◎ダッツ、元社員が顧客情報持ち出しDM送付
バイク販売のダッツ(浜松市西区)は5月16日、元社員が不正に顧客情報を他企業に持ち出したと発表した。同社によると、顧客の一部に元社員からDMが送付されたことが確認されている。同社では元社員に詳しく事情を確認し、DM送付の停止と持ち出された個人情報の削除を行った。該当の顧客には個別に謝罪し、今後の対応について報告する。再発防止のため今後、個人情報の管理体制を強化し、社外への持ち出しを厳重に管理、統制するという。
・元社員による不正な個人情報の持ち出しのお詫びとご報告(ダッツ)
http://www.datz-bmw.jp/whatnew/%e5%85%83%e7%a4%be%e5%93%a1%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e4%b8%8d%e6%ad%a3%e3%81%aa%e5%80%8b%e4%ba%ba%e6%83%85%e5%a0%b1%e3%81%ae%e6%8c%81%e3%81%a1%e5%87%ba%e3%81%97%e3%81%ae%e3%81%8a%e8%a9%ab%e3%81%b3/
◎東京システムハウス、ゴルフ予約システムが不正アクセス受けメルアド流出
ソフトウェア開発などを行う東京システムハウス(本社:東京都品川区)は5月16日、同社のゴルフWeb予約システムサーバーが不正アクセスを受け、利用者のメールアドレスが最大で1万7790件流出した可能性があると発表した。同社によると、流出したのはメールアドレスのみで、氏名、住所、クレジットカード情報等の流出は確認されていない。該当のメールアドレスに対し、ゴルフコース名をかたった架空請求メールが送付されていることが分かっている。メールの内容は支払額が違う、予約の件について決済情報を確認してほしいといったもので、同社ではこうしたメールを受け取った場合は、確認用とされているURLにアクセスしたり添付ファイルを開いたりしないように呼びかけている。警察に被害届を提出済みで、プログラム対応と安全確認は完了しているという。
・当社ゴルフWeb予約システム不正アクセス被害のご報告(東京システムハウス)
http://www.tsh-world.co.jp/news/n20140516.html
◎パナソニックセンター東京、問合せへの返信メールで顧客の個人情報を誤開示
総合エレクトロニクスメーカーのパナソニック(本社:大阪府門真市)は5月16日、運営するパナソニックセンター東京(東京都江東区)において、顧客の電話番号・メールアドレスを漏えいする事故があったと発表した。同社によると、同日、パナソニックセンター東京のホームページの問合わせ用フォームから質問をした顧客に、同社社員が返信メールを送信した。その際、当該顧客の電話番号と250名の顧客のメールアドレスが、相互に開示される状態で送信してしまった。該当顧客には同日、メールで事情説明とお詫びをした。同社は今後、緊急対策を講じるとともに、恒久対策として管理・チェック機能強化、個人情報管理についての教育徹底などに努め、再発防止に全力を挙げるとしている。
・電話番号・メールアドレス開示に関するお詫びとご報告(パナソニック)
http://panasonic.co.jp/center/tokyo/information.html
◎URコミュニティ、個人情報153名分含む業務用携帯電話を一時紛失
都市再生機構(UR都市機構、本社:横浜市中区)から団地管理業務を受託しているURコミュニティ(本社:東京都千代田区)は5月15日、個人情報が含まれる業務用携帯電話を一時紛失していたと発表した。同社によると、同社社員が4月16日、当該携帯電話の紛失に気付いた。紛失発覚後、直ちに携帯電話事業者に依頼して回線利用を停止し、管轄の警察署に遺失物届を提出。その後、4月28日になって、当該社員が通勤に利用する路線沿いで当該携帯電話を拾った人から連絡があり、同日、回収した。携帯電話には、工事業者の担当者等の氏名と電話番号が138名分と、業務上の連絡メールに記載された顧客の氏名と住戸番号等15名分が保存されていた。該当者には事実経緯の説明と謝罪を行っている。情報が外部に流出した事実は確認されていない。同社は、業務用携帯電話の取扱い状況について緊急点検を実施するとともに、紛失防止用ホルダーを利用するなど再発防止策の徹底を図るとしている。
・業務用携帯電話の一時紛失による個人情報流出の可能性について[PDF](URコミュニティ)
http://www.ur-cm.co.jp/company/news/g2rr320000001e4b-att/260515.pdf
・業務用携帯電話の一時紛失による個人情報流出の可能性について[PDF](UR都市機構)
http://www.ur-net.go.jp/privacy/pdf/ur2014_0514_privacy.pdf
◎松原市、ホームページの「問い合わせ」画面から送信された情報1426件が閲覧可能に
