◎ヤマハミュージックジャパン、個人情報含む葉書1583通を同姓同名の別人に送付
楽器等製造販売のヤマハ(本社:浜松市中区)および同社子会社のヤマハミュージックジャパン(本社:東京都港区)は4月16日、ジャパン社が運営する顧客会員組織「ヤマハフィーリングクラブ」において、顧客管理システムでの操作ミスにより、個人情報が記載された葉書1583通を同姓同名の別の顧客に誤発送したと発表した。発表によると、誤発送したのはキャッシュバック申請用の葉書で、ポイント還元金額、クレジットカード情報の一部、クレジットカード発行を申請した楽器店名が記載されている。4月11日、封筒に入れた状態で4万5956通発送し、そのうち4583通が別人用のものだった。15日に顧客からの指摘で事態が判明。対象の顧客には電話と封書で謝罪している。被害情報や不正利用の報告は入っていないという。両社は、情報管理の適正化と厳格化を徹底するとしている。
・個人情報の一部を記載した葉書の誤発送に関するお知らせとお詫び[PDF](ヤマハ)
http://jp.yamaha.com/news_release/2014/pdf/1404160101.pdf
・個人情報の一部を記載した葉書の誤発送に関するお知らせとお詫び(ヤマハミュージックジャパン)
http://www.yamaha.co.jp/fc/20140416.html
◎NPO法人のメール共有サービス設定に不備、群馬県から送った名簿が閲覧可能に
群馬県は4月16日、グリーン・ツーリズム関係のNPO法人に送信した名簿が、当該NPOの電子メール共有サービス設定に不備があったことから、誰でも閲覧可能な状態になっていたと発表した。県によると、閲覧可能となっていたのはグリーン・ツーリズム推進協力者29名分の名簿で、氏名、ふりがな、住所、電話番号、メールアドレス、所属団体、職業等の情報が含まれている。県では当該NPOからの要望により3月24日、個人情報の提供に同意している推進協力者の名簿をメールに添付して送信。4月15日、地方公共団体情報システム機構から県に対し、個人情報が一般公開となっていると指摘があり、県ではNPOに連絡。名簿は同日、非公開設定とされた。該当者には連絡をとり、謝罪している。被害は確認されていない。県は、情報提供にあたって、電子メール共有サービスの設定確認を怠ったこと、ファイルにパスワードを設定しなかったことが事案発生の原因であるとし、再発防止のため、職員に対し県の情報セキュリティポリシーを遵守するよう徹底するとしている。
・電子メール共有サービスへの県民の個人情報の掲載について(農村整備課)(群馬県
http://www.pref.gunma.jp/houdou/f3700035.html
◎鳥取県立厚生病院、患者12名の個人情報含むUSBメモリーを紛失
鳥取県立厚生病院(鳥取県倉吉市)は4月16日、患者の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。報道によると、同院の看護師が、過去2年間に同院でカテーテル挿入手術をした50~90代の患者12名の情報をUSBメモリーに保存し、控室で保管していた。3月23日に別の部屋で使用し、同28日に紛失に気付いた。USBメモリーには、患者の氏名、年齢、病名などが記録されていた。同院は4月15日に患者と家族に謝罪した。県は原則として私物のUSBメモリーの使用を禁じ、情報管理を徹底するとしている。
・鳥取県立厚生病院
http://www.pref.tottori.lg.jp/kouseibyouin/
◎高槻市立幼稚園、園児の写真データ含むSDカード紛失
大阪府高槻市は4月15日、市立幼稚園において、園児の写真データが含まれるSDカードを紛失したと発表した。市によると、SDカードには園の行事で撮影した園児の写真や、卒園式のアルバム製作用に撮影した卒園児の写真のデータが保存されている。4月11日に写真を撮ろうとして、カードがないことに気付いた。園では3月24日、卒園式のアルバム用に撮影した卒園児2名の写真データを、すでに別の写真データが入っていた当該SDカードへ追加して、アルバムを手掛ける写真業者へ渡した。アルバムは3月末に完成したが、SDカードのその後の所在が確認できず、写真業者と市の双方で探しているという。二次的な被害などは確認されてない。市では4月14日、関係する在園児や卒園児の保護者に連絡をとり、経過報告と謝罪、および二次被害を受けた場合の連絡を依頼した。再発防止のため、今後、受け渡しに不必要な個人情報は事前に整理して施設の外に出さない措置を講じるとともに、管理手法を見直して再発防止に努めるという。
