◎「としまアートステーション構想」事務局、3名分のメールアドレス流出
東京都豊島区は2月14日、豊島区、東京都、東京文化発信プロジェクト室、NPO法人アートネットワーク・ジャパンが実施する「としまアートステーション構想」事業の「虫をつくるワークショップ」において、案内メールを送受信する際に個人情報が流出する事故が発生したと発表した。発表によると、「としまアートステーション構想」事務局(NPO法人アートネットワーク・ジャパン)では、同ワークショップのこれまでの参加者186名のメーリングリストを作成し、2月9日午後4時19分頃に案内メールを送信。ところが設定に誤りがあったため、参加者3名からのメールがメーリングリスト登録者全員に送信され、結果、当該3名のメールアドレス等の個人情報が流出した。3名には電話で謝罪し、誤送信の対象者には謝罪のメールを送って当該メールの削除を依頼した。被害報告は受けていないという。区は、再発防止に向け、職員および共催団体に対する指導を徹底するとしている。
・「としまアートステーション構想」事業における個人情報流出事故の発生について(豊島区役所)
http://www.city.toshima.lg.jp/koho/hodo/029083.html
・「としまアートステーション構想」における個人情報流出事故の発生について(お詫び)(としまアートステーション構想)
http://www.toshima-as.jp/press.html
◎ホワイトハッカー養成学院、会員のメールアドレス、ID、パスワードが流出
ホワイトハッカー養成学院(福岡本校:福岡市博多区)は2月13日、運営するハッキング学習サイト「8946」がハッキング被害を受け、会員の情報が流出したと発表、翌14日に続報を公開した。同学院によると、13日午前2時16分にデータベースからデータがすべて抜きとられ、その後、抹消された。抜き取られた会員情報は、メールアドレス、ログインID、ログインパスワード。またその後、抜き取ったメールアドレスのリストを記載した「Your password were leaked from 8946.」という件名のメールが、会員あてに送られたという。同学院は、使用していたツール「Clipbucket」に脆弱性があったことと、データベースに第三者が接続できるようになっていたことが原因だとし、再発防止のため万全の態勢を組むとしている。
・ハッキング事件2.13のお詫びと解析結果及び解説(WhiteHackerzBlog)
http://www.whitehackerz.jp/blog/?p=1730
・ハッキングされました(WhiteHackerzBlog)
http://www.whitehackerz.jp/blog/?p=1727
◎沖縄市、業務委託の徴収員が市営住宅家賃滞納者名簿106世帯分を紛失
沖縄市は2月13日、市営住宅の家賃滞納入居者の名簿を紛失したと発表した。発表によると、2月12日午後4時頃、市と委託契約している徴収員が滞納家賃を徴収に訪問した際、滞納入居者名簿を山内市営住宅の外部階段に置き忘れた。その後、別の市営住宅で置き忘れに気づき戻ったが、すでに名簿は見当たらなかった。紛失した名簿には、安慶田、泡瀬、美里、山内各市営住宅の106世帯について、名前および部屋番号、滞納額と月数、支払い月数が記載されていた。市は該当する入居者に直接、状況報告とお詫びをした。発表日付現在、当該名簿紛失による被害等は確認されていない。市は再発防止のため、名簿の持ち出し等の管理について強化するとしている。
・沖縄市営住宅家賃滞納入居者名簿の紛失について(沖縄市)
http://www.city.okinawa.okinawa.jp/site/view/contview.jsp?cateid=132&id=11615&page=1
◎アノマリー、メールをTOで送りイベント参加者180名のメールアドレス流出
ストリートダンスのイベント「ZERO CONTEST 神奈川」を運営するアノマリー(本社:東京都目黒区)は2月12日、イベント参加者180名にメールをTOで送り、メールアドレスが流出したと発表した。同社によると、2月12日午後4時47分頃、同イベントの参加者に案内メールを送ろうとして、BCCで送るべきところ、誤ってTOで送信。180名分のメールアドレスが見える状態で送られた。担当者が注意不足により誤操作を行ったという。対象者にはメールで謝罪し、当該メールの削除を依頼した。同社は、再発防止のため作業手順の見直しを行うほか、個人情報保護に関する教育を徹底するとしている。
・メールの誤送信のご報告とお詫び(アノマリー)
http://www.anomaly.co.jp/release/news-7.html
◎経済産業調査会、メルマガ購読者のメールアドレス流出
経済産業省の外郭団体である経済産業調査会(東京本部一部:東京都中央区)は2月12日、メールが誤配信され、メールマガジン購読者のアドレスの一部が漏えいしたと発表した。同会によると、メールが誤配信されたのは2月9日から10日にかけて。CGIのテストを行った際にメールの宛先としたメールアドレスが、設定ミスにより、受け取ったメールをメールマガジンの一部購読者に転送する設定となっていた。また、この際、転送先が表示されて送られる状態となっていた。ウイルスや不正侵入の痕跡は認められなかったという。メール誤配信先には該当メールの削除を依頼している。不正利用等の事実は確認されていない。同会は、個人情報の管理と取扱いを厳格に行うとともに、メール配信時の手続きや、情報管理体制を強化するとしている。
・メール誤配信によるお客さま個人情報漏洩に関するお詫びとご報告(経済産業調査会)
http://www.chosakai.or.jp/info/owabi20130212.html
◎セルコホーム大阪支店、展示場来場者の情報90件を含むCD紛失
ハウスメーカーのセルコホーム(本社:仙台市青葉区)の大阪支店(大阪府吹田市)は2月12日、大阪府内の総合住宅展示場に来場しアンケートに答えた顧客の情報、90件が含まれるCDを紛失したと発表した。発表によると、当該展示場の運営会社では、展示場出展会社からの情報提供を望む顧客にアンケートに記入してもらい、記入されたデータをCDに格納して出展メーカー各社へ提供している。このCDは、各社でデータを取得後、運営会社に返却することになっているが、セルコホーム大阪支店は、1月4日に運営会社から受領したCDを紛失した。1月10日、運営会社からの指摘で紛失が判明。当該CDには、2012年12月17日から25日までに当該展示場でアンケートに記入した顧客の情報90件が保存されており、氏名、住所、連絡先、建設地の有無などの情報が含まれている。同支店では警察署に届け出を行い、該当の顧客に個別に事態の報告と謝罪を行っている。同支店は、従業員に対し個人情報取り扱いに関する教育を徹底するなどして、再発防止に努めるとしている。
・お客様情報の紛失について[PDF](セルコホーム大阪支店)
http://www.selcohome-osaka.jp/pdf/osirase.pdf
◎愛知教育大、教員養成課程の学生が付属校生徒の個人情報含むパソコン盗難
愛知教育大学(愛知県刈谷市)は2月12日、教員養成課程4年の学生の車が車上荒らしにあい、車内に置いていた個人情報を含むパソコンおよび印刷物が盗まれたと発表した。発表によると、車上荒らしがあったのは2月8日午後10時半頃、知立市内の駐車場だった。盗まれたパソコンには、同大附属学校の授業で生徒たちが学習内容をまとめた、授業での発表資料(1クラス40人分、生徒名のみ記載)のPDFファイル等が入っていた。現時点では、データのネット流出などは確認されていないが、今後当該クラスの生徒たちの氏名が漏えいする恐れがあるとして、同大は生徒と保護者にお詫びをしている。また今後、再発防止の徹底に全学をあげて努力するとしている。
・個人情報の漏えいに関するお知らせとお詫び[PDF](愛知教育大学)
http://www.aichi-edu.ac.jp/files/owabi_130212.pdf