大阪府松原市は5月15日、インターネット上で特定のURLを入力すると、市ホームページの「お問い合わせ」画面から送信された情報が閲覧可能な状態になっていたと発表した。市によると、事態が判明したのは5月13日。ホームページシステムを管理している契約業者が調査したところ、過去6年間に1514件の問い合わせがあったうち、1426件の個人情報が今年1月15日以降、閲覧可能な状態になっていたことがわかった。ホームページのシステムを更新した際、契約業者によるアクセス制限の設定が不完全だったことが原因。情報が悪用されたとの報告はない。市は、今後、情報管理体制の徹底を図り、再発防止に努めていくという。
・個人情報がインターネット上で閲覧可能な状態になっていた事案に対するお詫び(松原市)
http://www.city.matsubara.osaka.jp/news/index.cfm/detail.1.48866.html
◎中部テレコミュニケーション、顧客情報25件含む書類紛失
中部電力グループのプロバイダー、中部テレコミュニケーション(本社:名古屋市中区)は5月15日、愛知県半田市内の同社工事会社敷地内において、「コミュファ光」の顧客情報が記載された工事関連書類を紛失したと発表した。同社によると、5月4日午前7時10分頃、工事車両内に置いていた当該書類がなくなっていることが分かった。書類には、顧客の氏名、住所、電話番号、お客さまID、メールアドレスが25件記載されている。盗難の可能性が高く、半田警察署に被害届を提出済み。該当の顧客には、個別に経緯の説明と謝罪を行った。情報の不正使用等の事実は確認されていない。同社は再発防止のため、個人情報が記載された書類を社外に持ち出す場合は常時携行するよう注意喚起を行うなど、顧客情報の厳重管理に関し指導を徹底するとしている。
・お客さま情報の紛失に関するお詫び(中部テレコミュニケーション)
http://www.ctc.co.jp/info/20140515.html
◎リンガーハット、キャンペーン応募者の個人情報がネット上で閲覧可能に
外食チェーン運営のリンガーハット(本社:東京都品川区)は5月14日、同9日から「長崎ちゃんぽんリンガーハット」のホームページで実施したキャンペーン「べじたま様を探せ!」に応募した人の個人情報が、ネット上で閲覧可能になっていたと発表した。同社によると、5月7日午前9時50分から9日午後3時24分までの間、応募者の氏名、年代、住所、電話番号が閲覧可能となっていた。9日、応募者から指摘があり、調査を行ったところ、当該情報がネット上で閲覧可能なサーバーに置かれていたことが判明。該当ページへの外部からのアクセスは、指摘を行った顧客からの1件のみだった。情報が閲覧可能だった顧客には文書で謝罪している。個人情報の不正使用の問い合わせは受けていない。同社は、再発防止のため、個人情報保護および情報セキュリティ管理体制の強化や、業務委託先の選定基準と管理の厳格化を進めるとしている。また、所轄官庁への報告と相談を継続的に実施するという。
・個人情報閲覧の可能性に関するお詫びとお知らせ(リンガーハット)
http://www.ringerhut.co.jp/news/2014/20140514_1/
◎タケエイ、子会社社員の個人パソコンから個人情報含む業務情報流出のおそれ
環境ソリューション事業のタケエイ(本社:東京都港区)は5月12日 、子会社である環境保全(本社:青森県平川市)の社員のパソコンから個人情報を含む業務情報がネットワーク上に流出した可能性があると発表した。同社によると、当該社員が自宅で作業を行うため、社内規定では持ち出しが禁止されている業務情報を個人所有の小型記憶媒体に書き出して自宅に持ち帰り、個人所有のパソコンへ接続した。このパソコンがウイルスに感染し、持ち出した情報が流出する可能性があることを同日、確認したという。流出のおそれがある情報は、作業中の業務データ、社内連絡文書、子会社社員の個人連絡先(一部顧客情報を含む)。同社は今後、小型記憶媒体の使用制限の徹底および定期的確認、情報管理に関する社内教育の再実施と徹底を行い、再発防止に取り組んでいくとしている。
・当社子会社社員の個人所有パソコンからの業務情報流出の可能性について[PDF](タケエイ)
http://ir.takeei.co.jp/html/pdf/prs20140512.pdf
◎三重県大台町立中学、生徒らの個人情報652人分含むUSBメモリー10本が盗難
三重県大台町教育委員会は5月12日、県内の中学校の生徒と卒業生の個人情報652人分を含むUSBメモリーが盗まれたと発表した。同日付の報道によると、9日午後5時半~8時半頃、大台町協和中学の教諭の車が駐車場で車上荒らしにあい、USBメモリー10本が入った鞄が盗まれた。
同教諭は、1998年度に明和町明和中学、2006年度に多気町勢和中学、2007~2010年度に大台町宮川中学、2011~2013年度に協和中学に勤務しており、この4校の生徒情報、卒業生情報を個人のUSBメモリーにコピーしていた。進路指導担当で家でも仕事をしており、卒業生の記録は進路指導の参考に使っていたという。生徒の個人情報を持ち出すには校長の許可が必要だが、同教諭は許可を得ていなかった。個人情報が悪用された被害は確認されていない。
・三重県大台町教委
http://www.odaitown.jp/soshiki/honcho/kyoikuiinkai/