・市立幼稚園の電子記録媒体(SDカード)の紛失について[PDF](高槻市)
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/11/h260415houdo.pdf
◎ミサワ、フィリピンで個人情報含むパソコンと携帯電話盗難
インテリアショップunicoの運営等を行うミサワ(本社:東京都目黒区)は4月15日、フィリピン共和国パシッグ市内において、個人情報が含まれる会社所有のノートパソコンや携帯電話を盗まれたと発表した。同社によると、現地時間で4月11日午後8時30分頃、出張中の同社社員がこれらの入った鞄を盗まれた。パソコンには、海外採用での面接予定者7名分の個人情報および、取引先等の氏名、電話番号、メールアドレスを含む過去3年分のメールデータが保存されている。携帯電話には、約50名分の氏名と電話番号が登録されている。パソコンにはセキュリティシステムが搭載されており、携帯電話にはパスワードが設定され、利用停止措置も取っているため、これらに含まれる個人情報を不正利用することは困難だという。情報が漏えいした事実や不正利用等の二次被害の事実は確認されていない。該当する取引先には報告と謝罪を行う。同社は、情報の管理と運用を見直し、役員および社員への教育を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・PCおよび携帯電話盗難事故による個人情報紛失のお詫びとお知らせ[PDF](ミサワ)
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1139490
◎諏訪圏域障害者総合支援センター、個人情報含むHDD紛失
長野県諏訪市と諏訪市社会福祉協議会は4月14日、市から指定を受けて同社会福祉協議会が運営する、諏訪圏域障害者総合支援センター「オアシス」において、個人情報が記載されたハードディスクを紛失したと発表した。発表によると、ハードディスクには同施設利用者の相談内容等が含まれている。情報紛失による被害は確認されていない。該当者には通知および訪問等により、個別に謝罪している。市と同協議会は、個人情報の取り扱いについての職員教育並びに管理体制の強化に努め、再発防止に取り組んでいくとしている。
・諏訪圏域障害者総合支援センター「オアシス」利用者の個人情報の紛失についてお詫び(諏訪市)
http://www.city.suwa.lg.jp/www/service/detail.jsp?id=6014
・諏訪圏域障害者総合支援センター「オアシス」利用者の個人情報の紛失についてのお詫び(諏訪市社会福祉協議会/オアシス)
http://www.suwacity-shakyo.or.jp/blog/?p=2786
◎鳥取市、メールをTOで送りメルアド185件流出
鳥取市は4月14日、都市企画課において、2013年度の公共工事に係る雇用創出数を複数の事業者に一括してメールで照会した際、BCCで送るべきところをTOで送ったため、メールアドレスが他の受信者に見える状態となったと発表した。市によると、4月14日午前9時40分から同45分にかけて、185件のメールを送った。受信者からの指摘で事態が判明し、市ではすみやかに全送信者にメールを送って謝罪し、当該メールの削除を依頼した。市は再発防止のため、個人情報保護の意識を徹底し、複数メールの送信時には複数の職員で確認するよう徹底するとしている、
・メールアドレスの流出について(鳥取市)
http://houdou.city.tottori.lg.jp/dd.aspx?itemid=4964
◎北海道、メール送信時のミスで意見提出者196名のメルアド流出
北海道環境生活部環境局 生物多様性保全課は4月12日、意見提出者196名のメールアドレスが流出したと発表した。同課によると、1月8日から2月7日にかけて実施した「『外来種対策基本方針(素案)』に対する意見募集」について、ホームページに結果を公表した旨、意見提出者へメールで連絡した際に、全員のメールアドレスが分かる状態でメールを送信した。同課は、再発防止のため、特に発信時においては複数名で確認を行うなど、メールの取り扱いに細心の注意を払うとしている。
・【お詫び】ご意見提出者のメールアドレスの情報流出について[PDF](北海道)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/file.jsp?id=712339