターにおいて、市民健診の受診者824名および、臨時職員45名の個人情報が記録されたUSBメモリを紛失したと発表した。市によると、紛失したUSBメモリには、受診者824名分の氏名、生年月日、性別、健診依頼項目と、臨時職員45名分の氏名、住所、電話番号、生年月日および、このうち4名分の賃金単価と賃金振込口座が記録されている。健診センターの職員が6月7日に紛失に気付いた。該当者には謝罪と経過説明を行う。市は、USBメモリーの管理が不十分だったことが紛失の原因だとし、今後、USBメモリーの利用を見直すとともに、厳格な管理に努めていくとしている。
・市民健診受診者の個人情報等が記録されたUSBメモリの紛失について(横須賀市)
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/3130/20120621.html
◎パナソニックテクニカルサービス、伝票の誤添付で顧客情報1件漏えい
電気製品の修理・メンテナンス等を行うパナソニックテクニカルサービス(本社:大阪府門真市)は6月22日、同社修理センターで他の顧客の伝票を誤って添付したため、顧客の個人情報が第三者に漏えいしたと発表した。発表によると、伝票の誤添付は4月2日に同修理センターで発生した。誤添付した伝票は販売店の専用伝票で、顧客の氏名が記載されていた。同社は誤配送先の顧客宅を訪問し、お詫びと当該伝票の回収を行った。情報が漏えいした顧客には速やかに連絡してお詫びをし、関係省庁と販売店へも報告した。同社は今後、個人情報の取扱いに細心の注意を払い、情報セキュリティの強化を図っていくとしている。
・お客様個人情報漏洩に関するお詫びとご報告(パナソニック テクニカルサービス)
http://panasonic.co.jp/cs/ptse/news/20120622.html
◎アジア太平洋トレードセンター、メールをCCで送りメールアドレス754件流出
大阪デザイン振興プラザ(大阪市住之江区)を運営するアジア太平洋トレードセンター(大阪市住之江区)は6月21日、プラザの事業を利用している754名へ催事に関するメールを送った際、BCCで送るべきところをCCで送ったため、全員のメールアドレスが流出したと発表した。同センターによると、メールを送ったのは6月20日午後7時頃。メール受信者2名から指摘があった。同センターでは該当者に対し、翌21日午後に謝罪のメールを送信。また同日夕方、謝罪と、当該メールの削除を依頼するメールを送った。同センターは再発防止のため、担当者間で問題の共有を図るとともに、メールを送信する場合は、複数人で確認してから送信するなどの対策をとるとしている。社内で、個人情報の適正な取り扱いについての周知徹底も図るという。
・「大阪デザイン振興プラザ」における個人情報(メールアドレス)の流出について[PDF](アジア太平洋トレードセンター)
http://www.osaka-design.co.jp/20120622.pdf
◎三井住友海上プライマリー生命保険、顧客や募集人の情報をメールで誤送信
三井住友海上プライマリー生命保険(本店:東京都中央区)は6月19日、同社の社員が5月30日、代理店である金融機関へ、個人情報が含まれるデータファイルを誤添付してメールを送信したと発表した。同社によると、誤添付した情報のうち顧客に関するものは、主に北海道と東北地方に住み、定額個人年金保険を契約している顧客の情報1059件分で、契約者と被保険者の性別、年齢、続柄、証券番号、保険料、基本保険金額、年金支払開始日や年金額など。データにはこのほか、これらの契約を取り扱った代理店15店に所属する募集人534名の所属代理店名、支店名、氏名も含まれていた。同社では、当該金融機関と連絡を取り、誤送信したメールとデータファイルが削除されたことを確認した。データには契約者、被保険者の氏名や機微情報は含まれておらず、個人を特定することはできないという。該当の顧客には書面で案内を行っている。同社は、誤送信の経緯と原因は把握したとし、再発防止策を講じていくとしている。
・お客さま情報のメールによる誤送信のご報告とお詫び[PDF](三井住友海上プライマリー生命保険)
https://www.ms-primary.com/news/pdf/2012/10_2012_0002.pdf
◎富士見市、納税通知書の誤送付で4件の個人情報が漏えい
埼玉県富士見市は6月18日、市県民税納税通知書(変更通知書)の誤送付が4件あったと発表した。発表によると、2011年度以前の市県民税納税通知書に同封した変更通知書について、別人の変更通知書を誤って同封していた。6月6日に当該通知書を対象者127人に発送し、8日に通知書を受け取った納税義務者から「別人の通知書が同封されている」との通報があり、発覚した。直ちに発送対象者に対して電話による確認作業を開始した。作業手順と前後の関係から、誤送付は4件と判断されるという。当該通知書には、納税者の氏名、所得金額、税額等が記載されている。市は6月15日現在、当該通知書が送付された127名に電話連絡を継続中であり、同時に誤送付した納税者に対する謝罪、および正しい通知書の送付作業を行っている。誤送付の原因は、封入時の確認を怠ったためとし、今後はチェック体制をより強化し、再発防止に努めていくとしている。
・市・県民税納税通知書(変更通知書)の誤送付について(富士見市)
http://www.city.fujimi.saitama.jp/20kurashi/07zeikin/kojin/2012-0618-1443-126.html